中村獅童 初音ミクから「気を使って頂いて私もなんとかやってます」と饒舌!「超歌舞伎」肺腺がんから快復待ってくれたファンの声に「走馬灯」

中村獅童 初音ミクから「気を使って頂いて私もなんとかやってます」と饒舌!「超歌舞伎」肺腺がんから快復待ってくれたファンの声に「走馬灯」

中村獅童が超歌舞伎を前に囲み会見!

 歌舞伎俳優・中村獅童(45)が28日、千葉・幕張メッセで『超歌舞伎』の1公演目を上演後、メディア向けに囲み会見を開いた。

 2016年から『ニコニコ超会議』内で上演されている『超歌舞伎』が今年も上演!歌舞伎俳優とボーカロイドキャラクターの共演という、全く新しい歌舞伎の形を実現していることでも話題の公演だ。

 第3弾となる今回は、顔見世舞踊の大作『積恋雪関扉(つもるこいゆきせきのと)』に着想を得た新作『積思花顔競- 祝春超歌舞賑-(つもるおもいはなのかおみせ-またくるはるちょうかぶきのにぎわい-)』。こちらは、平安時代を舞台に、獅童初の悪人役となる惟喬親王(これたかしんのう)と、これに敵対する良岑安貞(よしみねやすさだ)の2役を演じる。

 初音ミクも同様に、安貞の許嫁である小野初音姫(おののはつねひめ)と、白鷺の精霊の2役を演じ分けることとなる。このほか、磐萩の局役・中村蝶紫、秦大膳武虎(はたのだいぜんたけとら)役・澤村國矢に加え、ボーカロイドキャラクターである「鏡音リン」(かがみねりん)の出演、同キャラクターが歌う楽曲『天樂(てんがく)』が今作の劇中曲だ。

 昨年の『超歌舞伎』公演後に自身が初期の肺腺がんであることを発表し休養に入ったということもあり、「今年はテーマとして愛のある恩返しということで、精いっぱい演じたいと思います」と、思いを馳せる。

 その気持ちに応えるように1回目の公演でも序盤から観客たちから大声援が飛んだそうで、「ファンの方から『治るのを待っていますから』と言われて、盛大な歓迎の拍手で迎えてくださったんです。この1年間のことが走馬灯のように思い出しました」と、胸いっぱいになったようだ。

 それは芝居上の『数多(あまた)の人の言の葉を』というセリフにも現れているそうで、「芝居のストーリー上でのセリフと去年入院するときに、私の病気に打ち勝つためのエネルギーにもなりましたので」と、とくに気持ちも入っているセリフになっているようだった。

 ちなみに、3度目の共演となる初音ミクへは、「こんなに飲み込みが早くて上手い人は見たことがありません。良い成長です、成長ぶりも観てほしいです。ミクさんに気を使って頂いて私もなんとかやってます。さっきも『あそこのセリフは早かったんじゃ?』と、言われました」と、ジョークも飛ばし報道陣の笑うことも。

 そして「若い方に少しでも興味を持ってほしいと思っています。古典を守りつつ、革新を求める生き方を今後中村獅童にご期待ください」と、抱負を語ると「会場役者一丸となって、大盛り上がりの舞台になると思います。私自身も楽しんでやりたいと思います」と、気合を入れ直し2公演目の舞台へと向かっていった。

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