大手芸能事務所の株式会社スターダストプロモーションが10月26日に東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで第4回『スター☆オーディション』最終選考会を開催。男性グランプリとして、東京都出身14歳の山中島 世夏(やまなかじま・せな)氏、女性グランプリとして、沖縄県出身14歳の岩瀬 夕由(いわせ ゆうゆ)氏が選出され、俳優・北川景子がスペシャルプレゼンターとして華を添えた。
スター☆オーディションは同社が創立40周年を迎えた2019年に“新たなスターの原石が本気でエンターテインメントの世界を目指す時、初めてチャレンジするコンテスト”として初開催。今年は4度目の開催となる。6月から募集を開始し、全国9ヶ所で開催された書類審査不要の全員面接を含め、応募総数は1万2458人。いくつかの審査を経てファイナリスト18人(女性13人・男性5人)が選出され、最終選考会のステージに臨んだ。
以下、公式レポート部分。
イベントでは、オープニングアクトとして、第2回 「スター☆オーディション」特別賞受賞者の武田創世が所属するボーイズグループ・Lienelと、”青春代演エンタテインメントグループ”をコンセプトに活動する男女9人組グループ・ONE LOVE ONE HEARTが登場。Lienelは「罪と罰」、ONE LOVE ONE HEARTは「春雷フライト」を含むそれぞれ計3曲を披露し、イベントを活気付けた。(※武田創世は欠席)
その後ステージに登壇したファイナリスト18名は、第1次審査として1分間の自己PRの後、演技審査と特技審査を兼ねた最終審査として演劇「スター学園 運動部対抗パフォーマンス大会」を披露。
ストーリーの中に歌やダンスの特技披露の場だけでなく、ランダムで出されるお題の一言を即興で表現するアドリブ力が試される場も組み込まれており、ファイナリスト達の総合力が求められる審査となった。
ファイナリスト達は緊張を感じさせながらも、個性あふれる特技を披露し、各々の持つ魅力を存分に発揮した。
イベント中盤には、ライブゲストとして私立恵比寿中学とBUDDiiSが登場。
私立恵比寿中学はメジャーデビュー曲「仮契約のシンデレラ」やファイナリストへ向けて「YELL」を歌唱。BUDDiiSは最新シングル「Dear」を含め5曲を披露。
圧巻のパフォーマンスで観客を魅了し、イベントフィナーレに向けて会場全体を盛り上げた。
授賞式では、審査員特別賞から発表。福岡県出身16歳の薬師寺 梨央(やくしじ りお)さん、東京都出身12歳の富永 朋貴(とみなが ともき)さん、沖縄県出身12歳 亀谷 珠奈(かめや じゅな)さん、兵庫県出身11歳の追田 愛唯(おいた めい)さんの4名が受賞した。
その後のグランプリ発表時にはスペシャルプレゼンターとして北川景子がサプライズ登場。ファイナリスト達が北川の登場に驚きの表情を浮かべる中、北川よりグランプリが発表された。
男性グランプリとして、東京都出身14歳の山中島 世夏(やまなかじま せな)さん、女性グランプリとして、沖縄県出身14歳の岩瀬 夕由(いわせ ゆうゆ)さんが選出。北川よりグランプリに星型トロフィーが贈呈された。
男性グランプリを受賞した心境を聞かれた山中島さんは「これまでたくさん練習してきてその成果が今日出せたと思うので、結果としてグランプリをいただくことができて本当に嬉しく思います。 ありがとうございます」と受賞を喜んだ。
女性グランプリを受賞した岩瀬さんは「今まで練習してきて、グランプリをいただけて本当に嬉しいです」と笑顔を見せた。
初開催の2019年からスペシャルプレゼンターとして、このオーディションを見届けてきた北川は今回のオーディションについて「受ける方のレベルがすごすぎて、なんでこんなすごいことができるんだろうという方ばかり。もう誰がグランプリか分からないというか、私みんなをグランプリにしてあげたいくらい」とコメントし、ファイナリスト18名の勇姿を称えた。
グランプリを受賞した山中島さんが最終審査で披露したのはSTUTS「99 Step feat.Kohjiya, Hana Hope」のダンス、岩瀬さんはバンコクの正式名称を暗唱して得意の記憶力を示した。
審査員を務めた岩倉氏は山中島さんについて「目の奥に潜む「やるぞ」という覚悟がグランプリの決め手になった」と述べ、未来のスターへ期待を寄せた。
また審査員一致で選ばれたという岩瀬さんに、審査員を務めた広長氏は「最初の面接で新しいことにチャレンジしたいと話していたが、新しい自分は見つかりましたか?」と問いかけ、「これからたくさん素敵な人に出会うと思います。優しい人になってください」とエールを送った。
■北川景子コメント
私が所属したのはもう20年以上前になりますが、初めて事務所に入って学業と両立をしたいという時に嫌な顔ひとつせずに、じゃあ一緒に頑張ろうと言ってくれた日のことを鮮明に覚えています。その後も家庭との両立や、子育てと仕事とのバランスの見定めを事務所が一緒に寄り添ってやってくれました。そのことは私にとって非常に心強いことであったと思います。
タレントっていうのは人間ですから、良い時もあって良くない時もあるわけですが、良くない時も決して諦めることなく、見放すことなく、やっぱり守って一緒に進んでくれる、そんな温かい事務所だと思っています。 そこがこのスターダストプロモーションのいいところじゃないかなと思います。
