TVアニメ「えぶりでいホスト」~ボクらの軌跡を見に来てヨ!~ラストスパート直前!イッキ見上映会が8月10日に新宿バルト9で開かれコーイチ役の下野紘、ハジメ役の八代拓が登壇した。
『えぶりでいホスト』は、漫画家・ごとうにも氏によるWEB四コマ漫画が原作。個性豊かなホストたちが活躍するホストクラブ『クラブ・ワン』が舞台。No.1ホストのコーイチを筆頭に、ホストたちの奔放でちょっと不器用な日常を、ユーモアと人間味たっぷりに描いている。
以下、公式レポート部分。
MCの呼びかけで、コーイチ役の下野紘とハジメ役の八代拓がステージに登場。客席からはひときわ大きな拍手と歓声があがり、会場が一気に盛り上がりをみせた。
まずマイクを手にした下野が、元気よく「こんにちは~!コーイチ役の下野紘です!」と挨拶。「ちょっと、皆さん声ちっちゃくないですか?」と笑いながら問いかけ、「僕が“ヤッピー!”って言ったら、皆さんも“ヤッピー!”って返してくださいね!」と促すと、客席からは笑い声が起こった。「いきますよ…せーの!ヤーーッピー!!ありがとうございます!今日は最後まで一緒に楽しんでいきましょう!よろしくお願いします!」。
続いて八代がマイクを持ち、「え、普通でいいの?…うん、普通でいきますね(笑)」とリラックスした様子で話し始めた。「僕が“なるほど”って言ったら、皆さんは“たしかに”って返してください!じゃあいきます!なるほど!」「たしかにー!」という会場のコールに「ありがとうございます
(笑)ハジメ役の八代拓です!皆さんを迷子にさせないよう頑張りますので、よろしくお願いします!」と続け、本作のキャラクターの台詞をさりげなく活かした掛け合いで会場を和ませた。
その後、MCから「本日はこのあと全18話を一気見していただきます!」との説明があり、イベントの流れが紹介された流れで、主題歌についての話題へ。
「えぶりでいホスト、主題歌のレコーディングはいかがでしたか?」という問いかけに、下野が「レコーディング、すごかったですよ。冒頭からとても速くて、“何を言ってるの?”ってなりました(笑)」と即答。「韻もとっても踏んでいて、気持ちよく歌えるんだけど、サビ入ると“うわー!”ってなって、収録中に“ちょっとここだけ録り直してもいいですか?”ってお願いしたくらい」と苦労を語った。
「“えぶりえぶりでい~”のところ、家で何回練習しても“えびえび”になっちゃって。“えびどうした!?”って(笑)」と語ると、会場からも共感の笑いが起こった。一方、八代は「自分のパートだけ録るのかと思ったら“全部歌ってください”って言われて、ゾクゾクしました」と振り返り、「全員が歌った中からそれぞれのパートを選ぶってスタイルだったので、気合が入りました」と明かした。
さらに「ラストソングのほうを先に録ったんですけど、“えぶりでいホスト”を歌ってから“あ、なるほど、こういうテンションね”って掴めて、もう一回ラストソングを録り直したんですよ」と、演じる“ハジメ”のキャラ作りにもつながったことを語った。また、作詞・作曲を担当したゴールデンボンバーのボーカル・鬼龍院翔についても話題が及び、「仮歌(デモ音源)では鬼龍院さん自身が歌ってるんですよ!流してくれればいいのに!」と下野が笑いながらコメント。「いつかは“えぶりでいホスト with 鬼龍院翔”やりたいね」と八代が夢を語り、会場も笑いに包まれた。
その後、MCから「ここからは皆さんの神接客スキルを試すコーナーです!」との声がかかり、場面は“姫(=ファン)のお悩み相談室”へと移る。
最初のお悩みは18歳の姫・ひなみさんから。「褒められたりプレゼントをもらうとても嬉しいのに、いつも真顔で“ありがとう”って言っちゃう。リアクションが苦手です。どうしたら喜んでいる感が出せますか?」という相談。
下野が「リアクションなんかいらないよ。君の素敵な笑顔があれば十分」とやさしく回答すると、「それでもダメだったらハムハムしてください!」とおどけて締め、笑いを誘う。続いて、八代はホワイトボードに「手を口元に当ててみな」と一言。「意味わかんないでしょ?でもね、プレゼントもらって“ありがとう”って言うとき、ちょっとでも手を添えると伝わるんですよ」と真剣に語ると、「(口元に手を当てながら)震える演技、こう!」と自ら実演し、会場の笑いをさらった。
どちらが“神接客”だったかを会場の拍手で決めることとなり、勝者は下野に決定。「やったー!」と嬉しそうに手を挙げた。
続いてのお悩みは25歳の姫・すみっちさんから。「日本在住3年目の外国人で、楽しく暮らしてるけど、ふと寂しくなるときがあります。ホストさんたちは寂しいとき、どう乗り越えてますか?」というもの。
下野は「酒飲んで、好きなことして、寝る!」と断言し、「でもお酒の飲みすぎにはご注意を。翌朝“死にたい…”ってなるからね」と続けて笑わせた。一方の八代はホワイトボードに「何もできないかもしれないけど、ずっとそばにいるよ」と書き、「何かしようとしても何も受け入れられないときってあると思うんです。でも“そばにいる”ってだけで、救われることもある」と、穏やかに語りかけた。
拍手判定の結果、今度は八代が勝利。最終的に1対1の引き分けという形で、相談コーナーは幕を閉じた。
その後、MCが「それでは最後におふたりから一言ずつ、ご挨拶をお願いします」と促すと、八代が「今日は本当にありがとうございました!人生、いろんなことで悩むこともあるけれど、『えぶりでいホスト』を観て、ふっと気持ちが軽くなる時間になったら嬉しいです」とゆっくり語りかける。続いて下野が「皆さん、お越しいただきありがとうございます!応援上映なので、ストレスも感情も全部ぶちまけて楽しんでください!」と元気に話すと、「最後にもう一回いきますよ?僕が“ヤッピー”って言ったら…せーの!」と客席を煽る。
「ヤッピー!!」と一体感のある大合唱が起こり、イベントのラストにふさわしい盛り上がりとなった。
そしてこの日、クラブ・ワンの“おもてなし精神”を体感できるスペシャルイベント【えぶりでいホスト感謝祭】の開催がサプライズ発表された。発表の瞬間、場内からは大きな歓声があがった。イベントは11月29日(土)・シアター1010 にて開催予定。本作に登場する豪華キャストたちが再び集結し、笑いあり胸キュンありの“アットホームなひととき”を届けてくれる。弟系・色恋系・オラオラ系──さまざまなタイプのホストたち
が、感謝を込めて“姫”をお迎えする一夜限りの特別イベントとなる。
※記事内写真は(c)ごとうにも/えぶりでいホスト製作委員会