タレント・Matt（25）が12日、都内で米映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』（監督：キャッシー・ヤン/配給：ワーナー・ブラザース映画）の公開直前イベントにSHELLY（35）とともに出席。「性別関係なく楽しめて、人間として強く自分らしく生きている姿が描かれたメッセージ性の強い作品。最近、日本はネガティブな雰囲気に包まれているが、この映画をみてポジティブにスカッとなって、女性の強さを感じてほしい」としみじみとPRした。
悪のカリスマ＝ジョーカーと別れ全ての束縛から放たれたハーレイ・クインがモラルなき天真爛漫な暴れぶりで街中の悪党たちの恨みを買うなか、悪を牛耳る残忍でサイコな敵ブラックマスクと全面対決に挑み、予測不能のクレイジー・バトルが始まる…というアクションストーリー。
この日、ヒロインのハーレイ・クイン風メイクで”ハーレイ化”して登場したMattは「ジョーカーのコスプレがきっかけでテレビに出ることができた。今回、ジョーカーが作品に出ていなくて残念。（ハーレイ風メイクは）本当は100%で来たかったが、きょうは70%ぐらいの抑えめ」となぜか遠慮気味控。それでも作品については「気になったのが（ハーレイ）の崩れないベースメイク。あんなに激しいアクションをやっているのに、全然崩れないのが凄いなと思った」と独自の視点を披露。「（ハーレイ演じる）マーゴット・ロビーといえば美白なので、今回の（イベントの）お話をいただいたとき、通ずるものがあるなと思った。僕も毎日ハロウィンで生きているので」と茶目っ気たっぷりに笑った。
お題にちなんで、”悪カワ”な自分については、「結構こんな顔しておいて、心は純粋。番組のこととかも言っちゃいけないのに（インスタの）ストーリーにあげちゃったりする。あと週刊誌さんとかが来ても正直にその様子を書いちゃう。それでスタッフがバタバタして、『今すぐ消して』って言われて、ほとんどが30分以内に消されてます」と苦笑い。
また、今回のハーレイの如く自身が覚醒したら？の問いにはSHELLYが「私も”ジョーカー”と昨年別れた。もともと（自分を）カワイイ系の女子とは思っていないが、それまで一緒に戦ってきた人と別々になって不安になったりするのかと思ったら、意外と一人でやれちゃうことがわかった。最近、どんどん覚醒している」と意気揚々。具体的なエピソードを問われると「体力的なことでいうと、引っ越したマンションの下の階の人に、うるさいと言われ、チビが走り回るから…、厚手のマットを敷きつめようとソファとかを全部一人でどかしてやった。意外とやろうと思えばできるんだって思った」とニンマリ。
ますます逞しさが増している様子のSHELLYだが、最後に作品について「一言でおさめるのはむずかしいが、男性に傷つけられたり利用されてイヤな目に遭った女性が『いい加減にしろ！』と立ち上がって戦うような心に響くメッセージが込められた作品。自分の価値を見直す機会になって、スカッとする映画なのでぜひ観てほしい」と自身の心情に想いを重ねていた。
3月20日公開！
matt
SHELLY
“ハーレイ”化