神宮寺勇太を信頼し脱力した状態でフワリと落ちてくる伊野尾慧など!「准教授・高槻彰良の推察」第3話洞窟ロケ風景などの撮影公式レポートが公開

神宮寺勇太を信頼し脱力した状態でフワリと落ちてくる伊野尾慧など!「准教授・高槻彰良の推察」第3話洞窟ロケ風景などの撮影公式レポートが公開1

 アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』の伊野尾慧が連ドラ単独初主演し『オトナの土ドラ』枠で現在放送中の『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ准教授・高槻彰良の推察』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)。21日放送の第3話に登場する洞窟のロケ風景や、伊野尾、アイドルグループ『King & Prince』神宮寺勇太、吉沢悠の撮影公式レポートが公開となった。

 原作は作家・澤村御影氏の「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ(角川文庫)。伊野尾演じる完全記憶能力を持った民俗学の准教授・高槻彰と、神宮寺演じる過去に怪異を経験したことで嘘が分かる能力を手にしてしまった大学生・深町尚哉の凸凹バディが、「コックリさん」や「神隠し」といった怪異事件の謎に挑む異色の民俗学ミステリーとなる。

 以下、レポート全文。

 6月初旬、その日は晴れで気温は24℃と半袖の服で十分快適なロケ日和だったが、洞窟の中に入ると一気にひんやりとした空気を感じた。数日前の雨のせいで頭上のそこかしこの岩から水滴が落ち、足元がぬかるんでいる。この洞窟は不思議な形状をしていて今回、撮影のメインとなる場所は上部が円形状に空いているため、内部でスモークを焚くと、上空から差し込む光が幾筋も見えて、幻想的な映像美が作り出される。そこに伊野尾演じる高槻が本番用の衣装で現れたのだが…あれ?高槻先生の衣装がいつもの紺色ベースの英国風スーツじゃない!?

 それについてスタイリストに話を聞くと「アウトドアのシーンなので今回はちょっと変わったものをと思い、スポーツ用ニッカポッカを選びました。ニッカポッカというと建築現場をイメージされる方も多いと思いますが、元はニッカーボッカーズと言って、ゴルフや登山の正装だったこともある伝統的スタイル。高槻はいつもスタイリッシュ系のオーダースーツを着ていますが、今回は英国クラシカルの雰囲気は残しながらも、少し可愛い系に振ったスーツです」と教えてくれた。

 この日、撮影したシーンは、高槻が調査のため3メートル超の脚立に登っていると“ある事”が起きて落下。下にいた尚哉が慌てて高槻を受け止めようとする、という場面だ。岩でゴツゴツする地面にマットを敷き、安全を管理するスタッフも入れて、入念な確認作業を進めていく。脚立に登った伊野尾に、スタッフが「大丈夫ですか?」と声をかけると「気持ちいい!」と余裕の一言を返す伊野尾。そして監督に「落ちる時、顔は少しカメラ側に向けた方がいいですか?」と質問し、まずは、その方向でやってみることに。マットがあるとはいえ実際に落下し、それを受け止める伊野尾と神宮寺に怪我があってはいけない。スタッフに緊張感が走る中、カメラが回り、いよいよ本番。

 神宮寺を信頼し脱力した状態でフワリと落ちてくる伊野尾、そしてその伊野尾を受け止め一緒にマットに倒れこむ神宮寺。一連の演技が終わり、カットがかかると監督が神宮寺に「今、カメラ目線したでしょ?」とニヤリ。一発勝負のシーンだからこそ、神宮寺はきちんとカメラの位置を確認して演技していたのだ。そんな神宮寺にだからこそ、安心して身をゆだねた伊野尾。2人の信頼関係が垣間見えた瞬間だった!

