スクールアイドルグループ『Liella!』の澁谷かのん役・伊達さゆり、唐可可（タンクゥクゥ）役・Liyuu、嵐千砂都役・岬なこ、平安名すみれ役・ペイトン尚未、葉月恋役・青山なぎさ、桜小路きな子役・鈴原希実、米女メイ役・薮島朱音、若菜四季役・大熊和奏、鬼塚夏美役・絵森彩が11日、大阪・オリックス劇場で『ラブライブ！スーパースター!! Liella! LIVE & FAN Meeting Tour ～Welcome to Yuigaoka!!～』Day1公演を開催。『Liella!』初のファンミーティングを歌やトーク、ゲームコーナーで観客たちと盛り上がった。
オールメディアで展開しているラブライブ！シリーズの最新作で2021年7月よりNHK EテレにてTVアニメが放送された『ラブライブ！スーパースター!!』から新たに誕生したスクールアイドルグループ『Liella!』（リエラ）。表参道・原宿・青山という3つの街のはざまにある新設校・私立結ヶ丘女子高等学校を舞台に、初めての入学生である澁谷かのんを中心とした少女たちが紡ぐ物語となった。今年7月からはTVアニメ第2期の放送も予定するとともに、今年5月には、2期生メンバーを演じる新キャストとして鈴原、薮島、大熊、絵森の4人が加わることも発表され、盛り上がりを見せている。
開演時間となると、制服衣装姿の1期生5人が“ひょっこり”といった様子で校門のセットの後ろから顔を出し、ペイトンが先陣を切って飛び出してくるなか楽曲『Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!』のパフォーマンスから幕を開けた。
ステージは、結ヶ丘女子高等学校のレンガ造りの校門のセットが立てられ、『Welcome to Yuigaoka!!』と記されたパーティフラッグもかけられ、雰囲気満点。さらに、風船での飾り付けもされており、メンバー9人のイメージカラーで彩られているものに。1曲歌い終えた後、岬から「結ヶ丘女子高等学校にみなさんを迎え入れるための歓迎会になっています」と、コンセプトの説明も。
続けて、岬は「ここからは新しい仲間にも、参加してもらいたいと思います」というと5人で「2期生のみんなー!」と、鈴原、薮島、大熊、絵森の4人を呼び込む。そのまま、2期生の4人もメンバーの描かれたボードを手に自己紹介していき、メンバー・キャスト両方のキャラクター性の一端を窺わせる。4人とも緊張で初々しい反応を見せていたが、ファンのペンライトの光の海に感激といった様子だった。
そこから9人でシッティングして『Liella!MEETING!!』と題した、事前に集められたファンからのメッセージを読み上げていくコーナーへ。まずは、新キャストの4人がメンバーを見たときの第一印象について質問。鈴原は、お風呂に入る直前にきな子のビジュアルを見て「感動のあまり」な状態でお風呂に入ったことからシャワーノズルがアゴにぶつかったというご愛嬌もあったそうだが、「それくらいきな子ちゃんがかわいくて」と、夢中になったという。
薮島は「髪型がどうなってるんだろうって。それと脚とリボンをしてないスタイルが印象的でやんちゃな子なのかなって」と感想を話せば、絵森は「表情のパターンをいっぱいもらって、喜怒哀楽がはっきりしているのかなって」とのこと。大熊は四季の独特なポーズをしているビジュアルに目が行ったそうで、その場で同じビジュアルと同じポーズをやってみて盛り上げることに。そこから青山がかつて、自分たちもメンバーと同じポーズをとったことを話したことから、4人もメンバーと同じポーズを披露していた。
さらに、1期生から2期生へ聞きたいことや、逆に2期生から1期生に聞きたいことは？という質問が。鈴原が自撮りのコツを尋ねたり、薮島がツアー先で1番おいしかったものを質問すると1期生5人が真剣な表情を浮かべたり、1期生のライブ前のルーティーンを話したり、座右の銘などを答えたりと、和気あいあいな姿を見せていた。
そんな2期生が話している間に、Liyuuが普段ライブなどで横並びになることが少ない岬の髪のお団子にしている部分を触って楽しげだったり、早くもペイトンと絵森が下の名前で呼び合う仲になっていたりと交流も深めているようだった。
トーク中盤には『Shooting Choice!!』と題して2択の質問に答えて、それぞれの好みなどを把握するというコーナーへ。夏休みの宿題を、計画的にやるか先延ばしにするかという質問で、どちらかというと先延ばしにするタイプがキャストが多かったという結論に落ち着いていた。後半には『動きからイラストにしまSHOW』と題して、3チームに分かれつつ協力するもので、わちゃわちゃとやりとりをしながら賞品となった551の豚まんをゲットしていた。
再びのライブステージの前に1期生の5人が衣装を着替えている間に、2期生の4人がルーレットで止まったテーマの話題を話す『ルーレットトーク！』で間をつなぐことに。
