映画「BRAVE STORMブレイブストーム」舞台あいさつが開催！
俳優・大東駿介、渡部秀が11日、東京・TOHOシネマズ上野で映画『BRAVE STORMブレイブストーム』（監督：岡部淳也／配給：プレシディオ）公開記念舞台あいさつを山本千尋、タモト清嵐、春日光一、壇蜜、松崎悠希、吉沢悠、岡部監督とともに開いた。
地球人類が侵略を受け滅亡の危機にひんしている2050年から、大東、山本、タモト、壇蜜、春日ら演じる“春日5人兄弟”が2015年に時間移動し、サイキック能力や強化スーツ“シルバー”を駆使して侵略者たちと対決！しかも、吉沢演じるロボット工学者や巨大ロボットに無理やり乗せられる渡部演じるボクサーなども巻き込んだ、壮絶なバトルを繰り広げる、SFてんこ盛りなアクションエンタテインメント。実は本作、1970年代の特撮ヒーロー番組『シルバー仮面』と『スーパーロボット レッドバロン』をリブートさせた作品となっている。
大東は第一声から「自分でやったことのない挑戦をさせて頂いて嬉しいです」と、万感といった様子で、渡部は「きょうこの日を迎えられて光栄です」と、真面目にあいさつ。するとタモトが「変身！」と、渡部がかつて演じた役を彷彿とさせるようなポーズをとり、渡部も「怖い怖い（笑）」と、一気に硬い雰囲気がほぐれるものとなった。
見どころへ、大東は「ヒーローものは初めてですし、特撮とかヒーローものに参加させてもらえると決まったときに、自分の中で決めていたことがあって、過去に戻るとか、人間離れした設定でなんとなくヒーローぽくても、自分に置き換えて考えてみようと思って。痛みを伴うヒーローにしたかったんです」と、演じるうえでの心構えを話し、「2人とも正義のヒーローですけど、正義とはなんぞやということで、正義の価値観は違っていいんじゃないかとか結構こだわっったりしました。アクションも痛みを伴うものにして、スーツを作ってもらったときも、6回直しました。スーツの傷というのも、彼がどこで戦ってきた歴史なので」と、こだわりも。
一方の渡部も「2人の関係性と、特撮だけじゃない2人の成長物語となると思うんです。2人のキャラクターがどう成長していくか踏まえて観てもらえたら」と、ポイントを話しつつ、「日本の映画ではなかなか観られないようなグラフィックです。あとは個人的にボクサーの役で、少し前から準備させて頂いたんですけど。2人のケンカのシーンは見どころですよね」と、オススメしていた。
また、作品にかけ、もしタイムトラベルするならという話題も振られ、大東は、「僕の理屈のなかで、戻れて過去をやり直してしまうと感情がなくなるんじゃないかと思うんです。つらい経験、悲しいことがあったからいまこうしていられるというか。やり直せなくていいのかなと」と、過去は振り返らない主義だそうだが、あえて「小学3年生のときに、“漏らし”ましてね。それが朝礼のときに漏らしまして。そのときに、周りにバレてるんですけど先生にこう、ホースでジャーってやられて（苦笑）。その後の人生そういう経験があったからそういう子たちに優しくできると思います。でも、うんこじゃなくてもよかったのかなって」と、衝撃の告白で、沸かせていた。
渡部は隣にいた壇蜜を見ながら「壇蜜さんと同じ秋田出身で、壇蜜さんがいらっしゃったころに戻りたい。同級生になりたい。秋田で登下校してみたかった」と、ちょっと色っぽい感じだったが、壇蜜は渡部と10歳差があることに「何かパラドックスが生まれそう」と、余裕の対応で和ませていた。
最後に大東から「リスペクトを持ちつつ、僕達が今新しく何ができるだろうかと考えた作品です。岡部さんの頭の中のおもちゃ箱を引っくり返したような作品です。ただただ楽しんでください！」とアピールし、渡部からは、「岡部さんに直接スカウトされてこの日が来ました。僕達役者一同、魂込めて作りました。最後まで楽しんでもらって、2やりたいと思っていますのでお力添えよろしくお願いします」と、呼びかけその場を後にした。
映画『ブレイブストーム』は10日より絶賛公開中！
