栗山千明と平岡祐太にとっての人生の選択語る!映画「種まく旅人~華蓮のかがやき~」初日公開舞台あいさつ開催

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 女優・栗山千明(36)、俳優・平岡祐太(36)が3日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で映画『種まく旅人~華蓮のかがやき~』(監督:井上昌典/配給:ニチホランド)初日公開記念舞台あいさつを井上監督とともに開いた。

 日本の「食」を支える農業や漁業といった第一次産業を応援することを目的にした映画『種まく旅人』のシリーズ4作目。本作はシリーズ2作目『種まく旅人~くにうみの郷~』に登場した農林水産省の官僚・神野恵子(栗山)が再び登場する。石川県金沢市の伝統野菜・加賀れんこんにフォーカスを当てたとものとなっており、実家のれんこん畑の後継ぎ問題に直面する銀行マン・山田良一(平岡)を通してヒューマンドラマが紡がれる。

 栗山は、「2019年ごろに撮影していました。そして全国で上映できると思うと、喜びもひとしおです」と、全国での封切りを迎えて万感といった様子。

 撮影ロケ地で、主人公の名前にかけて“恵み”だなと思ったことを問われると、栗山は、「本当にレンコン、金沢では加賀レンコンを意識して食べたことがなく、たぶん初めて頂きました。普段のレンコンもおいしいのですが、シャキシャキしていてもちもちしていて。なかなか知らないことってたくさんあるんだなって思いました」と、加賀レンコンに新鮮な感動があったという。

 すると平岡が、「ロケ弁に毎食レンコンが入っていて、別のものを食べたいなって」と苦笑いを浮かべるほどレンコンを堪能する機会になったと話しつつ、「レンコンとシイタケの包み揚げはハマりました。それにソースをかけるとうまいんですよ。いままでそういう食べ方をしてなかったなと思いました」と、こちらも料理に魅了されたようだった。

 一方、井上監督は農業の継承を意識して作ったのかへ、「農業がテーマの作品なのでそのテーマをしているだけで、継承はできているかなと感じています。そのなかで、明るく軽やかに見えるようにしました。題材が題材だけに説教くさい押し付けるようなものにはしたくないと思いました」と、込めた願いを語っていた。

 撮影エピソードとしては、ハスの畑で朝日が昇ってくるなか平岡演じる山田が涙するシーンがあるそうだが、「僕の涙のアップとかも撮った気がするんですけど、完成したものを観たら、全部引きの画で……。僕の涙がなくなった経緯を教えてもらいたいです!」と、井上監督に詰め寄る一幕も。これに井上監督は「あの光景が素晴らしくて、その画にまさる画はないなと画をつないでたら思えてきて」と、釈明し平岡も不承不承といった様子ながらも「納得です」と返して大人の対応を見せていた。

 ほかにも、作品にちなんだ人生の選択を迫られたときに自分がしたことは?という問いかけも。これに栗山は、「そんなに重くはないですが、私にとっての選択でいいますと、地元から東京に出てくると決めたことですね。それは中学生くらいのときでしたけど、大きな決断をしたなと思いました。幼かったから、怖さを感じずに飛び込めたと思います。この役者というお仕事もそうですが、大人になってから飛び込むのはもっと腰も重かったと思いますし、怖かったと思います」と、しみじみ。

 平岡も「たしか18歳くらいのときに、会社の部長さんとご飯に行ったんですよ。そこで、『お前は何をしたいんだ!』とボコボコに詰められたことがあって。ご飯が終わった後、自分、何もなになと思って、都内をずっと歩いて、赤羽より北の方まで行ってて。そこで、『よし、俺は一番になる!』という決意をして、部長さんに電話をしたんです。いままで1番になってはないし、何が1番かも分からないですけど、都内を歩いて出た答えがあれだっったので、思い出深いです」と、こちいらも感慨深げだった。

 映画『種まく旅人~華蓮のかがやき~』は公開中!

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