『アニメ 夏目友人帳展』オープニングセレモニーが開催！
『アニメ 夏目友人帳展』オープニングセレモニーが27日、東京・松屋銀座8階のイベントスペースで開かれ夏目貴志役の神谷浩史、ニャンコ先生・斑（まだら）役の井上和彦がゲストとなった。
漫画家・緑川ゆき氏が2003年から連載している『夏目友人帳』。普通の人には見えない妖（あやかし）と呼ばれる妖怪が見えてしまうことから孤立してしまった少年・夏目貴志。夏目の祖母・レイコが残した妖の名前を封じた契約書『友人帳』を手にすることになった貴志は、ひょんなことから用心棒となった斑ことニャンコ先生とともに、さまざまな妖や人間と交流したり、『友人帳』に書かれた名前を妖に返す日々を送る姿が描かれている。2008年に初めてTVアニメ化、以降17年の第6期まで放送され、18年9月には『劇場版 夏目友人帳 ～うつせみに結ぶ～』として初の長編で上映されるなど、息長くファンに愛されている作品だ。
本展では、緑川氏の複製原画、アニメ『夏目友人帳』の歩みが時系列に並んだ年表、劇場版アニメーションの制作資料の展示、夏目貴志の部屋を再現したコーナー、劇中の印象的なシーンである夏目が妖に名前を返すシーン再現、展覧会オリジナルグッズの販売など、夏目友人帳の世界観をたっぷりに楽しめる。
神谷、井上は本展の音声ガイドもキャラクターとして参加していることからゲストに。井上がニャンコ先生ボイスであいさつして記者たちを沸かせるなか、テープカットしてオープニングを告げる。そのままトークへと突入し、本展開催を聞いた時に、井上はファンが喜ぶであろうことを思い浮かべたり、神谷は昨年アニメ化10周年を迎えたからこそということで感慨深げだった。
会場を巡ってみては、神谷は名前を返すアトラクションに苦戦したが対照的に井上はサッとできたというエピソードや、細部にこだわる神谷へ井上がニャンコ先生ボイスでツッコミを入れたりと和気あいあい。
その2人の関係性は、井上は3月26日が誕生日でそのお祝いをするという話題にも現れており、神谷が10年続くなかで、井上の誕生日をお祝いできる間柄になったことにしみじみすることもあった。
そして、井上からは本展を出た後の物販もお楽しみなことや、神谷は本展をきっかけにアニメにも興味を持ってもらえることへ期待を込めていた。
『アニメ 夏目友人帳展』東京会場は27日から4月9日まで松屋銀座8階イベントスクエアにて。以降、大阪、福岡、愛知、石川を全国巡回する。
(c)緑川ゆき・白泉社／夏目友人帳プロジェクト
(c)緑川ゆき・白泉社／「夏目友人帳」製作委員会
