ライブイベント『TOKYO FM LIVE in 渋谷音楽祭』が10月19日に東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで開催され歌手・AKASAKI、こっちのけんと、超学生、スペシャルゲストのきんときが登場し、司会はNakamu、安藤咲良が務めた。
TOKYO FMを聴いてくれているリスナーへ日頃の感謝を伝えるためのイベントで、今年で3回目の開催。出演者は“TOKYO FMのスタッフ陣がレコメンドする、今、ライブを観てほしいアーティスト”をゲストに迎えた。ゲストのきんときとMCを務めるNakamuは、ワイテルズ以来のステージ共演も果たすなか、会場には満員となる1900人の観客が集まった。
以下、公式レポート部分。
●超学生
まずは、ミステリアスな印象を与えるベネチアンマスクと、力強いガナリヴォイスで高い表現力を発揮し、人気を集めている・超学生が登場。超学生はTOKYO FM『超学生の仮面を脱ぐ夜』パーソナリティも務めています。
「ブチ上がる準備は出来てますか!!」とステージに登場し『Innocent Tyrant』を披露すると、たちまち歓声が上がり、会場の熱気が一気に急上昇しました。二曲目では新曲の『阿弥陀籤』を披露し、会場を沸かせました。今回のステージは初めて超学生のライブを見に来た観客が多いことが分かると、「こんなに多くの人が初めて見に来てくれたのはTOKYO FMさんのおかげだと思います。超学生のライブの楽しみ方は自由です!今日一日楽しんでいってください!」とコメント。『Untouchable』では、「これから先困難なことに出会うかもしれないけど、その時は無理ゲー!って言って乗り越えていきましょう!」と話し、曲中では観客と「無理ゲー!」というコールで盛り上がりました。出演するAKASAKIとこっちのけんとに関して、「AKASAKIさんもこっちのけんとさんも、どっちも歌ってみた(の動画を)出してますね!僕もそっち(客席)で見たいんですけどね…いたら仲良くしてください(笑)」と冗談を交えつつ話した後、『ルームNo.4』を歌い上げ、観客を大いに沸かせて情熱的なステージを終了しました。
M1.Innocent Tyrant
M2.阿弥陀籤
M3.しゅきしゅきメイドマスカレイド
M4.Fake Parade
M5.Untouchable
M6.サイコ
M7.ルームNo.4
●MC
「楽しんでますか!」という掛け声とともに、MCのNakamuと安藤咲良が登場。二人がパーソナリティとして出演する『エンタメPalette!!』(毎週日曜日5時~5時55分)の紹介をすると、「今回のリスナー感謝祭の感想などを番組に送ってください!」とアピールしました。
●AKASAKI
続いては、等身大の感情を繊細かつ力強く歌い上げる19歳の大学生シンガーソングライターAKASAKIが登場。代表曲『Bunny Girl』はSNSでのバイラルヒットをきっかけにストリーミング再生数1億回を突破するなど、今最も注目を集める次世代アーティストです。
「踊れ東京~!」と叫び、『Bunny Girl』を披露。リズムに合わせた手拍子で会場をひとつにすると、三曲目に披露した『ルーツ』では、手拍子と掛け声でさらに会場のボルテージを急上昇させます。MCでは、「フェスとかで色んな地方回ったりしたんだけど、東京久々で、緊張しちゃってます。どうする?」とこぼすと、客席から「がんばれー!」という声が。これに「わかった!」と返答し、10代らしい等身大のトークを展開しました。打って変わって、MC終わりには「皆さんいけますか!!」と情熱的に客席を煽り、四曲目『弾きこもり』を披露しました。12月には日本人ソロアーティストとして最年少でのアジアツアーを控えていますが、現在横浜公演が発売中とのこと。「買ってくれる人―?うそでも言って!!」とおねだりする可愛らしい一面も見せましたが、最後の曲『爆速論理ness』はしっかりとカッコよく演奏しました。MCでのゆるい雰囲気と親しみやすい距離感、少し影があるサウンドと演奏中のかっこいい姿のギャップで、終始観客を惹きつけたステージでした。