この日は“特技”がテーマ。絵森は音ゲーといい“スクフェス”の略称で親しまれているゲーム『ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル』の腕前をいつかファンの方の前で披露したいと意気込んだり、大熊は水泳と和太鼓を叩けるらしくライブでもあるかも？という余地を残す。薮島はライフル射撃と明かしたところ、3人が大興奮で配信のカメラに向かって撃つような仕草も。鈴原は女の子のイラストを描くことだそうで、すでにきな子の絵を描いたといい、「いま2期生のイラストも描いてて。それと四季ちゃんの誕生日が近いのでプレゼントできたら」とも語っていた。
そして、ライブパートは、デビューシングル『始まりは君の空』衣装で同楽曲のMVとシンクロ演出をしながらスタートを切る。MCでは、先程の2期生のトーク目を細めていたが青山は自身らへ「1年前はガチガチに緊張していて」と、懐かしげな様子も見せていた。
続いては、Liyuuによるソロ楽曲『Oh! レディ・ステディ・ポジティブ』。アニメ第1期3話『クーカー』の可可とかのんによるデュエット曲『Tiny Stars』を伊達とLiyuuで披露。その直後のMCでは、青山が「ソロをやったってことは……？」と意味深に切り出すと、岬は「Liyuuちゃんのソロ予想していた方いますか？あわよくばという人はいたかもしれないけど。楽しみに」と、後の展開へ期待をあおる様子も。
そこから楽曲『この街でいまキミと』、『Dreaming Energy』を5人でパフォーマンスすると1度全員が舞台袖に下がる。そこからアニメ1期ED楽曲『未来は風のように』のパフォーマンスとなり、作品のエンディングのアニメーションと同じように、伊達が1人飛び出してきてからの歌い出しで、徐々にキャストがそろってくるというアニメーションをキャストが再現し、曲の後半にはそれぞれのイメージカラーの布を手に持ってのパフォーマンスで目を引いた。
本日のイベントを振り返って、伊達から「9色になった（ペンライトの）海を見ましたのでありがとうございます！」といえば、岬も「9色になるとこんなに綺麗になるんだって」と感激。そこで、岬が「最後は1期生2期生みんなでお届けしたいなって」と、2期生の4人を再び呼び込むと、ラストはスローテンポな楽曲『トゥ トゥ トゥ！』のパフォーマンスへ。こちらは1期生の5人がメインで歌い継ぎ、2期生は手ふりなどで参加し、曲終盤では9人が横並びになって、人さし指をあわせる振り付けも披露した。
そして伊達から「以上、『Liella!』でした！」とお礼のあいさつとともに、終演を迎えていた。
なお本ライブは18日午後11時59分までアーカイブ配信もされておりチケットは18日午後8時まで販売されている。詳しくは特設サイト（https://www.lovelive-anime.jp/yuigaoka/live/sp_fmt/）にて。
※Day2レポ
・Liella! 9人で背くらべで伊達さゆり「1番前になりたくない……」と心の声ダダ漏れ！岬なこ『勇気のカケラ』ソロ歌唱で「歌いながら泣きそう」や2期生お互いの第一印象が「怖いお姉さん」なキャストとは
■セットリスト
OP：Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa! / Liella!
M1：まりは君の空 / Liella!
――MC1――
M2：Oh！レディステディポジティブ / 唐 可可（CV.Liyuu）
M3：Tiny Stars / 澁谷かのん（CV.伊達さゆり）、唐 可可（CV.Liyuu）、
――MC2――
M4：この街でいまキミと / Liella!
M5：Dreaming Energy / Liella!
M6：未来は風のように / Liella!
――MC3――
M7：トゥ トゥ トゥ！ / Liella!
※Liella!過去記事
・Liella!「星めぐりの歌」アカペラからの歌唱などで魅せる！普段のライブと違った歌唱中への想いや岬なこ＆Liyuuがペイトン尚未＆青山なぎさバックハグのようなお茶目な仕草も【Day2レポ】
・Liella! 2ndライブ横浜公演開催で5人それぞれのソロ曲披露！ペイトン尚未決意のスピーチで「私の夢は歌姫になることです」「どうか、夢を捨てずに」やLiyuu感極まり涙【Day2レポ】
・Liella!「オダイバ!!超次元音楽祭」2番手登場で4曲披露でハイテンションな楽屋裏！青山なぎさ GRANRODEO・谷山紀章に「髪の毛いたわってあげて！」も返り討ちに
・伊波杏樹 Liella!・青山なぎさをAqoursへ「持って行っちゃおうかな」や諏訪ななかハグしたペイトン尚未が喜びで放心状態！終了後にAqoursキャスト陣が大フィーバー【COUNTDOWNレポ後編】
※記事内画像は（c）2021 プロジェクトラブライブ！スーパースター!!
