ラジオ番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)番組イベント『ダレハナ夏祭り 2025~ザワザワサマー~』が8月16日に東京・大田区民ホール・アプリコで開催。番組パーソナリティの山崎怜奈をはじめ、ダウ90000、花澤香菜、菅井友香、遠山大輔、潮紗理菜がゲストとなり、観客たちと一緒に盛り上がった。
会場が暗くなり『花火』(aiko)が流れると、空気が期待に包まれ、ステージに山崎怜奈さんご本人が登場しました。そのままステージを歩きながら歌唱し、「『ダレハナ夏祭り2025~ザワザワサマー~』へようこそー!こんにちは、山崎怜奈でーす!!」と観客の皆さんに向かって挨拶しました。
イベントが始まると早速、山崎さんが一人目のゲストを紹介。『渚にまつわるエトセトラ』(PUFFY)を歌いながら、花澤香菜さんが登場しました。初回のダレハナ夏祭りにも参加していた花澤さんは、その時よりも集まった多くの人に「すごいね~!」と感嘆していました。
続いて、二人目のゲスト・菅井友香さんが『危なっかしい計画』(欅坂46)を歌いながら登場すると、観客はタオルを回しながら迎えます。菅井さんは「なんて温かい方たちなんだろうって嬉しかったです!ありがとうございます!」と嬉しそうに話しました。
次に登場したのは、ダウ 90000 の皆さん。『学園天国』(フィンガー5)とともに登場します。蓮見さんは「ちゃんと歌ってた?リハ-サルの時からあんま歌ってなかったでしょ?」と山崎さんからツッコまれる場面もありましたが、「歌ってたわ!」と返し、早速軽快な掛け合いを見せました。
この日集まった観客の皆さんは温かい拍手で迎え、アットホームな雰囲気の中、イベントがスタートしました。
<ザワザワ!ラジオごっこ>
ゲストの皆さんがそれぞれラジオパーソナリティーをしていることにちなみ、架空のラジオ番組を作るコーナーがスタートしました。昼のワイド番組、夜の学生向け番組の2パターンの台本が用意されており、それぞれに含まれるコーナーや、番組中にやらなければならないことをクリアしながら、タイムキープにも気を配りつつ、くじびきで選ばれたメンバーが8分間のラジオを制作します。
昼のワイド番組は、下記メンバー・内容に決定しました。
・番組名:菅井友香の誰かに話したかったこと。
・役割、メンバー:
「パーソナリティー」(菅井友香)
「アシスタント」(ダウ 90000 上原佑太)
「ディレクター」(ダウ 90000 蓮見翔)
「中継レポーター」(ダウ 90000 飯原僚也)
「ショッピングキャスター」(花澤香菜)
「ゲスト」(山崎怜奈)
「交通情報センターの人」(ダウ 90000 吉原怜那)
オープニングトークでは、パーソナリティーの菅井さんが「夏はどうお過ごしですか?」
と質問すると、アシスタントの上原さんは「雪だるまに羽子板にお餅に…」と回答。「季節がごちゃまぜじゃないですか~!」と台本をそのまま読んだかのようなツッコミを入れ、軽快(?)なトークで番組をスタートさせました。
中継コーナーでは飯原さんがダレハナ商店街に来ていた園田さんにインタビュー。気になるニュースについて質問すると、園田さんは友人のエピソードを紹介。蒲田で飲んでいた際におじさんとぶつかり、「お前、二度と蒲田来れなくしてやるからな」と言われたそう。菅井さんは「怖いですね~」とあっさりまとめ、中継コーナーをさらりと終了しました。
続くラジオショッピングのコーナーでは、篠原ともえさんの声真似をしながら花澤さんがダレハナ夏祭りのグッズを紹介!T シャツのサイズの説明でドリンクサイズの呼び方をするなど、小ボケをいくつも挟んで笑いを誘います。
ゲストトークでは山崎さんが最近ハマっていることとして「プロレス」を挙げ、意外な趣味に周囲は驚いていました。
おなじみのメロディが鳴り、吉原さんが交通情報センターからのお知らせを滝川クリステルさんの声真似をしながら伝えます。内容はあらゆるジャンクションや道路が封鎖・通行止めになっているというはちゃめちゃなもので、終始、蓮見さんのツッコミが止まりませんでした。
全体的にバタバタしたものの、なんとかエンディングまで進行すると、菅井さんが「最後はこの曲を聴きながらのお別れとなります。乃木坂46で、ガールズルール!」と曲を紹介しました。
すると、歌いながら『JA 全農 COUNTDOWN JAPAN』の生放送終わりの遠山大輔さん・潮紗理菜さんが登場!途中からは山崎さん・菅井さんも歌唱に加わり、3坂道のOGが揃うというレアな場面も見られました。
坂道グループの私物タオルを持って登場した遠山さんでしたが、潮さんのタオルは持っていなかった様子。不満げな潮さんに攻撃されるという寸劇をやりつつ、最後は急に振り向いて「そんな二人がお送りする『JA 全農 COUNTDOWN JAPAN』、聴いてね!」と息の合った宣伝で締めくくり、あまりのぴったりさに会場を笑わせました。
ここからは遠山さん・潮さんも参加して、夜の学生向け番組にチャレンジ。番組名やメンバーは下記に決定しました。
・番組名:HIGH SCHOOL OF JAZZ
・役割、メンバー
「パーソナティーA」(ダウ 90000 園田祥太)
「パーソナリティーB」(潮紗理菜)
「ディレクター」(グランジ 遠山大輔)
