佐藤健 大林組擬人化した130歳のおおばや氏に悩んで出したキャラクターの答えとは?矢本悠馬と約3年ぶり共演で新TVCM登場【2人の楽しげやりとり全文】

佐藤健 大林組擬人化した130歳のおおばや氏に悩んで出したキャラクターの答えとは?矢本悠馬と約3年ぶり共演で新TVCM登場【2人の楽しげやりとり全文】17

 俳優・佐藤健(32)、矢本悠馬(30)が1日より全国放映される株式会社大林組の新TVCM『出会い』篇に登場する。

 同社では今年1月から『MAKE BEYOND つくるを拓く』というブランドビジョンのもと、企業広告シリーズを展開。佐藤は1月からの新企業広告のイメージキャラクターを務めており、引き続き起用となる。

 今回のCMでは、「大林組の『つくるを拓く』取り組みを親しみやすく紹介していく」という狙いから、佐藤は大林組を擬人化したキャラクター『おおばや氏』役を演じる。矢本は『ぼく』役を演じており、2人の不思議な出会いを描いたストーリーとなる。

 CMの舞台は、とある夜の街。道を歩いていた「ぼく」(矢本)が、建物にもたれかかって泣いている謎の男(佐藤)を発見する。「そうかそうか、頑張ったんだね、君も」とブツブツつぶやいている男に、「なぜ、泣いてるんです?」と尋ねる「ぼく」。すると、その男は「ぼく」に向き合い、「建物の気持ちになってるんです」と静かに答える。「それが彼との出会い」という「ぼく」のナレーションに続いて、ベンチに座って会話する2人。「こう見えて私、130歳なんです」と年齢を明かす男に、「ぼく」は「冗談は笑えないけど」と心の中でつぶやく。

 夜風に吹かれて、川沿いの道を歩きながら「火星に大きな街をつくりたいです」と語る男に、「夢はでっかい」と感心している「ぼく」。すると、心の声が聞こえたのか、男が突然振り返って「夢じゃないですよ」と否定。驚いている「ぼく」に、空を見上げるように促すと、2人の周りに火星の居住計画(マースハビテーション)の設計図がアニメーションで浮かび上がる。再び現実に戻り、「でしょ」と「ぼく」を見つめる男。そこへ「おおばや氏(130歳?)」というタイトルが重なり、なんだか楽しそうな「ぼく」と男のツーショットに、「彼の名前はおおばや氏。なんかおもしろいこと起きそうだ」というナレーションが入るものとなっている。

 佐藤と矢本は、2018年に放送されたドラマ以来約3年ぶりの共演。久々の再会ながらも、ドラマ当時の役柄は親友同士という深い関係性だったこともあってか、顔を合わせるやいなや、お互いに笑顔であいさつを交わし、近況報告をし合いながら旧交を温める。さらに、矢本は「自分がロケに出るとあまり天気が良くない」と空模様を心配していましたが、3 ヶ所をめぐって行われた今回の撮影では、冒頭のシーンはもちろん、最後まで天候が安定し、絶好のロケ日和に。安堵の表情を浮かべた矢本は、「健くんのスター性のおかげですかね(笑)」と話して、佐藤さんや周りのスタッフを和ませていた。

 『おおばや氏』というキャラクターへ佐藤は、どういう風に演じればいいのか悩んだという佐藤。そんななかだったが、100年以上前に製作されたオールドスタイルの丸メガネに、無造作のようで実は整っているヘアスタイル、時代物のトレンチコートを身にまとい、年季の入ったカバンを肩にかけると、現代風でありながら、どこか異世界から来たような絶妙のスタイリングが完成。そこへ「すごく先の未来を見ている人」という佐藤独自の解釈を基に演じることに。ちなみに、役の設定である130歳という年齢は、大林組の創業からの年数にもなっているそうだ。

 撮影後には佐藤と矢本にインタビューが敢行。2人が楽しげなやりとりを繰り広げた。以下全文。

 ――共演の感想をお聞かせください。
 佐藤:久々です。何年ぶりですか?
 矢本:2、3 年ぶりですかね。
 佐藤:以前、ドラマで共演させていただいたので、元々不安みたいなものはなかったんですけど、やっぱりすごくお芝居がしやすかったです。
 矢本:「おおばや氏」が元々持っている不思議さと、健くんが元々持っているミステリアスな、すごく人を引きつける魅力がマッチしていて、僕もめちゃくちゃやりやすかったですね。

 ――今回の撮影を通じて、お互いの印象は変わりましたか?
 佐藤:印象は変わらないですね。
 矢本:僕も変わらないですね。久々だったので、ちょっと緊張しましたけど、変わらずかっこいいなと思いましたし、「うわっ、むっちゃオーラある!」 と思いました。
 佐藤:矢本くんが演じた「ぼく」って、いわゆる“受け”の役、リアクションを取っていく役なので、その難しさみたいなものはすごくあると思いますし、そのリアクションによって、こっちの芝居も全然変わってきたりするんですよ。だから、矢本くんじゃなかったら、こんなに自分の表現がスムーズに出てこなかったなと思います。テンポ感とかもすごく大事で、気持ちのいいテンポで返してくれた時に、やっぱり矢本くんで良かったなと思いました。
 矢本:めっちゃ嬉しいです。健くんは普段クールで、なかなかこんなことを言ってくれないので、ちょっと照れますね(笑)。僕自身も、自分のリアクションは全部、健くんに引き出してもらったというか。おんぶに抱っこで、全部任せているという感じでした。

