作曲家・梶浦由記が8月24日に埼玉・大宮ソニックシティで全国ツアー『Yuki Kajiura LIVE vol.#21~60 Songs~』ファイナル公演を開催した。
デビュー32年目にあたる今年7月26日の大阪公演を手始めに全国4都市10公演で開催。ツアー中、梶浦が還暦を迎えたこともあり、作曲家らしく、年齢を楽曲数に見立て、並行して開催するSoundtrack Special公演と併せて延べ60曲を披露。日替わりゲストに、30周年武道館公演『Kaji Fes.』にも参加した、ASCA、JUNNA、KOKIAが参加。ソロアーティストとして活動しながらも、話題のミュージカルにも多数出演している実力派シンガー、鈴木瑛美子は、全日程にゲストとしてツアー初参加。21回目を迎えたYuki Kajiura LIVEに新しい風を吹かせた。
最終公演では、各公演に日替わりで出演してきたASCA、JUNNA、KOKIAも集結。それぞれが持ち味を活かした歌唱でステージを彩った。
今回アンコールにサプライズゲストとして登場したLiSAは、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』主題歌の「炎」に加え、絶賛公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』主題歌の「残酷な夜に輝け」を歌唱。これまでも同シリーズで多くの楽曲を作り上げてきた梶浦と共に、ライブでは初となるパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。
最終公演の前日、8月23日(土)には、FictionJunction feat. KAORIによる新曲「引き出しで発光している」が配信リリースとなった。
Yuki Kajiura LIVEでもおなじみのKAORIをフィーチャリングした楽曲は、このツアーで初披露された、夏の終わりにふさわしい、メロウな ミディアムナンバー。さらにこの日、来年開催のYuki Kajiura LIVE vol.#22の日程が発表された。
MUSICIAN:FRONT BAND MEMBERS
是永巧一 (Guitar), 佐藤強一 (Drums), 髙橋“Jr.”知治 (Bass), 今野 均 (Violin), 赤木りえ (Flute), 中島オバヲ (Percussion), 大平佳男 (Manipulator)