また変わりゆく時代の中で時代に合わせて変わり続けてきた、新しいことに柔軟にチャレンジし続けて成長し続けてきたというのもこの事務所のすごいところじゃないかなと思っています。良いところを大切にしていきながらも、これからも新しいことに挑戦していきながらスターダストプロモーションは益々大きく前に進みながら成長していかなくてはなりません。 そのためには今日見てきてくださった若い皆様方のエネルギーや才能が必要になってくると思います。これから皆さんと一緒に成長していけることを私も一所属者として楽しみにしています。 また今日残念ながらご縁がなかった方にとりましても、人生の大きなターニングポイントにこのスターオディションがなったということを嬉しく光栄に思います。これで私の挨拶とさせていただきます。
―オーディションを見ての感想
もう私も4回目ですが、毎年受ける方のレベルがすごすぎて、なんでこんなすごいことができるんだろうという方ばっかりなんですね。年齢を聞くとまだ12歳とか、とっても若くていらっしゃったじゃないですか。 だからもう誰がグランプリか分からないというか、私みんなをグランプリにしてあげたいというくらいで見ていました。
―グランプリへエール
本当に未来いがいっぱいといいますか、才能あふれる2人と一緒に仕事ができることをとても楽しみにしています。まだまだ若いですからこれからどんな風にタレントとして成長していくのか私もとっても楽しみにしています。頑張ってほしいなと思います。
【審査員コメント】
―男性グランプリ 山中島さんについて (株式会社SDP 常務取締役 岩倉達哉)
男子メンバーみんな本当に素晴らしかったです。僅差でした。山中島くんを最終的にグランプリに決めさせていただいたのですが、ダンスも上手でしたし、お芝居もパフォーマンスも臨む姿勢、本当に素晴らしかったと思います。目の奥に潜む「やるぞ」という覚悟みたいなものを感じました。それでグランプリに選ばせていただきました。今日この場に立つまでにたくさんの人のサポートがあったと思います。友達もあったでしょうし、家族もあったでしょう。いろんな人に支えられてきたと思いますので、感謝を忘れずにお仕事だけでなく人間としても立派な人に一緒になってほしいと思います。
―女性グランプリ 岩瀬さんについて (株式会社スターダストプロモーション 取締役 広長仁)
今回選考が難しかったのですが、審査員全員一致して岩瀬さんを選ばせていただきました。 岩瀬さん、最初に面接させていただいたときに、なんか新しいことにチャレンジしてみたいという、日常が平穏で面白くなかったのかな、自分を変えたいということがあったと思うのですけれども、新しい自分は見つかりましたか? これからの中でいろいろと素敵な人にたくさん会うかと思います。優しい人になってください。
■グランプリ囲み取材
①グランプリへ
――オーディションに応募した動機とグランプリを受賞した気持ち
山中島:何か新しいことにチャレンジしたいという気持ちがあり応募しました。練習してきた成果がしっかり出せたので本当に嬉しく思います。
岩瀬:新しいことに挑戦して出来ることを見つけたり自信をつけたくて応募しました。オーディションが決まった日から練習してて、グランプリを取れて驚いたし、とても嬉しいです。
――目標としている芸能人
山中島:僕は北村匠海さんがずっと好きです。好きな理由は、演技にすごく迫力があり見ていて惹かれて好きになりました。
質問者:将来は俳優さん?
山中島:俳優もやってみたいがモデルもやってみたいと思ってます。
岩瀬:私は浜辺美波さんがすごく大好きで、映画「君の膵臓を食べたい」を見て、演技が上手いなと思って目標としています。
質問者:女優や俳優に憧れをもっていますか?
岩瀬:はい。あとモデルも興味あります。
――北川に聞いてみたいこと
山中島:芸能界に出るにあたって一番大切な事は何ですか?
北川:私が一番大切にしているのは、「自分の気持ちに正直でいること」です。これから二人が活躍されていくにあたって色んな媒体に出たり、例えばバラエティ番組に出たり雑誌のインタビューに答えたりすると思うんです。その度にきっと「こういう答えを求められているんだろうな」と思うことが沢山あると思いますが、、そうじゃないなと思ったら素直に、自分に正直に受け答えをしたり、自分が楽しいな、嬉しいな、やりたいなって思う気持ちを大切にしていた方が、長くこの業界に身を置くのであれば楽なんじゃないかなと思います。
岩瀬:撮影しているときに、一番楽しいこと、嬉しいことは何ですか?
北川:私は凄く撮影が好きなので、撮影に向かって準備をすることも好きで、本番はとても一瞬の仕事で、カメラの前に立って本番が始まったら終わってしまうんですけど、それに向かうまでの準備期間ていうのをすごく大切にして楽しんでいるかなと思います。一番嬉しいのは、それがお客様に届いた時。映画とかドラマとか雑誌とか私たちが作り上げたものが、お客様に届いた瞬間とか、多分みんなもこれからファンレターとかいただくようになると思うけども、届いたんだなって実感する時がこれから嬉しくなるんじゃないかなと思います。
②北川景子へ
――グランプリ2人の感想
北川:とても頼もしいです。今日受賞して選ばれて、こんなにたくさんのマスコミの方の前で質疑に応答するというのは、私が中学生の時には絶対出来なかったと思いますが、動じないで堂々と二人ともやっていますので本当にこれからが期待大だなと思います。
――1回目からこのオーディションを見て きて4回目はどのような雰囲気だったか
北川:このスター☆オーディションというオーディション自体も広く知れ渡るようになってきて、応募してくださる方も増えてきて、どんどん回を追うごとにレベルが上がっていると思います。みなさんすごいので歌も踊りも芝居も何でも出来てしまう方がたくさんいて、お客様の応援や歓声もとても熱いもので、ステージと客席が一体となったオーディションの雰囲気ってここにいないと感じられないようなものすごい雰囲気があって、そこで力を発揮した二人は本当にすごいなと思います。














