滋賀県観光キャンペーン『戦国ディスカバリー 滋賀・びわ湖』の一環となる東海道新幹線貸切イベント『戦国浪漫号』が2月1日に東京・JR品川駅と滋賀・米原駅の間で運行された。
本キャンペーンは大河ドラマ『豊臣兄弟!』の放送が2026年に始まり、『豊臣兄弟!北近江長浜大河ドラマ館』もオープンすることから、とくに関東圏からの観光誘客を図ることを目的として企画されたもの。
この企画のために東海道新幹線1両を『戦国浪漫号』として運行。あわせて、長浜城歴史博物館の観覧と、2月1日に開館となった『豊臣兄弟! 北近江長浜 大河ドラマ館』の自由観覧も楽しめるというもので参加費無料で抽選で当選した方が参加となった。
車内はイベント仕様でレッドカーペットが通路に敷かれ、ヘッドカバーは『戦国ディスカバリー 滋賀・びわ湖』のアンバサダーを務める歌手・西川貴教の勇壮な鎧とマント姿のビジュアルがプリントされたもの。BGMは本号オリジナルの太鼓や琴の音も入ったアップテンポの音楽が流れるなど、雰囲気満点!
午前11時40分、子ども含む3人×7組の合計21人が品川駅から東海道新幹線ひかり641号の16号車へと乗り込んでくる。車内には安土城時代の信長公と有力武将・姫達で構成され約15年ほど前から活動しているという近江八幡市公認の武将隊『信長隊安土衆』から織田信長、織田信忠、寧々、豊臣秀吉、丹羽長秀、明智光秀、徳川家康の7人が甲冑・和装姿で客席でお出迎えし、これには参加者たちも思わずニッコリといった様子だった。
全員で出発にあわせて勝どきをあげてスタート。正午には滋賀県の近江牛をはじめ、赤こんにゃくなど滋賀県産の食材が使われたお弁当が参加者へ振る舞われる。こちらは東京・日本橋にある『ここ滋賀』2階レストラン『近江牛もりしま寛閑観(かんかんかん)ここ滋賀』のイベント向けオリジナル弁当。目玉となる、近江牛は硬すぎず柔らかすぎず加工されたものとなっていた。
食事が終わって一息ついたタイミングで、滋賀県立大学名誉教授で考古学者の中井均(なかい・ひとし)氏が登場。中・近世城館遺跡、近世の大名墓などを専門にしている中井氏による『戦国の聖地 滋賀』クイズ大会が行われた。問題は7問出題され、正解者にはその都度、彦根の人気キャラクター・ひこにゃんの焼印が入ったどら焼き“ひこどら”がプレゼントされていた。
車内アナウンスには工夫が凝らされており、新横浜は武蔵、小田原は相模といったことをはじめ、伊豆、駿河、遠江 、三河、尾張、美濃、近江に入るたびに、その地域に「入りました」など車内にアナウンスが響く。駅到着の瞬間も、その国名が連呼され遊び心も窺わせた。
ほか、中井氏からは小田原城、駿府城、掛川城、清州城、関ヶ原の周辺に来ると戦国時代の解説がたびたび挟まれ、歴史ロマンを存分に堪能できる旅となっていた。
出発してからあっという間に約2時間で米原駅に到着。参加者らは長浜城歴史博物館、『豊臣兄弟! 北近江長浜 大河ドラマ館』へと向かっていった。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ























