「曇天に笑う」初日が開催！
俳優・福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人が21日、東京・丸の内ピカデリーで映画『曇天に笑う』（監督：本広克行／配給：松竹）初日舞台あいさつを本広監督とともに開いた。
漫画家・唐々煙氏が2011年からコミック連載していた同名作が原作。明治初頭の滋賀県大津が舞台。国の平和を守ることを生業とする曇三兄弟（くもうさんきょうだい）と呼ばれる長男・天火（福士）、次男・空丸（中山）、三男・宙太郎（若山）を中心とした魅力的なキャラクターたちが、それぞれの運命に挑んでいくアクションに仕上がっている。14年にはTVアニメ化、15年からは舞台化などさまざまにメディアミックスもされている人気作だ。
この日は、外はあいにくの雨だったが、大東が本作のタイトルにかけてのあいさつや、加治の風貌からキャスト間で“監督”と呼ばれている加治イジり、若山による「とてもイケメンで可愛らしい宙太郎を演じました」とのあいさつなど、キャストが笑いまくるなか和気あいあいな雰囲気のなかスタート。
今後、また一緒に仕事をしたいキャストはいないかという質問には福士は、「よりどりみどりだからなぁ……」と迷った末に、「じゃあ“加治監督”に撮ってもらいたい（笑）」というと、加治が焦りつつも意欲を見せてキャスト陣が大爆笑。さらに、福士は「優馬とまたやりたいです。バディーもの刑事とかやりたいですね。助け、助けられという関係になると思います」と、2人で笑いあう一幕も。
一方、中山は、「耀人の身長が並ぶくらいになってきたんです。だから、耀人の弟役（笑）」と、身長をイジったり、古川は「福士くんが弟で大東くんがお兄ちゃんの作品」と話したり、市川は「みんなにショッカーの格好してもらって、まず倒したいのは蒼汰じゃないですかね」と、かつて特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』で如月弦太朗役を主演した福士へショッカーを勧めるなど、観てみたい作品めじろ押しとなった。
そんななか、桐山は古川との共演を望んでいたが、古川の呼び方について“ぽんちゃん”と距離が近い呼び方もしていた。
続けては、春から新生活を迎える人もいるということで、新しいことへ挑戦したいことはないかという質問に福士は「インナーマッスルを鍛えようかなって。鍛えているのとそうじゃないのとは全然違っていて、今回のアクション映画でもブレたりしないとか、動きのキレとか変わってくるので。腹筋鍛えようかなって」と、体を鍛えることを挙げたり中山は、「人生で1回ぐらいは滝行をやってみたくて。僕らで1分2分出たという感じでしたので、僕は2秒……2秒半くらい頑張りたいです」と、福士の劇中での滝行シーンを見て憧れがあったようだ。
さらにこの日は、WEBで公開され、100万回再生数を突破するほどの話題となった、古川率いる『犲』メンバーがサカナクションの歌う本作主題歌『陽炎』に合わせてキレキレのダンスを披露した『曇天ダンス～D.D～』について質問が。そこで福士が「じゃあ、踊っちゃいますか！」との呼びかけで、場内の桐山と本広監督以外のキャスト8人で挑戦！
踊り終えた後には、客席から「格好いい！」の声が飛び交ったが、中山はスタート部分で間違ってしまい「本職なのにどうしようって」と、苦笑いだった。
最後に福士から「本当に自分たちが誇れるアクションエンターテインメントができあがったと思っています。きょうからスタートなので何回も観て、『曇天』の話題を作って、話題にしたいなって思います。何回も観に来てください！」と呼びかけていた映画『曇天に笑う』は21日より全国ロードショー中！
