ふぉ~ゆ~・福田悠太&辰巳雄大「つ~ゆ~」今年もM-1に出場!松崎祐介&越岡裕貴も「おつゆ」結成で初出場で和気あいあいなクロストークも

ふぉ~ゆ~・福田悠太&辰巳雄大「つ~ゆ~」今年もM-1に出場!松崎祐介&越岡裕貴も「おつゆ」結成で初出場で和気あいあいなクロストークも1

 4人組アイドルグループ『ふぉ~ゆ~』から漫才日本一を決定する大会『M-1グランプリ2020』に福田悠太(33)と辰巳雄大(33)の『つ~ゆ~』と、松崎祐介(33)と越岡裕貴(33)の『おつゆ』が出場することが19日、発表となった。

 8月1日から1回戦が始まっている『M-1グランプリ2020』。その熱戦のさなかジャニーズ事務所からの『つ~ゆ~』と『おつゆ』が出陣する。『つ~ゆ~』は昨年の大会に出場しており3回戦まで駒を進めたが、『おつゆ』は今年初の出場となる。

 それぞれコメントを寄せており『つ~ゆ~』は昨年の1回戦を終えた時点で、早くも来年のエントリーを決めていたとい、今年の挑戦に迷いは「なかったです。今年のはじめには『M-1のスケジュールはどうなってますか?』と聞きました。事務所は迷ったかも(笑)」と、前のめりの辰巳と「『つ~ゆ~』としてはまったく迷いはなかったです」という福田。

 昨年出場してみて、辰巳は「昨年出場したことが本当に楽しかったし、同時にくやしかった。ふだん僕たちは舞台を中心に活動しているんですが、種類は違えど笑いを取ることに快感を覚えてしまっている4人なので。日々笑いだけに特化して、本気で笑いを取りに行っている人たちにまざってやらせてもらう、あのピリピリした感じはなかなか味わえない感覚だったし、僕たちも本気で挑んだので本当にくやしかったんですよね。そんな去年の経験を活かしたいという思いがありました」と、自身らのフィールドと『M-1グランプリ』が重なって感じたという。それだけに、今年の目標は「優勝です!」と、てっぺんを取る気も満々。

 もし優勝して1000万円の賞金をゲットしたらと振ると、福田は「いまいるこのビル(高層階)から都内に向かって撒きます」というと、辰巳は「『ジョーカー』かよ!どういうこと!?」とツッコむ。これに福田は「いま大変な時代なので、世の中を元気にしたいんです」と目的を明かしたが、辰巳は「でも福ちゃんは、事務所の後輩をごはんに連れて行って『おごるよ!』と言ったのに、伝票を見た後輩に『大丈夫ですか…?』と言われた男なので(笑)」と、“心配”された事例を持ち出し、福田は、「撒かない方がいいかな……?(笑) 僕らはジャニーズに後輩がいますが、こうして『おつゆ』という漫才での後輩もできて。ジャニーズにはM-1に出たいという人間がまだまだたくさんいるんですが、漫才では僕らが一番先輩ですから」と譲らない部分を力説。

 なお、昨年のネタでは、事務所の先輩である『KinKi Kids』を「KinKi Kids兄さん」と呼んでいたが、その法則でいくと『おつゆ』の2人には「つ~ゆ~兄さん」と呼ばせるのかと尋ねると、福田は、「はい!(笑)。ジャニーズの枠を飛び越えてこういう活動をしていくので、そこはしっかりしていきたいと思っています」と、上下関係をきっちりしていくようだった。

 一方、『おつゆ』。『M-1グランプリ』初出場を決めた理由として、越岡は「昨年、『つ~ゆ~』のM-1挑戦を応援しているうちに、だんだん僕らも出たいなと思えてきて。昨年末に『ふぉ~ゆ~』のエンタメショーがあったんですが、『つ~ゆ~』の2人が舞台袖でネタ合わせをしていまして、その時間を埋めるために、『僕らも即興漫才しようぜ!』となったんです。自分たちのファンの方の前なので、その漫才がウケちゃいまして。それで楽しくなってしまって」と試しにやってみたことが意外と反応がよかったことがきっかけだったそうで、松崎もその当時を「オールスタンディングで拍手!だったよね」と、楽しげ。

 ちなみにコンビ名のネーミングへ、松崎は「エンタメショーでやったアドリブ漫才で、『ど~も~!』と舞台に出たときにとっさに出てきたんです。……だよね?」と越岡に伺うと、越岡は「むこう(福田悠太と辰巳雄大)が『つ~ゆ~』で、僕ら(越岡裕貴と松崎祐介)も、“ゆ~”が2つなんですが、つ~ゆ~にはできない。となると、『お』をつけたらかわいいんじゃないかと」と由来を話す。松崎も「ひらがなでね! かわいいしキャッチーだなって……ね!」と乗ったといい越岡は「ね!って友達としゃべってるんじゃないんだぞ!(笑)」と、和気あいあい。この様子を見ていた『つ~ゆ~』の辰巳は「ヤバいぞ福ちゃん。強力なライバルが現れた」とつぶやいたが、福田は「いや、ああいうのは実際にステージに立つと全然ダメだから大丈夫よ」と、冷静だった。

 続けて、『つ~ゆ~』と『おつゆ』のクロストークを展開することに。
 ――つ~ゆ~兄さんから、後輩のおつゆに向けてアドバイスは?
 福田:アドバイスは絶対にしないです。
 越岡:いやいや兄さん方~。
 松崎:1個くださいよ~。
 辰巳:伝えたいことならある。会場の楽屋の空気、マジですごいからな。今みたいな感じではいられないから。すぐ横でも後ろでも芸人さんたちがネタ合わせをしていて。トイレでもぶつぶつ練習していたりするし、もうすっっっごいんだから! ずっと綱渡りで歩いてるくらいのピーン!としたドキドキ感。それで自分たちの出番が近づいたら5組くらいの芸人さんと舞台袖で一緒に並んで、その中で僕らも練習して。あの緊張感はジャニーズでもなかなか味わったことがない。
 松崎:ロケット鉛筆みたいな感じ? 舞台袖のロケット鉛筆。
 越岡:押し出されなきゃ出て行かないけど! まぁこれまでのたとえの中では1番よかったよ。

 ――1回戦に向けてネタの進み具合、手ごたえはどうですか?
 福田:僕らは昨年『M-1』に挑戦した後もネタをやらせていただく機会があったんです。その時に「このままじゃいけない」と思って。今年はいろいろとリニューアルさせたいなと考えてます。これで上に行けなかったら、引退も考えなきゃいけないなと。M-1生命をかけて挑みます。

 ――おつゆさんは初舞台です。
 松崎:そうですね。負け戦にはならないように。
 越岡:勝ちに行くってことね。僕は関西人なので関西弁で行こうと思っています。関西弁のツッコミと、このへんてこなキャラク
ター(の松崎)で。わりとちゃんとした漫才になると思います。

 ――最後に意気込みを!
 福田:ジャニーズ事務所を背負って、優勝したいと思います!
 辰巳:でっけぇ! この自粛期間でふだんのように舞台に立てず、人に楽しんでもらうことにすごく飢えている部分があるので、
その気持ちを思いっきりぶつけたいです。僕らは「つ~ゆ~」としてジャニーズとして初めてM-1にチャレンジしたという誇りがあるので、昨年の自分たちを越えられるように、そして今年のM-1に『ふぉ~ゆ~』4人でジャニーズ旋風を巻き起こしたいと思っています。
 越岡:僕ら『おつゆ』はチャレンジャー。失うものがないので、やるからには……せーの!
 『おつゆ』の2人:優勝!
 松崎:緊張はすると思いますが、その緊張を楽しみに代えて、今している会話のようにラフな感じで舞台に立てればと思っています。「ジャニーズの『ふぉ~ゆ~』って知ってる? あいつらお笑いすごいんだぜ!」と言ってもらえるような、『ふぉ~ゆ~』にとってプラスになるものにできればと思っています!
 越岡:彼はホントにピュアな男なんです(笑)

 そんな彼らの『M-1グランプリ』挑戦への思いや、けいこの様子などは公式You Tubeで公開されるほか、9月30日にはニュース情報番組『キャスト』(関西ローカル)にも放送されることとなる。

 ■「M-1グランプリ」公式Youtube
 https://www.youtube.com/m1grandprix/

 ■「M-1グランプリ」公式HP
 https://www.m-1gp.com/