【平昌五輪】フィギュアスケート団体・女子FS坂本花織5位!「どのジャンプも自分のジャンプじゃなかった」

【平昌五輪】フィギュアスケート団体・女子FS坂本花織5位!「どのジャンプも自分のジャンプじゃなかった」

平昌オリンピックは12日、フィギュアスケート 団体・女子FS(フリースタイル)を行い、坂本花織選手(17=シスメックス)が登場した。冒頭のコンビネーションジャンプが単独になるミス。なんとか最後までリカバリーしようとプログラムを変えて頑張ったが、得点は97.67点の5位。

 2番めに登場した坂本。曲は映画『アメリ』より。冒頭のトリプルフリップ+トリプルトウループのコンビネーションがトリプルフリップの単独になるミス。その後のトリプルサルコウを成功させると、落ち着いたのか、ステップシークエンスからフライングシットスピンを伸び伸びと決めて、トリプルルッツにつなげる。

 さらに、トリプルフリップ+2トウループのコンビネーションをトリプルフリップ+トリプルトウループへと瞬時に変更したり、大ラスのダブルアクセルをダブルアクセル+ダブルトウループ+ダブルトウループに増やすなど、冒頭のミスをリカバリーしようとする。

 それでも演技終了後には、天を仰ぎ「アー」と天を見上げ顔を手で覆う。そして、日本の団体戦メンバーに向かってゴメンのポーズ。最後まで意地をみせたが、得点は131.91点(技術点65.51点、演技構成点66.40点)の5位。

 坂本選手は、「(初めてのオリンピックの舞台、どんなことを考えてすべりました?)いつも通りの試合と思ってやったんですけど、どのジャンプも自分のジャンプじゃなかったので悔しいです。
 (坂本さんらしいハツラツとした演技はできたんじゃないですか?)伸び伸びとは滑ろうと思っていたので、そこはよかったかなぁと思います。
 (前の長洲未来選手の素晴らしい演技がありましたが、そのあたりはどうだったですか?)演技は実際見てないんですけど、終わったときの歓声を聞いて、これはよかったんだなぁと思って、自分も頑張らないといけないなぁと思いました。
 (ジャンプもしっかりまとめてきたように見えたんですけど、ご本人はどういうふうに評価しますか?)最初のジャンプをミスしてしまってから、すごい焦ってしまって、タイミングがどのジャンプもズレてしまって、一番得点源となる、フィリップ等とアクセル等が全然きれいに決めきれなかったので、そこが一番いま悔しいです。
 (オリンピックの舞台で滑ったという大きな経験。個人戦にどうつなげますか?)個人戦までもう少し時間があるので、しっかり個人戦ではこういうミスがないように、もっと練習していけたらいいなと思ってます」

 【女子FS】の順位
 1位 OAR 10
 2位 アメリカ 9
 3位 カナダ8
 4位 イタリア 7
 5位 日本 6

 【7種目終了後の順位】
 1位 カナダ 63
 2位 OAR 58
 3位 アメリカ 53
 4位 イタリア 49
 5位 日本 44

 ※予選ショートの点数は決勝フリーに持ち越される。

 4年前のソチオリンピックから設けられたフィギュアスケート団体。10ヶ国が男女、ペアのSPとアイスダンスのショートダンス(SD)を演技。それぞれの演技種目で1位10点~10位1点が与えられ、4種目終わった時点で上位5チームがフリーに進出することができる。前回、日本は5位だった。


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