M1.今夜は君と
M2.Bunny Girl
M3.ルーツ
M4.弾きこもり
M5.夏実
M6.徘徊
M7.爆速論理ness
●MC
MCのNakamuと安藤咲良とともに、ステージを終えた超学生が再登場。
ライブの感想を聞かれると、「皆さんが自由に楽しんでいる姿が新鮮でした。今まであまりオムニバスライブの経験がなく、人生で2回目くらいだと思いますが、すごく楽しいです!」とコメント。『超学生の仮面を脱ぐ夜』(毎週水曜日26時~26時30分放送)を担当していることから話題がラジオに移ると、Nakamuとはラジオをきっかけに繋がりができたそうで、「お友達です」と身体を寄せて二人の親交が深まっている様子を見せました。
●きんとき
スペシャルゲストとして、2025年1月までゲーム実況グループ「ワイテルズ」として活動し、現在はYouTubeを中心に歌い手、アーティストとして活動する・きんときが登場しました。ステージに登場すると、会場からは大歓声が上がります。
大きな期待感に包まれる中、『ドーナツホール』を披露。次の曲を披露する前に、「これまで皆さんバンドだったし、一人は寂しいですよね。ちょうど次の曲を作詞してくれた人がMCにたまたまいるので、呼びたいと思います」とMCのNakamuをステージに呼び、二人で『クロノスタシス』を披露。会場から驚きと喜びの声が上がりました。
M1.ドーナツホール
M2.クロノスタシス
●出演者全員集合
MCのNakamuが「スペシャルなコラボステージがあるとのことで、皆さんどうぞ!」と呼びかけると、超学生・AKASAKI・こっちのけんとが登場!きんときも加えた4人で、『さよならエレジー』を披露しました。楽曲の1番では超学生、きんとき、AKASAKI、こっちのけんとの順で歌い繋ぎ、2番ではAKASAKIとこっちのけんとによる息ぴったりのハモリを見せる場面も。貴重なコラボステージに会場のボルテージが急上昇!ここでしか見られない演奏にアーティスト一同も観客も興奮冷めやらぬ様子でした。
M1.さよならエレジー
●MC
MCのNakamuと安藤咲良とともに、ステージを終えたAKASAKIが登場。
安藤から「ガチガチでしたよね?」と尋ねられると、きんときとの演奏を終えたNakamuは「人前でギターを弾くのは武道館イベントと合わせて2回目だったのですごく緊張しました。きんときに、ガッチガチに緊張してるから俺が楽と言われました。」と苦笑しながらコメント。アーティスト4名が全員集合で披露した『さよならエレジー』に関しては、「豪華すぎますよね。自分の役割を終えたのもあって、舞台袖で楽しんでました」と話しました。
話題はAKASAKIに移ります。安藤から「大学生とは思えないエモーショナルな歌詞が印象的ですが、どうやって作詞作曲しているんですか?」と質問されると、「降りてくる。パソコンで歌入れるとできちゃうんです」と回答し、「えーー!!天才だ…!」とMC二人は驚きを見せていました。Nakamuと安藤咲良が出演する『エンタメPalette!!』(毎週日曜日5時~5時55分)にもゲストとして来てほしいと伝えると、早朝の放送にやや自信が無いようで、「いき…いきます」と回答して会場を笑わせました。
●こっちのけんと
最後に、2024年にリリースした「はいよろこんで」はSNSを含む総再生回数170億回を突破、日本・台湾・韓国のSpotify Viral 50でも1位を獲得するなど、話題沸騰中のマルチクリエイター・こっちのけんとが登場しました。こっちのけんとはTOKYO FM『G-SHOCK presents THE MOMENT』(毎週金曜日17時00~17時25分放送)パーソナリティも務めています。
