大阪・関西万博内で数々の重要な要人をもてなした迎賓館が10月15日にメディア向けに初公開。そんな迎賓館内で10月13日の最終日の1日限定で提供されたデザートも公開となった。
日本の「赤」に彩られたダイニングルーム内にて、提供された料理がお披露目されることに。
料理は日本料理の老舗「なだ万」とリーガロイヤルホテルが担当。懐石のコース、松花堂弁当のコース、洋食のコースが用意され各々パターンも用意するとともにベジタリアンやビーガンにも対応していたという。
そのなかでリーガロイヤルホテルが担当したババロアとビスケットによるデザート『季節の果物の輪舞仕立て 万博の大屋根をイメージして』では春・夏・秋の季節に提供した料理を公開。
そして最終日のみに提供されたという1皿も。デザートの上に乗っている青い羽はミャクミャクをイメージしたものだそう。それまでの春・夏・秋の皿になかった青を取り入れている。この青い羽について、調理担当の方に話をうかがうと、青は普段料理に取り入れるものではないそうだが、ミャクミャクカラーを入れたいという思いのもと青い羽を乗せたという。
また、料理は日々ブラッシュアップしていったそう。ブラッシュアップしていった経緯としては、最初は美麗さも取り入れたデザートにしていたそうだが、要人の方々の料理を楽しむ時間が60分と限られていたことから、短時間でも楽しめるものをということが会期中に求められたそう。そこでシンプルさに磨きをかけたのだそうだ。
なお、これらの料理は10月15日時点では店舗などでの提供予定がないそうだ。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