大阪・関西万博 住友館今後の展望!建材の再活用、記録のアーカイブ化、植林体験成長記録も

大阪・関西万博 住友館今後の展望!建材の再活用、記録のアーカイブ化、植林体験成長記録も1

 10月13日に閉幕を迎えた2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)。此花区・夢洲内の会場の住友館の今後の展望が10月13日に発表となった。

 住友館は出展にあたって、「住友グループがこれまで培ってきた英知や技術、人材を集結させ、住友グループの総合力で社会課題に挑む」、「人々の心を動かし、時代に変化を与え、未来への希望を創出できるような展示や、夢のあるエンターテイメントを通じて、みなが集い語れる場をつくる」という想いで184日を駆け抜けた。そんな同館が今後「展示物やデータ類の保存、レガシー化に向けた具体的な取組み」を展開する。

 施策として、“住友館の建材の再活用”を行うといい、「住友館を構成してきた、建材やひとつひとつの展示物などには、様々な人々の想いと、森から授かったいのちの記憶が宿っています。それらをただ“モノ”として残すのではなく、“生きた遺産”として未来へ手渡すことが私たちの使命です。住友グループとして、万博がきっかけに生まれたこれらの“生きた遺産”を未来へとつなぎ、過去から未来へ伝承してまいります」と思いとともに、具体的なものとして「住友グループ各社および関連施設にて保管します」と説明。今後は、住友グループ各社および関連施設・イベントでの活用を検討しているといい、詳細が決まり次第、各施設、企業からの発表をしていくとのこと。

 デジタル面にかんしては、「『住友グループの数えきれない技術や取組み』をもとに、人類が直面する共通課題の解決や豊かな未来社会づくりへの想いを込めて創出されたアイデア『ミライのタネ』。会期中に参加いただいた皆さまによっておよそ1万件の『ミライのタネ』がつくられ、世界中に公開されました。これらのデータは、およそ700件の『住友グループの技術や取組み』と共に課題解決や豊かな未来社会の実現を目指す貴重な記録としてアーカイブ化されます。アーカイブ化の準備が整い次第、住友グループ広報委員会が運用するWEBサイト内の新設ページとして公開いたします」と明かしている。

 さらに、約1万人が参加した植林体験も行ったが、参加者が植えた苗木の成長記録は、万博会期終了後も住友グループ広報委員会WEBサイト内の特設ページにて掲載する予定としている。

 ※記事内画像は(c) Sumitomo EXPO2025 Promotion Committee

大阪・関西万博 住友館今後の展望!建材の再活用、記録のアーカイブ化、植林体験成長記録も6

大阪・関西万博 住友館今後の展望!建材の再活用、記録のアーカイブ化、植林体験成長記録も7

大阪・関西万博 住友館今後の展望!建材の再活用、記録のアーカイブ化、植林体験成長記録も3

大阪・関西万博 住友館今後の展望!建材の再活用、記録のアーカイブ化、植林体験成長記録も4

大阪・関西万博 住友館今後の展望!建材の再活用、記録のアーカイブ化、植林体験成長記録も5

大阪・関西万博 住友館今後の展望!建材の再活用、記録のアーカイブ化、植林体験成長記録も2

スポンサーリンク
借金問題解決

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする