加賀まりこ映画「梅切らぬバカ」大ヒットに普段連絡ない人からも連絡もらい「意外の連続」!塚地武雅 高知県公開へ向けアピールがヒートアップな一幕も

加賀まりこ映画「梅切らぬバカ」大ヒットに普段連絡ない人からも連絡もらい「意外の連続」!塚地武雅 高知県公開へ向けアピールがヒートアップな一幕も3

 俳優・加賀まりこ(77)、『ドランクドラゴン』塚地武雅(50)が5日、東京・新宿バルト9で映画『梅切らぬバカ』(監督:和島香太郎/配給:ハピネットファントムスタジオ)大ヒット御礼舞台あいさつを和島監督(38)とともに開いた。

 自閉症を抱える50歳の忠男(塚地)とその母・珠子(加賀)。やがて訪れる“息子が1人で生きる未来”を案ずる母親の姿や、地域コミュニティとの不和や偏見といった問題を取り入れながらも、揺るぎない親子の絆を通し、社会の中で生きていく様子をまっすぐに温かく描いている。本作は11月12日に劇場公開され、44館でのスタートから反響を呼び、117館での上映がされている。

 加賀は、本作上映後に舞台あいさつに立つのは初めてだそうで、「すっごい恥ずかしいです」と照れたり、「意外の連続なんです。普段お付き合いのない俳優さんや監督からLINEをくださって。いままでの人生であんまり褒められることがなかったので驚いています」と、大反響が巻き起こっているのだとか。

 一方、塚地は「小さな小さな作品だったんです。最初の話では3館くらいで上映して、スタッフさんたちが20館で公開できればという話で。それが、みなさんおおかげで口コミで広がっています。ここまで広がっていくということを、3人とも予想していなかったというか」と、万感の気持ちを。

 さらに、本作の予告動画の再生回数が360万再生を突破しており、これに塚地は「アイドルとかイケメン俳優が出てないとそんなに再生されませんよ!どうもイケメン俳優の塚地武雅です!(笑)」と、意気揚々でこれには場内も大爆笑。

 すると、加賀も「ここまで行くと(上映館を)47都道府県いきたいですよね」と、意気込むと塚地は秋田県と高知県がまだだと持ち出しつつ、「高知県は僕は観光特使をやっているんです。私の一族も住んでおります!」と次々に地元自慢を繰り出してヒートアップしていた。

 作品にかけて生まれてきてくれてありがとうと伝えたい人は?という質問が。これに塚地は、「まず、やはり母ですね。母が生まれなかったら僕も生まれてないですから。父も他界していて、この作品にオーバーラップするところがあるんです。母はこの作品を観て泣いたらしいです」と、母への思いを伝えつつ、「あと相方ですかね。ついでに(笑)」と、忘れずにコメント。

 加賀は「いろんな人が生まれてきてくれてありがとうなんです」と前置きしつつ、「監督から 台本を頂いて、やるべきかどうか考えたんです。そのときに私のつれあいが、自閉者の子供を持っていて、『あなた私がこういう映画出るの嫌じゃない?』と聞きました。そうしたら、この映画は自閉症の子供を意地悪な目で見る映画ではなくて、生まれてきてくれてありがとうという視線で見るから、『ぜひやった方がいいんじゃないか』と言ってくれて。実はこの映画の撮影で撮ったのですが、『その2週間の間、僕があなたを支えるから現場に行ってあげるよ』と言ってくれて、毎日付き添ってくれました。それは心から感謝しております。だからつれあいに生まれてきてくれてありがとうです」と、エピソードとともに深い感謝を捧げていた。

 映画『梅切らぬバカ』は上映中!

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