安田章大 7月上演舞台「リボルバー」にてゴッホ役で主演発表で「ファンの方と直接会える環境を作れて幸せ」!関ジャニ∞メンバーへ「バトンを繋げることができたらうれしい」

安田章大 7月上演舞台「リボルバー」にてゴッホ役で主演発表で「ファンの方と直接会える環境を作れて幸せ」!関ジャニ∞メンバーへ「バトンを繋げることができたらうれしい」1

 アイドルグループ『関ジャニ∞』の安田章大が7月より上演予定の舞台『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』(演出:行定勲)を主演することが14日、発表となった。

 作家・原田マハ氏が2020年2月から21年2月まで『小説幻冬』(幻冬舎)で連載していた、フィンセント・ファン・ゴッホと彼にまつわる物語を、現代に生きるオークショニストの目線で描いた小説『リボルバー』。本作を舞台化するにあたり、原田氏自らが手を入れ、小説版とは異なる新たな物語として立ち上げたものとなっており、ゴッホが実際に活躍した19世紀当時を物語の舞台とし、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係にフォーカスしていく。

 ゴッホ役で主演する安田は、『関ジャニ∞』としての活動はもちろんのこと、俳優としても映画やドラマで活躍。舞台には数年に一度コンスタントに出演しており、本作には2019年の『忘れてもらえないの歌』より約1年半ぶりの出演となる。

 本作の出演へ安田は、「実在する人物を演じるのは初めてで、しかもゴッホというすごく著名な人。でも、現時点でこの世に生きている人は、誰も彼の実際の姿を知らないし、正解の人物像もない。本当の正解を知らないからこそ、人それぞれのゴッホ像があり、可能性が無限にあると感じています。なので、ご覧いただいた方みなさんに納得してもらえるように演じる自信がありますし、そういう覚悟を持ってステージに立ちます」と、心情を。

 さらに、PARCO劇場には格別の思い入れがあるようで、安田は「PARCO劇場で上演された三谷幸喜さんの『12人の優しい日本人』が大好きで何度もDVDを見ていました。ついに、その場所に立てるなんて、不思議な感じです」との感慨とともに、「『関ジャニ∞』のメンバーは、まだ誰も立っていない舞台なので、ほかのメンバーにもきちんと、バトンを繋げることができたらうれしいです」と、切り込み隊長のような心境も明かしている。

 続けて、「昨年はグループでの活動をメインに集中しようと自分の中で決めていたので、今作が1年半ぶりの舞台となります。ライブということをとても大切に感じている僕としては、この状況下で、ファンの方と直接会える環境を作れて幸せですし、観に来てくださる方々の心を動かす作品にしたいです。作品に触れることで、心の機微を感じることができ人生を動かすこともある、それがアートだと思っています。無名の画家だったゴッホは、死後その名を世界中に轟かせ、いまや作品は億を超える価値となっているので、この『リボルバー』の1公演も、お客さまにとってそのくらいの価値と感じていただけるような舞台にしたいです」と、意気込んでいる。

 舞台『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』東京公演は7月にPARCO劇場で、大阪公演は8月に東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールにて上演予定!

 ■あらすじ
 パリの小規模なオークション会社に勤めるオークショニスト・高遠冴はゴッホとゴーギャンについての論文を準備中だった。そんな彼女のもとに古びた拳銃が持ち込まれた。出品者はゴッホの自殺に使われたものだという。
 その真実を探るために冴は、ゴッホとゴーギャンの謎に満ちた関係の調査を始める。そして、誰も知らない歴史上の真実を掘り当てる。それは、ゴッホの死にゴーギャンが関わっているという驚くべきものだった。

 ■原田マハ氏コメント
 ゴッホは自殺したと言われているが真相は定かではない。本作は、ゴッホが自殺に使ったとされる拳銃がパリのオークションに登場した事実に取材し、ゴッホがいかにして【ゴッホ】になったかを読み解く物語である。ゴッホ役の安田章大さんはまっすぐアートに向き合う等身大の【ゴッホ】を演じてくださるだろう。演出の行定勲監督は芸術家たちの心情をあぶり出すに違いない。この舞台で、誰も見たことがない【ゴッホ】が誕生するはずだ。

 ■行定勲氏コメント
 ゴッホとゴーギャンという誰もが知っているスターであるふたりの愛憎関係とゴッホの死への境地。卓越した視点で美術史に深く切り込んできた小説家の原田マハさんが革新的な解釈でふたりを照射する。安田章大さんは、どことなく風貌がゴッホに似ているじゃないか。彼がゴッホと同化する姿を想像するだけで楽しみです。私にとって6年ぶりの舞台演出になりますが、これまでにない時空を超えたスケールに緊張するとともに胸が高鳴っています。

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