花江夏樹、大橋彩香、水瀬いのり、田所あずさ、伊藤美来『政宗くんのリベンジR』イベ

花江夏樹、大橋彩香、水瀬いのり、田所あずさ、伊藤美来『政宗くんのリベンジR』イベ3

 「『政宗くんのリベンジ R』スペシャルイベント~政宗くんと食欲の愛姫~」が20日、千葉・幕張国際研修センター シンポジウムホールで開かれ真壁政宗役の花江夏樹、安達垣愛姫役の大橋彩香、小岩井吉乃役の水瀬いのり、双葉妙役の田所あずさ、ミュリエル・ベッソン役の伊藤美来が登場した。

 『政宗くんのリベンジ』は原作・竹岡葉月氏、漫画・Tiv氏による同名コミックスで累計発行部数350万部(※電子版含む)を突破している人気作。デブで冴えなかった真壁政宗が激ヤセしてイケメンへと変身し、かつて自身をこっぴどく振った安達垣愛姫を惚れさせてから最高の形で振るために奮闘する、という内容のリベンジラブコメディ。TVアニメは2017年1月から1クールで第1期、23年7月に第2期が放送された。

 以下、公式レポート部分。

 影ナレで、キャラクターたちのやり取りを久々に聞き楽しんだあと、キャスト陣が登場。会場に集まったファンも大きな拍手で迎えていた。

 司会を担当するのは田所さん。それぞれが、作品にちなんで、カロリーを消費させるような楽しいイベントにしましょうと挨拶していく。そして、さっそくランチタイム特別企画がスタート! 第一弾の企画は「動画鑑賞」で、こちらは動画を見ながら、キャストがコメントしていくというもの。

 第1話の「ミュリエルに図星を突かれる政宗と愛姫」は、第2期から登場のミュリエルが活躍するシーン。

 「素直で真っ直ぐな子なので、嫌味なく図星を突いてしまうんです」と伊藤さん。ミュリエルのカタコトのしゃべり方や時たま出てくるフランス語については、キャストも興味津々だったようで、伊藤さんも質問攻めにされていた。

 第8話の「吉乃の手当をする愛姫」という吉乃と愛姫の関係が描かれるシーンは、吉乃にとってもかなり切ないシーンだったのだが、水瀬さんも自分の気持ちに気づいてしまった吉乃を演じる機会がきたことを感慨深そうにしていて、最後の挨拶の際も「第1期の自分では演じられなかったであろうシーンを演じられて良かった」と話していた。

 そしてクライマックスに突入する第11話の「吉乃の背中を押す愛姫」。このシーンは 2 人で収録ができたそうで、「主従関係なしにやっと向き合えた」と語る大橋さん。それによって、本当の吉乃になれた気がすると水瀬さん。罪な男とされた政宗を演じる花江さんは「いないところでこういう事があるというのは、悪い感じがしないですね」とまんざらでもなさげだったのも面白かった。

 最後のシーンは第12話の「政宗が愛姫に改めて告白するシーン」。「長かった」と、思わず本音を漏らす大橋さん。すれ違いも長かったが、本当に結ばれて良かったと語る。ただ告白するまでだったので「この告白のあとがすごいのに!」と田所さんが残念そうにしていたり、ボブになった愛姫も可愛いとみんなに好評だったのも印象的だった。

 動画コーナーを終えて、次の特別企画は、チーム対抗のゲームコーナー。Aチームに花江さんと大橋さん、そしてBチームに水瀬さんと伊藤さんと分かれて対決をする。

 特別企画第2弾「貴方の好きなたべもの、何カロリー?」は、キャストの好きな食べ物のカロリーを当てるというゲーム。花江さんが「食べるラー油載せコンビーフ TKG」。大橋さんはブレずにずっと大好きな「ペペロンチーノ」。水瀬さんは「中里の揚げもなか 3 個分」。伊藤さんもパスタが大好きなので「ボロネーゼ」を上げる。

 ここではAチームが勝利。それぞれが好きな食べ物について熱弁していたのも楽しい時間だった。

 特別企画第3弾は「実践、デッド・オア・ラブ作戦」。こちらは、「自分に惚れさせてから振って捨てる」という政宗が愛姫に仕掛けていた作戦にちなんだゲーム。対象者はファンの皆さんで、キャストが客席に惚れさせてしまう言葉を言って、どちらがより惚れちゃう言葉だったかを争うというもの。セリフは運営が考えたものを抽選箱から選ぶというもので、運と言い方の勝負となる。先鋒対決は、大橋さんVS伊藤さん。こちらは後攻の伊藤さんは、オーバーな動きのあるお芝居で攻めて伊藤さんが勝利。続く大将対決は、花江さんVS水瀬さん。完全に笑いに走り、しっかり爆笑を取った花江さん。同じく笑いに走らせるという誘いでもあったように思うが、この誘いにあえて乗らず、思いっきりあざとく「大好き」と言った水瀬さんに、花江さんが完全敗北。結果、Bチームの勝利となり、ご褒美としてカロリー多めな「政宗くんケーキ」がプレゼントされた。

 特別企画第4弾は読書コーナー。こちらは、恋愛のバイブル『政宗くんのリベンジ』原作漫画を、みんなで音読していくというもの。題材は、それぞれのキャラクターのエピローグが収録された第11巻『政宗くんのリベンジ after school』。ここでは、配役がいない登場キャラクターを、ほかキャストが兼役で演じているのも見どころだった。

 第50話の「安達垣愛姫」では、久々の切れ味鋭い残虐姫と政宗だけに見せる可愛い愛姫が良かった。第51話の「双葉 妙」では、妙のいい子っぷりが本当によく表現されていた。第54話「小岩井吉乃」では、ダイエットで脂肪燃焼に励む吉乃と、TV アニメを経て、新たな関係性になった愛姫と吉乃の微笑ましいところが見られた。

 最後の第55話「ミュリエル・ベッソン」は、政宗に漫画のネームを見てもらっているやり取りが描かれているのだが、ここではなつかしいミュリエルの「ござる」しゃべりが聞けたのも嬉しかった。

 そして特別企画、最終第5弾は、大橋彩香によるライブコーナー!『政宗くんのリベンジ R』のオープニングテーマ「Please, please!」と『政宗くんのリベンジ』のオープニングテーマ「ワガママ MIRROR HEART」を映像とともに生歌唱!ピンクのペンライトが揺れるなか、パワフルであり繊細な歌声を響かせ、ファンを喜ばせていた。

 また事前にアナウンスされていたチケット半券大抽選会も実施。直筆サイン入りアフレコ台本を抽選でプレゼントしたあと、最後はキャストの5人から、続編を作り、政宗と愛姫が付き合うまでを描いてくれたスタッフへの感謝、そしてずっと応援してくれているファンへの感謝が伝えられ、「『政宗くんのリベンジ R』スペシャルイベント~政宗くんと食欲の愛姫~」を締めくくった。

 ※記事内画像は(c)竹岡葉月・Tiv・一迅社/「政宗くんのリベンジ」製作委員会 R

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花江夏樹

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大橋彩香

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水瀬いのり

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田所あずさ

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伊藤美来