俳優・福山雅治主演で大泉洋、“キンプリ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『King & Prince』永瀬廉、今田美桜、松尾諭、木村多江、吉田羊、上川隆也、宮沢りえが共演し12月24日に公開予定の『映画ラストマン -FIRST LOVE-』（監督：平野俊一／配給：松竹）。本作の新場面写真とメイキングカットが11月7日に公開となった。
TBSテレビで2023年4月期の日曜劇場として放送され好評を博した連続ドラマ『ラストマン -全盲の捜査官-』の劇場版。福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉演じる孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していくという物語となる。
本作は昨年12月末にクランクイン。初日は警視庁特別捜査本部のセットでの撮影で、大泉のほか永瀬、今田、松尾、奥など捜査一課の面々がそろう。
さらに、今回からラストマンチームに加わる韓国出身の俳優・ロウンの姿も。スタジオにやってきた大泉が、いきなり「韓国から来ました。ロウンです」とロウンのマネをして挨拶し一瞬で現場を和ませた後、ロウンがあらためてあいさつをすると、笑顔でラストマンチームに迎え入れられていた。新カットには、ロウンが日本語の台詞を練習しているのを大泉と永瀬が優しく見守る様子も映し出されている。
この日、FBIから皆実に次ぐ交換研修生としてやってきたユンと吾妻の初めてのやりとりと2人の様子を見て焦る泉、そして皆実が待つ札幌行きを言い渡される心太朗など、台本にして約8ページにわたる、物語の導入シーンの撮影となった。
一方、映画の舞台となる北海道の地で撮影されたのは、皆実と彼の初恋の人・ナギサ（宮沢）が再会するシーン。謎の組織による襲撃から逃れてきたナギサは、皆実に自身と娘の二ナの保護を求め、握手を交わす。短いやり取りの中で、言葉にせずとも互いへの想いが感じられる、どこか切なくも深みのあるシーンとなっている。
福山と宮沢は本作で初共演となるが、空き時間の会話を楽しむ様子も見せる。皆実とナギサの物語、そして今まで語られなかった皆実の過去にも、注目が集まっている。
※記事内画像は（c）2025映画「ラストマン」製作委員会
