timelesz・原嘉孝主演『初恋芸人』でゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭でベル・アクトリース賞受賞

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 アイドルグループ『timelesz』原嘉孝が映画初主演を果たし2025年冬公開予定の映画『初恋芸人』(監督・脚本:夏目大一朗/配給:ギグリーボックス)。本作の劇場公開日が12月19日となり、特報映像、場面写真も公開となった。

 売れないピン芸人・佐藤賢治(原)が主人公。怪獣ネタで舞台に立ちながらも鳴かず飛ばず。彼女いない歴=年齢で、妄想の世界にだけ居場所を見つけていた。嫌な相手を怪獣に見立て、自分をヒーローとして戦わせることで心を保ってきた。そんな彼の前に現れたのが、市川理沙(沢口愛華)。佐藤を「面白い」と言ってくれる彼女との時間は、初めての恋のときめきに満ちていた。しかし、不器用な佐藤は想いを伝えられないまま、市川から距離を置かれてしまう。やがて明かされる市川の秘密――これは、何かになりたかった人たちに捧げる、「何物でもないもの」の物語。

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 特報映像では原 嘉孝演じる“彼女いない歴=年齢”の売れない芸人・佐藤賢治が、小劇場で怪獣ネタを披露する姿幕を開ける。舞台袖では仲間たちが「賢治に彼女ができた?」と囁き、空気がざわめく。そこに現れるのは、沢口愛華演じる市川理沙。「さっきの芸、おもしろかった」と笑顔を向ける彼女に心揺さぶられる賢治。たった一言に心揺さぶられる賢治の背中を映し出すカットに続き〈彼女の笑顔が僕を“ヒーロー”にしてくれた〉という作品を表す言葉が浮かび上がる。だが映像のラストでは一転、賢治が涙ながらに「僕に何度も嘘をついていたんじゃないですか?」と訴える衝撃的な場面で締めくくられる。痛みに似た切なさ。その交錯が観る者の胸を強く揺さぶる仕上がりとなっている。

 また今回の発表にあわせて、『ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭』にてヌーヴェル・エトワール賞のベル・アクトル賞受賞したこともアナウンス。同賞は、近年活躍が目覚ましい俳優に贈られるもの。従来は女性俳優に対して「ベル・アクトリース賞」が贈られてきたが、本年より新たに男性俳優を対象とした「ベル・アクトル賞」が創設されている。原からは「いち役者としても映画界を盛り上げていけるように、いい役者を目指そうと思います。ありがとうございました」など動画でコメントを寄せている。

 ■特報動画
 https://youtu.be/l4LvkqCXiM0

 ■原嘉孝「ベル・アクトリース賞」コメント動画
 https://youtu.be/XUZAH8Bmo4w

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