石川選手は“もー”といった表情で内村選手は笑いをこらえる
『エアウィーヴ PARIS2024オリンピックモデル発表会』が、3月6日に都内ホテルで開催され卓球元日本代表の石川佳純選手、体操元日本代表の内村航平が登壇。オリンピックモデルの使い心地などをレポートした。
2024年7月26日からフランス・パリで開催されるパリ2024夏季オリンピック大会に、マットレス1万6000床を寝具メーカー・エアウィーヴが納入することが発表。これにあわせて6日よりオリンピック公式ライセンス商品を3月6日より期間限定で予約販売することがアナウンス。
会場ではオリンピックモデルの製品もお披露目。マットレス（28万500円～）パリ2024大会のデザイナーによって特別にデザインされたリバーシブルの薄いかけ布団『ハイパーダウン』なども販売される（3万6300円）。同社のマットレスの特性を生かして、自身にフィットするものを測定するマットレスフィットセンサーなるものもパリ五輪の会場に設置するとしている。
実際に、石川選手もこのセンサーで測定がされ、内村選手らがセンサーの結果にマットレスを1分ほどで組み替える。組み替えてみて、内村選手は「重さもそんなにないですし、数字の通りに組み替えればというので簡単だなって。以前より、すごく替えやすくなったなって感じています」と、感想を。そんな内村選手のメイキングしたマットレスに横となった石川選手は、「めっちゃ寝心地いいです！このまま寝てしまいそうです」と、快適といった様子。
トークセッションも開催。過去のオリンピックで驚いたエピソードは？との問いかけに、「本当にさまざまな国の方が選手村に集まっていて、食堂もいろんな国の言葉があふれているんです。東京五輪のときは選手村にネイルサロンだなどもあって驚きました」と、新鮮な気持ちになったという。内村選手は「選手村で警備員が6人囲んでいる人がいて『誰だろう？』と思ったら、ウサイン・ボルト選手でした。守られてました。ただ、身長が高くてバレてました（笑）」と、楽しげに思い出を披露していた。
2024パリ五輪に出場選手に向けてのメッセージも手書きのフリップで求められることに。石川選手へは、『悔いのない戦いを』をしたため、「いろんなストーリーがあって、その日に臨んでいると思うので、舞台に立てるように頑張ってほしいなと思っています」と、背中を押すようなメッセージ。
一方の、内村選手は、フリップに『本当は大丈夫か？と毎日自問自答して完璧な準備をし、現地に着いてからも同じことをして圧倒的自信をつけて、周りの環境にまどわされずに自分を保つこと。そして本番では開き直って楽しむこと』と紙いっぱいに記し、石川選手のものを「4大会出て2連覇したなかで、一言で片付けられないと思いました。それと（石川選手の思いを）詳しく僕が説明してあげた感じです」と、熱弁をふるう。
しかし、石川選手はこの内村選手のメッセージに苦笑いしながら首をかしげる姿が。これはイベント前の打ち合わせで、このフリップを石川選手と同じく簡潔に記すと話してそれとなくあわせようと話をしていたそうだが、「本番になって、長くなってる！」と内村選手が石川選手に黙って行ったものだったようで、石川選手も内村選手へ“もー”といった表情を向け、やりとりを繰り広げていた。
サプライズはこれだけではなく、石川選手が2月23日に誕生日だったことからサプライズバースデーが行われたり、1月に生まれた内村選手へもケーキのサプライズ。さらには司会者が3月に誕生日だからと、司会にまでプレゼントがされたりと、話が次々に転がり盛り上がっていた。
