俳優で歌手・菅田将暉が28歳の誕生日を迎えた21日、初のオンラインライブ『菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221』を開催した。
菅田は俳優活動とともに、2017年から本格的に音楽活動を開始し、音楽アーティストとしても注目される菅田。2019年リリースの『まちがいさがし』は各配信ストアにて1位となり、ストリーミング2億回再生を突破。『第70回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たし、『第61回 日本レコード大賞』特別賞も受賞するなど音楽での活動も存在感を増している。
ライブ会場は、どこかエスニックな雰囲気を醸し出すセットが立てられるものに。まずはピアノ、ギター、ストリングのアコースティック編成で、オリジナルのイントロとともに始まったのは『まちがいさがし』から。シンプルな編成でも力強いメロディーラインで、言葉の1つ1つを菅田が丁寧に歌い上げる。
続けて、少し明るい雰囲気で『いいんだよ、きっと』を、そして楽器隊の力強い演奏とともに原曲とはまた違った味付けの『7.1oz』を披露した。
その後、MCでは「こんにちは菅田将暉です、急なあいさつちょっと恥ずかしいです」と、初のオンラインライブにはにかむ様子を窺わせる。「きょうはよろしくおねがいします」と、次に披露したのは『キスだけで』。照明の雰囲気もワインレッドに変わり、哀愁を漂わせながら優しく歌い上げる。
そして、「きょうはゲストが来てくださっております」と、数々の菅田の楽曲をともに作り上げてきた盟友・石崎ひゅーいを呼び込む。制作に1年以上をかけたという『虹』の話などを交えながら、先日音楽番組『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）でも石崎によるセルフカバーが披露されて話題となった『さよならエレジー』を披露。
2人の関係性を感じさせるような、愉快な雰囲気のMCを挟みながら、2人名義でリリースした『糸』、石崎ひゅーいの楽曲『僕だけの楽園』を歌い上げた。質感の違う2人の声がきれいに混ざり合う。2人からは心の底から音楽を楽しんでいるさまが見て取れるものとなった。
石崎を見送って、メンバー紹介を挟みつつ、続いて「誰も知らない曲をやります」と披露されたのは新曲『ギターウサギ』。美しい照明とともに、アコースティックな音色が似合う仕上がりの楽曲となった。
そして、ライブでは初披露となる現在日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ『君と世界が終わる日に』主題歌としてオンエア中の新曲『星を仰ぐ』を丁寧に歌い上げ、最後には映画『STAND BY ME ドラえもん2』主題歌としてロングヒットを続けている『虹』を披露し、菅田初のオンラインライブは幕を閉じた。
本編後行われたTOPCOAT LAND会員限定のアフタートークでは、チャットコメントなどを拾いながら視聴者との交流を楽しんだ菅田。途中、ギターを片手に人気曲の楽曲カバーなどを挟みながら、終始和やかな雰囲気となった。
本ライブは今月25日25時59分まではアーカイブ放送が視聴可能で、チケット販売は24日18時まで行っている。
■セットリスト
M1：まちがいさがし
M2：いいんだよ、きっと
M3：7.1oz
M4：キスだけで
M5：さよならエレジー (with 石崎ひゅーい)
M6：糸 (with 石崎ひゅーい)
M7：僕だけの楽園 (with 石崎ひゅーい)
M8：ギターウサギ
M9：星を仰ぐ
M10：虹
※菅田将暉過去記事
・菅田将暉 ANN番組オフィシャルパーカー制作でポイントは「タグの1個1個に込められた思い」
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※記事内写真撮影は「Yusuke Oishi (MARCOMONK)」
