大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨によるグローバルボーイズグループ『JO1』が8月3日にアメリカ・ロサンゼルスのLA Convention Center/Crypto.com Arenaで開催された『KCON LA 2025』に出演した。
この日まで、LA市内のカフェでPOP UPイベントを実施したほか、ロサンゼルスのラジオ局KIIS FMのトークライブイベントにも出演するなど、現地ファンとの交流を積極的に敢行。そしてイベント当日は、2年ぶりに『KCON LA 2025』に出演。「MEET&GREET」や「RED CARPET」などの交流イベントでは穏やかな表情を見せながら、自然体で仲の良さが伝わる雰囲気でファンとの時間を楽しんでいた。
ライブ会場のメインステージである『M COUNTDOWN STAGE』では、ホワイトを基調に、エレガントでありながら軽やかさと重厚感が共存した衣装をまとったJO1が登場。4月にリリースし、ロングヒット中の『BE CLASSIC(English ver.) 』を披露。MCでは、英語でデビュー5周年への想いを語り、さらにアメリカならではの“雄叫び”スタイルの歓声を会場に呼びかけ、JO1も一緒に叫び盛り上げた。
続く、『Love seeker(Korean ver.)』では、ハートをまじえた振り付けで、エネルギッシュなステージを展開し、客席に明るいパワーを届けた。
ショーが終盤に差し掛かり、これまでの装いから一転、赤で統一された艶やかなシャツに、本家をリスペクトしたカマーバンド
をあしらったJO1が再登場。SEVENTEENの名曲『毒:Fear』のカバーパフォーマンスが幕を開けた。この曲は2019年にリリースされ、SEVENTEENが“成熟”と“葛藤”を表現した楽曲で、内面の闇を美しく昇華したダークコンセプトで芸術的な完成度を誇る一曲。JO1は2年前の「KCON LA 2023」でも、SEVENTEENの「孫悟空(Super)」をカバーし、圧倒的なコンセプト消化力と会場をのみこむような気迫あふれるパフォーマンスで大反響を呼んでいる。今回もJO1がSEVENTEENをカバーするとあって、JAM(ファンネーム)だけでなく、会場に集まったK-POPファンの注目と期待が集まる。
金城碧海の“毒”をのむような仕草からパフォーマンスが始まると、美しいラインと緊張感のある動き、そして鋭い表情で、瞬く間に楽曲の世界観へと観客を引き込む。抑圧された感情がじわじわと溢れ出すようなセクシーな振り付けを、全身を使ってドラマティックに表現。河野純喜の突き抜けるようなハイトーンが響き渡り、ステージの熱量をさらに高める。中毒性の高いサビの振り付けでは、胸を押さえる動作や首筋をなぞるような仕草が印象的で、視線を釘付けに。大平祥生のささやくような歌声、川西拓実のしなやかで妖艶なコンテンポラリースタイルのパフォーマンスも加わり、JO1は原曲の物語を忠実にたどりながらも、自分たちらしい解釈で新たな“毒”を表現しました。会場からは、割れんばかりの歓声と指笛が鳴り響き、『JO1』のパフォーマンスを称賛していた。
『JO1』は明日も「KCON LA 2025」のARTIST STAGEに出演し、より近い距離でパフォーマンスを披露予定となっている。
※記事内画像は(c)LAPONE ENTERTAINMENT