 ロケは3日間に渡って行われたのだが、筆者がお邪魔したのは最終日。鳥のさえずりや木々のざわめきが心地よい大自然でのロケ中、伊野尾も神宮寺もとてもリラックスしているように見えた。そんな中、今までのイメージとは違う新たな一面が浮き彫りに!!伊野尾のマネージャーに前日2日間の様子を聞くと、伊野尾はどうやら虫にハマっていたようで、昨日はダンゴ虫、今日はクモと撮影の合い間に見つけた虫を自分のスマホで写真を撮ってはジャニーズ事務所が運営する有料サイト「Johnny’s web」に「昆虫web」と題して投稿していたとか…ほぼ連日連夜の撮影で初座長として全集中する伊野尾にとって、虫“撮”りが息抜きの時間となったようだ。

 神宮寺の新たな一面が見えたのは、尚哉が意識のない高槻を背負って、洞窟の出口へ向かう場面。ぬかるんで足元が悪い中、自分と同じぐらいの体格を持つ成人男性を背負って歩くのはかなり大変なはずなのだが、神宮寺はリハーサルで伊野尾をひょいと背負うと、ずんずん歩いて見せた。スマートな体格に似合わぬ意外な力持ちの一面を見せた神宮寺。その速さは監督に「もうちょっとスピードを落とせる?」と言われるほど。2人の画面での見え方を確認するため本番までに数回それは繰り返され、その度に伊野尾は「乗りま~す」と声をかけ、神宮寺の背中に飛び乗る。何度も背負うことになる神宮寺を気遣うように「俺、酔っ払っても、おんぶされたこと無いなぁ」などと軽口で笑わせる。そんな2人の微笑ましい光景の後は、いよいよ“衝撃の展開”の撮影シーンだ。

 その前に昼食休憩をはさみ、佐々倉役の吉沢悠と老人役の久保酎吉も合流し、撮影が再開されたのは15時前。日没までの時間も迫る中、ピリピリするスタッフが出てきてもおかしくない頃だが(笑)大自然の癒しのお蔭か、元々このチームが持つ良い雰囲気のお蔭か、現場には笑いが絶えない。最後のシーンは、洞窟から出て来た尚哉が、高槻を地面に下ろしていると、そこに佐々倉と老人が現れる、という場面だ。

 今回の洞窟に入るには、傾斜度がキツく、苔や落ち葉で滑りやすい山道を下りないといけない。しかもその山道は数日前の雨の影響でぬかるんでいる撮影には適さない悪環境だった。カメラや照明などの機材を運ぶスタッフの苦労は半端なく、滑らないように一歩ずつ恐々下りても足を取られて滑って転ぶスタッフも続出。そこを、吉沢は“駆け下り”なければならないのだ。大丈夫なのか!?心配するスタッフと筆者。だがそんな心配は杞憂だった。我々の視線のその先で吉沢はリハーサルから本番まで1回も転ばずにそのシーンを撮り切ったのだ!不思議に思った筆者が撮影後に「普段から体幹を鍛えていらっしゃるのですか?」と聞くと、吉沢は「ちょっと意識しましたね、ここで転んだらかっこ悪いなぁって(笑)。個人的に殺陣(たて)の稽古を続けてきたので体幹は鍛えている方だと思いますが今回、刑事役ということで、稽古の成果を発揮できるシーンがあって良かったです!」と、役では見せることのない、とびきりのビッグスマイルで答えてくれた。

 ■第3話あらすじ(8月21日放送)
 高槻(伊野尾慧)が運営するサイトに投稿された1本の動画。そこには洞窟の中で鬼に襲われる男の姿が…。殺到する問い合わせに困り果てた役場の依頼で調査を開始する高槻と尚哉(神宮寺勇太)、瑠衣子(岡田結実)たち。鬼伝説が残る山村の洞窟で彼らが目にしたのは穴が開いた髑髏だった。そこに毛皮を羽織り猟銃を手にした異様な姿の老人(久保酎吉)が現れる。「鬼神様に何する気だ!」鬼気迫る表情で高槻達に迫る老人。その後ろには無表情に赤子を抱いた女(奥村佳恵)の姿が。女にいざなわれ高槻達は鬼を守る家に足を踏み入れる。

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