MCでは、自身がMCを務めるラジオ番組に関して話す場面も。「aikoさんが来てくれたこともあったし、プライベートでは、妻の兄の結婚式に出席した時、義理の父から開口一番にラジオ面白いねと言ってもらえたんです!そういう時にラジオをしていてよかったなと思いました。」と嬉しかったエピソードを紹介してくれました。
三曲目の『どんぐりGAME』は、曲の前にコールアンドレスポンスの練習をしてから演奏を開始。練習では観客も少し戸惑いがありそうな様子でしたが、曲が始まると飛び跳ねながら息ぴったりのコールで会場が一つに
なりました。続けて「自分がうつ病になる前に作成した曲です。あえてしんどい時期を思い浮かべて聴いてほしい曲です。」と『いろは』を披露。続けて『もういいよ』を披露すると、「うちの兄がドラマに出ているのでぜひ見てください。僕も次、ドラマの主題歌に起用された曲を歌うので是非聞いてください!それから、今日もG-SHOCKを身に着けているんですけど、毎週金曜日に『G-SHOCK presents THE MOMENT』という番組もしているので、こちらも是非聞いてください!」と、各コンテンツをしっかりとアピール。最後の楽曲『はいよろこんで』では、自身のキャラクターである「コッチモ」も登場。「コッチモ」とともにギリギリダンスを踊って盛り上げると、トークもパワフルな演奏もボリュームたっぷりのステージは大盛況、笑顔でライブを締めくくりました。
M1.けっかおーらい
M2.ごくろうさん
M3.どんぐりGAME
M4.いろは
M5.もういいよ
M6.死ぬな!
M7.はいよろこんで
●トーク/エンディング
MCの二人と、ここまでステージを大いに盛り上げた超学生・AKASAKI・きんとき・こっちのけんとが再登場すると、会場は大きな拍手で迎え入れました。
今日の感想を聞かれると、AKASAKIは「仲良くなれた気がするね。いいですね。あとすごい感動した、さよならエレジー。またみんなと遊べたらいいなと思います、ありがとうございます」とコメント。
超学生は「改めて今日はありがとうございました。最近までホールワンマンツアーをしていて、その前の2年間ぐらいはラジオ収録以外、外に出ない生活をしていたんです。だから、今回皆さんと一緒に歌うことができて、こんなに良い経験をさせていただいて、外出してよかったです。(笑)」と喜びを見せます。
きんときは、「素敵なお三方と共演で来て本当に恐縮なんですけど、素敵な時間を過ごせて本当にめちゃくちゃ楽しかったです。これからもよろしくお願いします」と感謝を述べます。
こっちのけんとは、「MC含め、このメンバーで毎月ライブとかしてもいいね。他の出演者の方のライブを見るのも初めてだったので、これからももっと頑張ろうみたいな、新しくスタートするきっかけにもなりました。ありがとうございます」と、次回ライブへの意欲も見せました。
今後の予定を尋ねられたこっちのけんとは、「まずは来月皆さんとライブで…(笑)」と冗談を挟みつつ、「ドラマの主題歌も担当しますし、『G-SHOCK presents THE MOMENT』(毎週金曜日17時~17時25分放送)もしておりますので、是非楽しみにしていてください!」と再度アピールしました。
最後に観客への感謝を伝えると、アーティスト4人はステージを後にしました。
MCを務めたNakamuは、「驚きと発見があったライブだったと思ってまして、みなさん親友ということで‥‥。親友と演奏出来てよかったです。盛り上げてくださったみなさん、ありがとうございました!また今後もぐっと盛り上がれるイベントをやっていきたいので、みなさんぜひ足を運んでください」と本日の感謝を述べながら、次回への期待も寄せました。
最後にMCの二人は「それでは最後に皆さんとご挨拶しながらお別れしましょう!今日はありがとうございました!『TOKYO FM リスナー感謝祭 in 渋谷音楽祭』!ありがとうございましたー!!と感謝を述べ、来場客に手を振りながら、ステージを後にしました。