俳優・西島秀俊が9月18日に韓国・釜山で開催の『Marie Claire Asia Star Awards』でASIA STAR賞を受賞したことが発表となった。
西島は9月12日より公開されている『第30回釜山国際映画祭』内のA Window on Asian Cinema部門に出品となったヒューマンサスペンス『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』(監督・脚本:真利子哲也/配給:東映)を主演。本作では、ニューヨークで暮らすとあるアジア人夫婦が、息子の誘拐事件をきっかけに夫婦が抱える秘密が浮き彫りとなり、崩壊していくさまを描いている。
『Marie Claire Asia Star Awards』は釜山国際映画祭とファッション誌『マリ・クレール』が共同主催し、シャネルが後援している。西島が受賞したASIA STAR賞は、「観客から最高の称賛を得た卓越した演技をしたアジア人俳優に贈られる賞」となっている。
本年の授賞式で日本人で唯一の受賞となった西島は、受賞にあたり「『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』のタイミングでこの賞をいただけたというのは個人的にとても嬉しい。この賞を糧に、映画の未来のために、そして新しい世代のために、より一層頑張っていきたいと思います」と受賞の喜びを語った。
ともに授賞式に出席した真利子監督も、「いろんな映画で見てきた俳優さんなので、このタイミングでの受賞を見ることができて嬉しく思います。おめでとうございます」と、祝福した。