田中みな実「M」後半で“伝説のシーン”披露予定で白濱亜嵐とキスシーンも?3話まで大反響に脚本担当の鈴木おさむ氏「さらに激しく、かなりエキサイティングに書き足しました」

田中みな実「M」後半で“伝説のシーン”披露予定で白濱亜嵐とキスシーンも?3話まで大反響に脚本担当の鈴木おさむ氏「さらに激しく、かなりエキサイティングに書き足しました」7

『M 愛すべき人がいて』放送再開記念リモート会見が開催!

 女優・安斉かれん、俳優・三浦翔平、白濱亜嵐、田中みな実、脚本家・鈴木おさむ氏が連続ドラマ『M 愛すべき人がいて』放送再開記念リモート会見を開催。前半の反響や後半の見どころ、撮影秘話などを語った。

 同ドラマは、歌手・浜崎あゆみを描いた小松成美氏の『M 愛すべき人がいて』(幻冬舎)を原作に、ドラマならではの脚色で見せるドラマとなっている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け第4話以降の放送が延期となっていたが13日より放送を再開することとなった。

 会見は、広いスタジオ内にソーシャルディスタンスの距離をしっかり保ってキャストが椅子に座りながら開催。前半の反響について安斉は、「みんなで突っ込んだりしながら見てくれているようで、有難いです」と、話す。

 今回、初演技ながら初主演に抜てきされた安斉に三浦は「安斉さん自身もアユと一緒に初回からどんどん成長してるな、という実感があります」というと、鈴木氏も「アユだ!と思いました。『アユはダイヤ』というセリフとか完璧でしたね、アユの物語でもあるけど、安斉さんのドキュメンタリーでもある、お芝居もどんどん変わっていますね」と、コメントを。

 さらに、三浦は「彼女がいると凄く現場の雰囲気が明るくなるんですよね」と明かすと、白濱も「現場では若者言葉が飛び交ってますね!」と相づち。田中も「2文字以上をあまり発しないんですよ。『すご』『まじ』『やば』みたいな(笑)。三浦さんも最近、(影響されて)リアクションが『やば』になってますね(笑)」といい、現場の“トレンド”の中心にいるようだった。

 また、原作には存在しないオリジナルの姫野礼香役を怪演している田中だが、「私は原作には登場しない役ということで。まず、眼帯のフィッティングから始まり、黒も違うし、白も違うし……となってこの眼帯にたどり着いたんです。みかんの皮という説もありますけど(笑)」とぶっちゃけたり、「あとは、普段絶対言わないセリフが沢山あるのでどう表現しよう?と物凄く考えさせられます。『許さなーーーーーーい』はかなりこだわって、久しぶりに腹の底から声を出しましたね。」と、撮影を振り返る。

 後半に描かれる、出演者全員が声をそろえて“伝説のシーン”と称賛する田中の演技の話になると、「私、多くのものを失っている気がします……」と、冗談交じりに振り返り、その場を盛り上げていた。

 さらに、撮影休止中に鈴木氏が台本を変更され、尺は変わらないが田中のセリフが1話分ほど多く書き足されたことも田中から明かされることに。これに鈴木氏は、「3話までの放送のリアクションをTwitterなどで見て欲が出て……。さらに激しく、かなりエキサイティングに書き足しました」と、後半戦も田中の怪演がありえそうな様子を見せていた。

 本ドラマは撮影を再開し、クライマックスシーンを迎えているが、以前、タレント・伊集院光が副音声を務める番組で、「自粛期間中にキャストの皆さんが停滞しないことを願う」と、要望した件を受けて、三浦は「心配はまったくないです、大丈夫です!期間が空いた中で新しいアイデアも出てきたのでよりスピード感と内容が濃く仕上がっています!」と、モチベーションがさらにアガったとのことだった。

 会見終盤には、後半の見どころの話題へ。安斉は「アユとマサの関係が変わっていくので注目して頂きたいです」と話し、田中は「礼香の眼帯の真相が明らかになり、礼香の家族も登場します。そして、周りの人と結託し始めたり、色仕掛けもあるのでぜひお楽しみに」と、さらりと触れる。

 白濱は、「ただの流川ではなく、マサさんのライバルとして対決していきますし、礼香さんとのキスシーンも描かれます」と、発言。そこで田中との初キスシーンの感想について質問が挙がり「俺、食べられてるのかな?と思いました(笑)」と、コメント。それに対し田中は、「今回、ロマンティックなキスが一つもないんです、こんなイケメンとのキスなのにドキドキもなくて……」と、残念そうだった。

 そして鈴木氏は、「アユがデビューして、売れていく中でアユとマサの恋が生まれたり、いろいろな想いや関係が錯綜していく凄くワクワクする展開になっています。礼香もぶっ飛んでいるキャラだけど、その中で悲しみや切ない部分も描かれます。全体的に90年代の音楽業界の裏側が濃く描かれていきますので是非注目してください!」とメッセージを寄せた。

 ■『M 愛すべき人がいて』番組概要
 「テレビ朝日系24局」放送日程: 毎週土曜よる11:15~0:05
 「ABEMA」配信日時:毎週土曜よる0:05頃より配信開始
 「ABEMA」URL:https://abema.tv/video/title/87-304

 原作:小松成美『M 愛すべき人がいて』(幻冬舎刊)
 脚本:鈴木おさむ
 企画:藤田 晋(ABEMA)
 ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
 プロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)、谷口達彦(ABEMA)、山形亮介(角川大映スタジオ)、佐藤雅彦(角川大映スタジオ)
 アソシエイトプロデューサー:川島彩乃(ABEMA)
 演 出:木下高男、麻生 学
 制 作:テレビ朝日
 制作協力:角川大映スタジオ

 (C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc

 ■第4話あらすじ
 レコード会社A VICTORYの社長・大浜(高嶋政伸)は、アユ(安斉かれん)のデビュー日に、流川翔(白濱亜嵐)がプロデュースするガールズグループAxelsのデビューをぶつけることに。マサはアユのプロモーションに命を懸け、マネージャーの野島美香(河北麻友子)をはじめ「チーム・アユ」全員に鬼のように立ち向かっていく。なんとかしてマサを叩き潰したい大浜は、全国のクラブ回りという地道なプロモーションでAxelsを売ろうと考えていた流川を呼び出し、アユに勝つためならAxelsに大量のプロモーション費を投入してやると告げるが……。
 そんなマサの期待に応えたいと焦るアユだが、その思いは空回りするばかり……。レコーディングでも上手く歌えず、スタッフたちからあきれられてしまう。
 なかなか音楽番組への出演が決まらずイラ立つマサと、理沙(久保田紗友)らAxelsのメンバーからアユに勝ちたいと詰め寄られている流川を呼び出した大浜は、大物プロデューサー・黒川誠に認められたら、音楽番組にプッシュしてもらえるチャンスがあるとほのめかす。さらにその後、流川にある悪魔の提案を……。
 一方、秘書の姫野礼香(田中みな実)は、「会ってほしい人がいるの」と、離婚したマサを強引に呼び出し……。
 ついに礼香の愛が常軌を逸した暴走を始める――。

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