 ――今回の撮影で演じたキャラクターやストーリーについて、どのように感じましたか?
 佐藤:たいへん面白い企画だなと思ったんですけど、自分が「おおばや氏」を演じるということを考えた時、130歳という設定とか、大林組さんという企業の擬人化、いわゆる普通の人間じゃないみたいな設定とかをどういう風に表現したらいいんだろうというのが、最初は分からなかったです。ただ、現場で監督がすごく細かく演出してくださいましたし、衣装とか髪型とか、こだわってデザインしてくださって。現場に入るまでは結構不安だったんですけど、撮影が始まってからは何となく自分でも、なるほど、こういうことかと徐々につかめてきまして、楽しく撮影できました。
 矢本:最初に絵コンテをもらった時に、率直に「すげー面白いな!」と思いました。「ぼく」が「おおばや氏」に出会って、彼の不思議な存在に引かれていくという、15秒、30秒の物語なんですけど、おのずと2人のキャラクターの背景が垣間見られるような短編映画のような感じでしたね。

 ――「おおばや氏」・「ぼく」というキャラクターを演じるに当たって意識したことは?
 佐藤:すごく未来を見ている人だなと思って。あとは、視線が遠いというか、視界が広くて、先を見据えているような人なのかなと思いました。具体的に言うと、下を向いて歩いていないだろうなとか、普通に座って喋っている時も、何となく目線は上の方なんだろうなとか。そういうようなことが「おおばや氏」のスケールの大きさというか、大林組さんの大きさ、可能性の大きさというか、みたいな表現につながるのかなと思って、そういうところを意識して演じていました。
 矢本:できるだけ自分の「個」を消すということは意識したかもしれません。できるだけ空っぽの状態で本番を迎えて、「おおばや氏」から出てくるセリフをキャッチしやすいように、新鮮なリアクションが本番の中でできればいいなと思いました。

 ――実際に矢本さんが「おおばや氏」に出会ったら、どんな反応をすると思いますか?
 矢本:僕自身、けっこう他人に対しての好奇心が旺盛な性格なので、すぐに友達になろうとするんじゃないですかね。「おおばや氏」の会話のテンポ感とか違和感とか、けっこう魅力的じゃないですか。この人が何を考えているのかとか、その人のことがもっと知りたくなるような存在なので、興味を覚えて、CMと同じように話しかける可能性が高いのかなと思います。ちょっと怖いですけどね(笑)。

 ――撮影で大変だったこと、印象に残ったことをお聞かせください。
 佐藤:「おおばや氏」のキャラクターをつかむまでがちょっと苦労したというか、悩みました。ただ、CM撮影ではあるんですけど、体感としては映画を撮っているのとまったく変わらないような空気、環境の中で、監督がしっかり演出してくださいましたし、芝居に没頭できる環境を用意していただいたので、役者としてはありがたかったですね。
 矢本:ドローンを使った撮影があって、本番でもすごい音を出して、上から僕らを撮っていたんですけど、それもちょっと前までなら、できなかったことで印象に残っています。あとはもう、撮影中、めっちゃ天気に恵まれたなという感じです。いつも自分がロケに出る時、天気がいいことがあんまりないので、やっぱり健くんのスター性じゃないですかね(笑)。

 ――本CMシリーズで紹介される「宇宙エレベーター」など大林組の取り組みはご存知でしたか?(※「宇宙エレベーター」篇・「コンパクトアグリカルチャー」篇は7月以降 OA予定)
 佐藤:このお話をいただくまでは知らなくて、たいへん驚きましたが、宇宙は個人的にすごく興味があって好きなので、その取り組みを紹介するCMに携わることができてすごくうれしいです。正直どこまで実現可能なのか分からないですが、きっと大林組さんが本気でやるというからには、いつか実現してくれるんだろうなという期待が大きくて、ワクワクしています。
 矢本:勉強不足で知らなかったですが、今回教えていただいて、宇宙エレベーターって重力や部品は大丈夫なのかなとか、未来の発想を身近に感じることができて、ドキドキワクワクしました。自分が生きている間に間に合ってほしいので、ぜひ早くつくっていただきたいと思います(笑)。

 ――CMをご覧になる視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
 佐藤:今回、「おおばや氏」役を任せていただき、たいへん光栄に思っています。撮影の方もとても楽しく進めせていただきました。これからぜひ「おおばや氏」と矢本くん演じる「ぼく」の関係に注目していただきたいのと同時に、このCMをきっかけに、ぜひ大林組さんの取り組みにも興味を持っていただけたらうれしいです。
 矢本:僕自身、今回の撮影を通じて夢のある会社だなと実感したので、この CM を見て楽しんでいただいて、大林組という会社をもっと知っていただけたらいいなと思います。

 TVCM『出会い』篇は15秒、30秒で1日より全国オンエア!

 ■『おおばや氏』キャラ設定
 建物と会話ができる「おおばや氏」は、大林組の創業からの年数と同じ年齢130歳の男。一見夢のような話をしながら、単なる妄想に終わらせず、具体的な形として示していく彼の一挙手一投足を、大林組の企業姿勢と重ねています。チャームポイントは、トレンチコートと眼鏡。現代風でもあり、どこか異世界から来たようにも見えるスタイリングが特徴。

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