人気デュオ『DOMOTO』堂本光一主演で2023年10月から2024年2月にかけて上演されたミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』。本作が2026年3月から6月にかけて堂本主演で再演されることが8月10日に発表となった。
作家ロアルド・ダールの児童文学のベストセラー『チョコレート工場の秘密』が原作。世界の子供達に愛されるウォンカ・チョコレートを生産しているウィリー・ウォンカ(堂本)の工場が舞台。製作工程は秘密となっていた工場で、工場に招かれた5人の子供とその家族の驚くべき体験を描いた作品。これまで2度の映画化がされているが、小説を原作にしたミュージカル版は2023年に堂本が演じたものが日本版初演となった。
共演者も発表され、ゴールデンチケットを引き当て、チョコレート工場で驚くべき体験をする少年、チャーリーの母で、夫を亡くし貧しくも家族を必死で支えるバケット夫人役に観月ありさ。チャーリーと共にチョコレート工場に足を踏み入れる子供達の保護者として、肥満児オーガスタスの母親で、バイエルンで肉屋を営む、グループ夫人役に鈴木ほのか。
何でも1番でないと気が済まない娘バイオレットの父親・ボーレガード氏役に芋洗坂係長。ロシアの富豪のわがまま娘ベルーカの父親・ソルト氏に岸祐二。コンピューターオタクで引きこもりのマイクの母親・ティービー夫人役に彩吹真央。ウォンカの工場で働いていた経験を持ち、チャーリーの夢を叶えさせてやりたいと願っているチャーリーの祖父、ジョーじいちゃん役に小堺一機がキャスティングされている。
また、クリエイティブスタッフも2023年版と同じく、日本版翻訳・演出ウォーリー木下氏、訳詞を森雪之丞氏、振付をYOSHIE氏/松田尚子氏、アートディレクションを増田セバスチャン氏が担当することもアナウンスされた。
今回の再演の発表を受けて堂本、観月、小堺、演出のウォーリー氏からそれぞれコメントが寄せられた。
◯堂本光一
堂本光一です。
『チャーリーとチョコレート工場』、オープニング公演は2026年3月27日から31日まで、
ウェスタ川越、そして4月7日から29日まで日生劇場で公演を行います。
世界中色々なところで公演が行われている『チャーリーとチョコレート工場』ですが、僕としては日本の『チャーリーとチョコレート工場』が一番じゃないかと・・・!
あまり自分が出ている作品でこういう言い方をすることはないのですけど、自信を持ってお送りしたいなと思っております。
自分としては日生劇場という場所も、本当に久しぶりです。
ずっと『SHOCK』を帝国劇場で演じさせていただいたのですが、その前に一度、日生劇場に立ったことがありまして、それ以来となります。本当に楽しみにしております。
ぜひ多くの方に『チャーリーとチョコレート工場』をご覧いただきたいと思っております。
よろしくお願いします。
◯観月ありさ
2023年の日本版初演から3年、再演として『チャーリーとチョコレート工場』が帰ってくることに私自身もとてもワクワクしています!
再びバケット夫人として舞台に立てることにも喜びでいっぱいです。
座長の堂本光一さんはじめ、素晴らしいクリエイティブ・スタッフとキャストが再集結し、また共に「チャーリーとチョコレート工場」の世界を作れることがとても楽しみです。
子役達もまた新たなメンバーになるので、今度はどんなチャーリーに出会えるのか、新たなチャーリーとの出会いも楽しみにしています。
たくさんの方々に『チャーリーとチョコレート工場』の世界観を感じていただけたら嬉しいです!
◯小堺一機
また〝ジョーじいちゃん〟を演じられるなんて!こんな嬉しい事はありません!
堂本光一座長の元、プロフェッショナルなスタッフ、キャストと夢の世界を創り上げお客様に喜んでいただける舞台にするために精進いたします!
劇場でお会いしましょう!
◯ウォーリー木下<日本版翻訳・演出>】
甘みと苦味。複雑な香り。食べすぎると体に悪いし、鼻血も出る。でもやめられない中毒性がある。チョコレートの話でもあるし、僕が作りたいエンターテインメントの話でもある。「チャーリーとチョコレート工場」はまさしく僕にとってやりたいことが叶った“夢の工場”だ。それもこれも、座長の光一さん演じるファンタジックなのに人間味のあるウォンカを筆頭に、名だたるキャストの皆さんの演技の素晴らしさと、スーパースタッフが集まって作り上げた唯一無二の世界観のおかげです。再演も嬉しいですが、できればどこかのテーマパークでロングランを!
以上
ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』オープニング公演はウェスタ川越にて2026年3月27日~3月31日まで、東京公演は4月7日~4月29日まで日生劇場にて、2026年5月に福岡公演、6月に大阪公演を予定している。
■スタッフ
脚本:デイヴィッド・グレイグ
音楽:マーク・シェイマン
歌詞:スコット・ウィットマン/マーク・シェイマン
原作:ロアルド・ダール
映画版楽曲 レスリー・ブリカッス/アンソニー・ニューリー
日本版翻訳・演出=ウォーリー木下
訳詞=森雪之丞 振付=YOSHIE/松田尚子
アートディレクション=増田セバスチャン
製作:東宝
■ほかキャスト
◯チャーリー・バケット(トリプルキャスト)
小金輝久/瀧上颯太/古正悠希也
◯オーガスタス・グループ(ダブルキャスト)
有澤 奏/渡邉隼人
◯ベルーカ・ソルト(ダブルキャスト)
寺田美蘭/原ののか
◯バイオレット・ボーレガード(ダブルキャスト)
木村律花/吉田璃杏
◯マイク・ティービー(ダブルキャスト)
大園尭楽/小山新太
Amane AYUBO 梅津大輝
おいら 大久保胡桃 小宮海里
佐藤志有 佐藤マリン 鈴木昌実
聖司朗 茶谷健太 津覇菜々
鶴岡政希 西口晴乃亮 西田健二
花陽みく 馬場礼可 樋口祥久
船﨑晴花 細田和花
隈元梨乃(SWING) 佐渡海斗(SWING)
※2023年版本サイト過去記事
・堂本光一「誰考えたの!(笑)」と叫ぶ!「チャーリーとチョコレート工場」ゲネ
・堂本光一「チャーリーとチョコレート工場」舞台上にいる時間「『SHOCK』よりも長い」
・堂本光一「チャーリーとチョコレート工場」会見!“宇宙へ飛び立つ”予告!?