俳優・岡田准一が10月2日に都内で『マムート秋冬コレクション発表会 ~マムート・イノベーション 2025~』に登場した。
1862年にロープメーカーとしてスイスで誕生し、過酷な環境下にも耐えうる革新的なアウトドアアパレルとギアを生み出して、総合マウンテンブランドへと発展してきたマムートが秋冬コレクションをお披露目するというもの。
会場内にはスイスの名峰「アイガー」の北壁を再現した特別セットに加え、本物の氷を使用した高さ約4.5メートルの氷壁(アイスクライミングウォール)を設置し、2025 年秋冬コレクションを構成する3つのマムート・イノベーション(テクノロジー・イノベーション、ファッション・イノベーション、アーバン・イノベーション)の新作を披露した。
以下、公式レポート部分。
誕生から30周年を迎えたマムート最高峰のコレクション「アイガー エクストリーム」から登場した第6世代となる新作「アイガー ノードワンド プロ ハードシェル フーデッド ジャケット」を着用し、会場に設置された高さ約5mの「アイガー北壁」を再現した特別セット最高部から、岡田さんがロープをつかい懸垂下降で登場。
マムート・イノベーションの中でもテクノロジー・イノベーションを象徴する第6世代へと進化した「アイガーエクストリーム ジェネレーション6」について岡田さんは、「これは本当にすごいですね。自分の中ではハードシェルは“硬い”というイメージがあったのですが、着ていることを忘れるくらい柔らかく、まるでソフトシェルのように動きやすい。まさにマムート・イノベーションを実感しました」とコメント。発表会のテーマである“マムート・イノベーション”の印象について聞かれると、「歴史を大切にしながら、その先に新しいイノベーションを生み出している点がとても印象的です。自分の俳優としての活動にも重なる部分があって、とても共感します」と、語りました。
続いては、1969年に日本登山隊としてアイガー北壁を登攀した登山家で医師の今井通子さん、そしてマムート・アスリートでスポーツクライミング界を代表する小林由佳氏が登場し、ファッション・イノベーションの紹介。岡田さんと今井さんは、過去の映画舞台挨拶以来、9年ぶりの再共演となりました。今回の今井さんの登場は、マムートとイギリス発のファッションブランド「ナイジェル・ケーボン」とのコラボコレクションのテーマが、今井さんも参加した1969年日本登山隊のアイガー北壁直登ルート「ジャパン・ディレティシマ」から着想を得ており、当時の挑戦を振り返る特別なトークが繰り広げられました。また、これを機会にマムートが作成した1969年の日本隊による直登ルート登攀をイメージした12分間の短編映画のダイジェスト版が披露されました。今井さんは「こうしてマムートのイノベーションによって生まれ変わるのは感慨深い。当時の面影を残しながら、新しい素材を使用したこのコレクションを多くの方に楽しんでいただき、より多くの方が登山に興味を持つきっかけになればと願っています」とコメントしました。小林さんも「アスリートとしても、このコレクションは挑戦心を刺激してくれるコンセプトとデザインだと感じます」とコラボレーションコレクションをアピールしていました。
発表会では、今回のコラボレーションを手がけたデザイナーのナイジェル・ケーボン氏から岡田さんへ特別にビデオメッセージが上映されました。ナイジェル・ケーボン氏は、「このインスピレーションは、1969年の日本の登山隊がアイガー北壁に挑んだことから得ました。マムートとこのコレクションはとても刺激的で、素晴らしい商品です」とコラボレーションモデルの魅力を語りました。その後、岡田さんの名前の刺繍が施された特別仕様のコラボレーションアイテムも贈呈され、今井さんから岡田さんへ直接手渡される場面も。岡田さんは、「本当にうれしいです!今井さんの過去の挑戦に対してのイノベーションが反映されたコレクションということで、これから自分自身が何かに挑むときに着用させていただきながら、一緒に挑戦していきたいと思います」と感慨深げにコメントしました。
最後に3つ目のマムート・イノベーションであるアーバン・イノベーション「ドライ・ダウン コレクション」の新作を着用した岡田さん。アイガー エクストリーム・コレクションの技術と、ナイジェルとのコラボに代表されるマムートのファッション性が活きる軽くて動きやすく、とても暖かいドライ・ダウンで、会場に設置された高さ約4.5m(台座含む)、幅約1.4m、傾斜90度の氷壁を舞台に、本格的なアイスクライミングに挑戦しました。会場にはマムート・アスリートの青木達哉さんも登場し、プロの目線でサポート。
青木さんは「これまで数々のアクションに挑戦してきた岡田さんですが、今回はかなりハードルが高い挑戦かもしれません」と語りました。挑戦前、岡田さんは「アイスクライミングはこれまであまり経験がないので、正直できるかどうか分からないですが、楽しみです!」と意気込みを語り、会場の期待が高まる中、氷壁に挑みました。両手にアイスアックスを握り、アイゼンを蹴り込みながら慎重に一歩一歩高度を上げ、腕と脚を巧みに使って氷壁を登っていく姿は、まさに本格的な登山の緊張感そのもの。
見事、登頂に成功した岡田さんは「いや~、楽しかったですよ!でも本当に動きやすい!ダウンなので厚みがあるのに軽くて、腕を振り上げても突っ張らないんです」と感想を述べ、ドライ・ダウンの撥水・防水加工とストレッチ性による快適さを体感しました。
青木さんは、「さすがの身のこなしで岡田さんの身体能力はあらためてすごいなと思いました! 今度は一緒にアイガーに登りましょう」と称賛。岡田さんも「ぜひお願いします!」と応じ、会場は大きな拍手に包まれました。
最後に岡田さんから「マムートのイノベーションには本格的な登山はもちろん、街中でも重宝する商品がたくさんあるので、いま着ているドライ・ダウンもこれからの季節にオススメです。僕自身もこれからマムートと一緒にイノベーションを起こしていきたいと思います」。とメッセージをいただき、「マムート秋冬コレクション発表会 ~マムート・イノベーション 2025~」は幕を閉じました。
●マムート2025年秋冬 コレクション岡田准一さん着用商品(アイガー エクストリーム ジェネレーション6)アイガー ノードワンド プロ ハードシェル フーデッド ジャケット- Eiger Nordwand Pro HS Hooded Jacket -/¥165,000-
●岡田准一さんへの贈呈商品(ナイジェル・ケーボン コラボレーション)
マムート x ケーボン ディレティシマ インサレーション パーカー- Mammut x Cabourn Direttissima IN Parka – / \ 297,000-
●岡田准一さん着用商品(ドライ・ダウンコレクション)
オベリスク ゴアテックス ハードシェル サーモ コート アジアンフィット- Obelisk Gore-Tex HS Thermo Coat AF -/ \99,000-