「プロデューサー」(ダウ 90000 忽那文香)
「リスナーA」(ダウ 90000 道上珠妃)
「リスナーB」(ダウ 90000 中島百依子)
パーソナリティー役の園田さんと潮さんが挨拶して番組がスタート。オープニングトークでいきなりギスギスしてしまった二人に、遠山さんが思わず「CM!!」と叫び、忽那さんがパーソナリティの汗を拭ってあげる、クスッと笑えるやり取りを見せました。
悩み相談コーナーではリスナーの道上さん、中島さんから電話がかかってきます。道上さんからは自分に内緒で友人が自分の好きな人と付き合っていたという相談があり、園田さんは「心のビンタをしよう」という急なアドバイスが。中島さんは好きな人に爪が汚いと言われたと泣きながら話しますが、潮さんが「そんなところまで見ているということは好きだよ!汚いのが好きな人もいるから!」と斜め上からの励ましをしました。
エンディングでは園田さんが「最後に、今悩みを抱えているリスナーのみんなに、この曲を送ります。」と話すと、『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』(アンジェラ・アキ)が流れ、はちゃめちゃな番組をしっとりと締めくくりました。
『ダレハナ』を中心に普段からラジオを聴いているリスナーが集まっている会場では、どちらの番組も好評だったようで、温かい拍手の中、「ザワザワ!ラジオごっこ」は幕を下ろしました。
<ダウ 90000 コント>
山崎さんは「(ダレハナ夏祭りが)3回目にもなるとゲストにこんな稼働をさせるようになるのか…ありがたい!」と感謝を述べながら紹介し、ダウ90000によるコントがスタート。
『タイタニック』の雑学で盛り上がった男たちが解散した後にそれぞれのガールフレンドに同じ話を披露すると、なんとヨリを戻すことに成功したり、良い雰囲気になれたり…!?という内容で、最後は失敗するオチに会場から笑い声が上がりました。
コント終了後、山崎さん・菅井さん・花澤さん・潮さんは「面白かった~!」と言いながらステージに再登場。花澤さんは特に楽しんだようで、園田さんの動きや上原さんのネタが面白かったと話しました。
<ダレハナ出題王スーパー!>
ここからは、ダレハナ・水曜日のレギュラーコーナー「ダレハナ出題王」の夏祭りスペシャルバージョンを実施しました。会場のリスナーが事前に投函した超個人的クイズを、ゲストが出題・回答していくというものです。
出題者の山崎さんが「今リュックの中に入っている物は何でしょうか?」というリスナーからの個人的クイズ問題を読み上げると、会場にいる出題者のリスナーから「趣味の物」「運動系」「オリンピック競技」というヒントが与えられます。「クレーン射撃」「砲丸投げ」など攻めた回答も飛び出しましたが、いずれも不正解。
正解は「卓球のラケット」で、見事菅井さんが正解しました。昨日卓球をしてそのまま夜行バスで仙台からやってきたというリスナーに、山崎さんも今日現地へ足を運んでくれた感謝を述べました。
あっという間に最終問題になりました。最終問題はリスナーから募集した問題ではなく、お題のような形式で出題され、ステージ上のキャストが自由に答えた中から現地会場のリスナーの拍手が一番大きかったものに決まります。
問題が「「たまやー」「かぎやー」にかわる、花火が上がったときの新しい掛け声は?」と表示されると、一番最初に道上さんは「俺や!」と回答。続く蓮見さんは「チャーハンの友だち」と答え、先ほど間違えて「チャーハンについてくるスープの名前は?」と例題を読み上げてしまった山崎さんをイジります。
花澤さんは「消滅しろ!転売ヤーーー!!」と叫ぶと、会場からは大きなリアクションが。山崎さんからも「絶対何かあったー!」と思わずツッコミを入れます。
他の面々も次々と回答していくと、途中からは大喜利の流れに。会場のウケを取ったり、スベったりしながら、続けて遠山さんが言おうとすると、後ろの面々が一斉にガヤを入れうるさくて答えられない…!というくだりが数回続きます。そして「~~~いや、団体のお笑い芸!!」とツッコむ、ダウ90000と遠山さんの息ぴったりな場面も。
大喜利の流れになったことでクイズの正解者は特に決まりませんでしたが、会場は終始笑い声と拍手に包まれていました。ステージのパーソナリティーたちと会場のリスナーの距離がぐっと縮まった時間でした。
<明治ミルクチョコレート presents e.m.o リクエスト!>
イベントもいよいよ大詰め。ダレハナ・火曜日のレギュラーコーナー「明治ミルクチョコレート presents e.m.o リクエスト!」の夏祭りスペシャルバージョンでは、事前にリスナーから募ったリクエストの結果を「夏 e.m.o ソング・リクエスト~ザワザワ BEST5」として発表します。
第5~2位までの順位は下記のとおり発表されました。
第5位 『青と夏』(Mrs.Green Apple)
第4位 『Hot Limit』(TM Revolution)
第3位 『打上花火』(DAOKO×米津玄師)
第2位 『夏祭り』(Whiteberry)
『打上花火』が発表されたときは、花澤さんが「実は主題歌の映画に出演していたんで
す」と声優ならではのエピソードも飛び出しました。
栄えある第1位は、『夏色』(ゆず)!
リクエストしたリスナーからのメッセージもいくつか紹介されました。誰でも歌うことができる歌詞のインパクトとリズム感が大好きです、というメッセージから、最後はステージ上のキャストと会場の全員で歌って締めることに。
全員で音楽に乗りながら大合唱し、「明治ミルクチョコレート presents e.m.o リクエスト!」のコーナーを終了しました。
<エンディング>
山崎さんが「『ダレハナ夏祭り』そろそろお別れの時間となりました」と告げると、今日の感想をゲストの皆さんに尋ねました。
花澤さんは「開演前、怜奈ちゃんがすごく緊張してて、私の背中にぴとってくっついてくれてて、このままでもいいかなって思ったんだけど~」と可愛らしいエピソードを紹介しつつ、「無事めちゃくちゃ楽しい会でしたね。」と優しく話します。
ダウ90000の皆さんはこれまで面と向かってのやり取りはあまりなかった山崎さんと仲良くなれた喜びや、今日の楽しさをそれぞれコメント。蓮見さんは「今年夏祭り一個も行っていなかったのですごく楽しかったです。昨日我々キングオブコント負けて、負けてすぐの仕事がこれです!」とこぼれ話を交えて感想を述べると、会場から大きな拍手と笑いが起こりました。
遠山さんは「僕は去年も参加させていただいていて、去年も楽しかったんですがそれを上回るくらい今年も楽しくて。今年居なかったアンジェリーナ 1/3 もね…アンジーありがとう!!!」と叫び、山崎さんから「アンジーまだ死んでないから!!」とツッコまれ、最後まで会場を笑わせていました。
潮さんは「緊張してたんですけれど、多方面の偉大な先輩方にたくさん学ばせていただき、たくさん笑わせていただきました。そして何より、怜奈さんが本当にすごい方なんだっていうのと、リスナーの皆さんの温かさを感じて、今日の体験を誰かに話そうって思ってます!」と『ダレハナ』にかけた完璧なコメントでまとめます。
最後に尋ねられた菅井さんは、「れなちのかっこよさと会場の皆さんの温かさに、なんて素敵なラジオなんだろうと思いました。そして改めて皆さん面白すぎて、私も皆さんを見習いたいなと思いました!」とお笑いに前向きなコメント。山崎さんから「あなた女優だよね?」とツッコまれつつも、笑顔でイベントの楽しさを述べました。
最後に会場にいるリスナーの皆さんと記念撮影を行い、ゲストの皆さんがそれぞれ出演するラジオ番組の紹介がありました。『蓮見翔の AuDee CONNECT』では、再来週のスペシャルウィークで山崎さんがゲスト出演する予定です。
山崎さんは改めて今日のイベントを振り返り、「座長のイベントってこの番組の中だと3回目で、これだけ多くのお客さんに来ていただけることも本当にうれしく思いますし、最初の歌で登場するのは乃木坂にいた頃よりも声がひっくり返りそうになるんですけれども、こうして温かい皆さんにお話を聞いていただいて盛り上がることができて、本当に優しいリスナーさんに支えられて放送できているんだなと実感します。ダレハナは今年の10月で丸5年、そして6年目を走り始めます!23歳の時に始めた番組が自分も28歳になって、同世代の仲間もできたりだとか、頼れる先輩に出会えて可愛い後輩にも出会えて、引き続きたくさんのリスナーの皆さんやゲストの皆さん、スタッフの皆さんに支えていただきながら、今後も頑張ります。」と感謝と意気込みを述べました。
続けて「リスナー感謝祭が10月にあるので、そちらも日々の放送をお聞き逃しなく、参加していただけますと幸いです。みなさん、本日は本当にありがとうございましたー!また来週ー!」と大きな声で感謝を伝えると、温かい拍手に包まれながらステージを後にし、イベントが終了しました。