大貫勇輔 ミュージカル北斗の拳で北斗百裂拳を「お客さん」に

大貫勇輔 ミュージカル北斗の拳で北斗百裂拳を「お客さん」に2

 俳優・大貫勇輔が24日、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで主演ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』(演出:石丸さち子)明日25日の初日公演を前に報道陣の取材に応じた。

 少年誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)に1983年から88年まで原作・武論尊氏、漫画・原哲夫氏が連載した作品。最終戦争により文明社会が失われ暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の継承者・ケンシロウ(大貫)が、愛と哀しみを背負って救世主として成長していく姿が描かれる。昨年12月に初上演され話題となった作品がブラッシュアップして再始動を果たすこととなった。

 取材会は大貫と、ユリア役の平原綾香とMay’n(Wキャスト)ともに開催。初日が明日に迫り「初演から1年経たずに再演ができるということで、素晴らしいユリアと、さらにブラッシュアップされたものになってます。初演を超えることは難しいと思っていましたが、実感としては超えられた感じがしています」と、自信を見せる。

 その大貫の発言を裏付けるように平原も、リハーサルを観て「初演のときより、ケンシロウみが増している感じがしていて感動しました」と、称える。さらに、平原は大貫の奮闘ぶりにも触れ「終わったあとに勇輔くんの顔が真っ白なんですよ」というと、大貫も「初演よりもキツくなった部分もあって、踊りの時間が1分30秒伸びたところもあって。初演は地方公演あわせて33公演ありましたが、今回はいまの段階で8公演できるかというくらいギリギリな感じで。きのうも場当たりのあとに、氷風呂に入ったあとにマッサージしてもらったり、自宅でもケアしていて。いまなんとかできるかなという感じで、綱渡り状態ですけど、一生懸命にケンシロウとして生きたいなと思います」と、ハードさを窺わせた。

 ブラッシュアップした部分を演じてみて、大貫は登場キャラクターで三浦涼介演じるレイの描き方を挙げ「レイのセリフを足したことによってレイとの関係性が深く見えて、その後、ケンシロウが覚せいするというシーンの分数も伸びて、より伝わりやすくなっています。原作を知っている人も知らない人もより分かりやすくなったのではないかと思います」とのこと。May’nとしては再演になっても、「何度観ても興奮してしまいますし、何度観ても、(敵がやられるときに発する声の)『あべし~』『ひでぶ~』で興奮します」と、笑みを浮かべた。

 オーチャードホールという場所での公演で大貫は「コンサートホールで歌いやすいなと思いました」と、やりやすさを感じているそうだが、歌手として何十年と毎年同所の舞台に立っている平原としては感覚が違うようで「歌手と役で一瞬どっちだっけと思うことがあってちょっとやりにくかったんです。でも、きょうは平原綾香じゃなくてユリアだぞという気持ちです」と、戸惑いも感じたそうだ。

 そんななか平原とMay’nが今月6日の会見でケンシロウをやってみたいと語っていた話が、振られたがMay’nは「私はキックボクシングなどをやっているので1年前はラオウとかを倒したい気持ちでしたけど、1年経って人を支えるとか愛する気持ちを学んで」と、気持ちが変わったそうで、「ケンシロウの女版でも格好いいなと思いましたね」とニヤリと笑い、大貫は「僕はユリアですかね?(笑)でも、そんな日は来ないです」と、楽しげだった。

 記者たちから北斗百裂拳をぶつけたいような相手は?との質問が挙がり、「お客さん」と答えた大貫。この真意として北斗百裂拳を叩きつけるような熱い気持ちをぶつけたいという意気込みだそうで「たくさんの感動を与えたいと思っています」と、語っていた。

 ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』東京公演は25日から同30日にBunkamuraオーチャードホールにて、福岡公演は10月7日から同10日までキャナルシティ劇場にて上演予定!

 ※北斗の拳過去記事
 ・大貫勇輔ミュージカル「北斗の拳」会見歌唱や回し蹴りなどド迫力
 ・「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」最終舞台げいこ開催!大貫勇輔「お届けできることが心の底から嬉しい」
 ・大貫勇輔 ミュージカル「北斗の拳」の主演のケンシロウ役お披露目で「お前はもう死んでいる」のセリフなど生披露!けいこの日々で感じる「予想をさらに超えた感動」語る

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