俳優・田中圭主演で6月29日にWOWOWで放送・配信となった「ドラマW 三谷幸喜『おい、太宰』」。本作が7月11日より「三谷幸喜『おい、太宰』劇場版」として全国劇場公開を予定していることが6月30日に発表となった。
三谷幸喜氏のオリジナル脚本で自ら監督を務める“完全ワンシーンワンカットドラマ”。2011年11月にWOWOWで放送された山道に迷い込んだ夫婦を描いた『short cut』。2013年12月に放送された空港を舞台に大騒動を巻き起こす『大空港2013』。そして、昨年秋に撮影された第3弾の本作となる。今作の舞台は「海」。海辺を舞台に、太宰治を敬愛する平凡な男・小室健作(田中)が太宰治(松山ケンイチ)の恋人のトミ子(小池栄子)に一目惚れしたことから、心中を引き止めるために奮闘するというタイムスリップコメディ。
足場の悪い浜辺、ドローン撮影など様々なハードルがある中、約100分間一度もカメラが止まらないという極限の緊張感の中で撮影されたもの。
劇場版となった本作では特別映像「もう一つのエンディング」を映画館限定で楽しめることが特徴。物語の続きが垣間見え、時空を超えた貴重なシーンが。
さらに、三谷幸喜氏、田中、小池、宮澤エマによる副音声上映を公開日から全国の上映映画館の全上映回にて実施されるとも。三谷監督らと一緒に本作を見ているような感覚で、思わずクスっと笑ってしまうドタバタ撮影秘話や緊迫のワンカット撮影を乗り切ったからこその心温まるエピソードも披露しているという。
今回の発表にあわせ三谷氏から「100分にもおよぶワンシーンワンカット長回しで、いまだかつてない斬新な作品になっています。劇場の大きなスクリーンで見ていただきたいと思いますし、なんと劇場版では特別映像も付いています。ぜひご覧ください!」と、メッセージを寄せている。
「三谷幸喜『おい、太宰』劇場版」は7月11日より全国約170の映画館にて上映予定!
■予告編
https://youtu.be/Zzkhz6xFrh4
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※記事内画像は(c)WOWOW