【ラグビー】東芝ブレイブルーパス東京、2連覇を川崎市長に報告!リーチ主将「等々力で負けなしなので…」

【ラグビー】東芝ブレイブルーパス東京、2連覇を川崎市長に報告!リーチ主将「等々力で負けなしなので…」

 NTT ジャパンラグビーリーグワンディビジョン1 2024-25シーズンで優勝(15勝1分2敗)し、史上初の2連覇を果たした『東芝ブレイブルーパス東京』のリーチ・マイケル主将らが5日、「フレンドリーエリア協定」を締結している川崎市の福田紀彦市長を表敬訪問した。

 (取材・撮影:伊藤直樹©ニュースラウンジ/エッジライン)

 トップ写真は、トッド・ブラックアダーHC(左)、キャプテンのリーチ・マイケル選手(中央)、福田紀彦川崎市長(右)

 「フレンドリーエリア協定」とは、「ラグビーを通じたスポーツ振興をはじめ、地域経済の活性化、青少年の健全育成等、多岐にわたる分野において積極的な取組を行い、3者(川崎市・川崎市ラグビーフットボール協会・東芝ブレイブルーパス東京)が更なる発展と充実に寄与すること」を目的に令和4 年に協定を締結し、本市スポーツイベントへの協力や市内でのリーグワン開催の支援を行っている。

 『東芝ブレイブルーパス東京』の荒岡義和代表取締役社長は、「おかげさまでリーグワン初の2連覇を達成することができました。ありがとうございます。おもえば、昨年は川崎市制100周年の記念の年に私ども優勝で彩ることができ、今年もちょっと特別な年で、東芝創業150周年。かつこの夏には東芝の本社機能が川崎市に移転をしてくるという特別な年にも優勝することができて、これ以上嬉しいことはないです」と優勝ともに史上初の連覇達成を報告した。

 リーチ・マイケル キャブテンも「2連覇できてうれしいです。応援のおかげだと思います。今年も等々力(Uvanceとどろきスタジアム)で負けなしなので、来年も負けなしで頑張っていきたいと思います。だから来年、静岡ブルーレヴズとできるように…」と話した。『Uvanceとどろきスタジアム』は3年間(1年1試合で3戦3勝)負けなしと相性の良いスタジアムだけに、今季2戦2敗した相手の『静岡ブルーレヴズ』とのリベンジマッチを希望した。

 福田市長は、「改めましてみなさんおめでとうございます。昨年ここにきていただいて、優勝おめでとうございますといって、ぜひ、2連覇をというお願いをさせていただいたんですけど、ディフェンディングチャンピオンというのは本当に難しい世界だと思うんですけど、みごと2連覇。しかも、リーグ始まって以来の2連覇を達成されたという偉業を心からお喜びを申し上げたいと思います」と賛辞を贈ると、「リーチ(・マイケル)選手も一年間キャプテンでやってきて、ディフェンディングチャンピオンということで相当プレッシャーあったと思うんですけど、スローガンの通りの『勇猛果敢』なプレイをご覧になって、ラグビーファンも増えたと思いますし、勇気をもらった人もたくさんいると思います」とねぎらいの言葉を。

 続いて市長は、右手を骨折しながら決勝で活躍したリッチ・モーガン選手について「骨折さしているのに試合に出ていたって。普通ないでしょう?と思うんですけど、ラグビーではある話しなんですか?ほかのスポーツではちょっと…」疑問を投げかけると、リーチ選手は「正直無理だと思いました。きれいに割れてて、そのまま出るなんて…」とラグビーてもありえないことと言いつつ、酸素治療をして、痛み止めの注射を打ちながら出場したと、裏側を語った。

【ラグビー】東芝ブレイブルーパス東京、2連覇を川崎市長に報告!リーチ主将「等々力で負けなしなので…」

 リーチ選手は決勝の試合直後は、「ほっとした感覚強い」と言っていたが、4日たって連覇の実感について「湧いてきました。府中に帰ると「おめでとう」といろんな人に声かけていただいたり、今日川崎の本社行ってたくさんの人にあって、実感してきました」と周囲の温かい声掛けで実感が湧いてきたという。

 初の偉業であるリーグ連覇については「連覇できたこと。昨シーズンまぐれじゃない。やることまちがってない。3連覇に向けて、もっと自信もって。ここから先がすごく楽しみ。未知なるチャレンジに対して。やり方は昨シーズンとほぼ同じ。やってきて少し変えてより強い東芝を作らないといけない。それが楽しみ。ここから先が強くなる。リーグワンも強くなるけど、その中でも東芝は先頭に立ってがんばりたい。世界で戦えるようになりたい」と抱負と大きな目標を掲げた。

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