生田斗真 中山優馬から「完璧でちょっとムカつく」と憎まれ口言われるほど気の置けない仲に!「偽義経冥界歌」2020年公演へ「スペクタクルになっている」

生田斗真 中山優馬から「完璧でちょっとムカつく」と憎まれ口言われるほど気の置けない仲に!「偽義経冥界歌」2020年公演へ「スペクタクルになっている」1

いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』記者会見が開催!

 俳優・生田斗真、中山優馬が21日、都内でいのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』(演出:いのうえひでのり)記者会見を俳優・藤原さくら、粟根まこと、山内圭哉、早乙女友貴、三宅弘城、橋本さとし、脚本家・中島かずき氏、演出家・いのうえ氏とともに開いた。

 “奥州三代”と“義経黄金伝説”をモチーフとしており、義経が実際に奥州でかくまわれていたという史実をスタート地点に、奥州三代の隆盛の行方とともに、脚本を手がける中島氏ならではのファンタジー要素も散りばめる。すでに2019年3月から大阪、金沢、松本公演が上演されているが、満を持して20年に東京、福岡公演が上演される。

 まずは、中島氏が、昨年の公演を通じてとにかく短くするようにとプロデューサーからお達しがあったということで脚本を削りに削っているといい、いのうえ氏も「10分くらい短くなる」と、アピールし生田も「見やすくなっていると思います。物語の流れもいい具合につながっているというか」と、シャープになったと話す。

 生田は、後に“偽義経”である源九郎義経(みなもとのくろうよしつね)と名乗ることとなる奥華玄久郎国衡(おうがのげんくろうくにひら)役で主演。19年の公演を振り返り、「たくさんのお客様に喜んでいた頂けたなと思っています。いのうえさんが、作りたい劇団☆新感線であり、お客様が観たい劇団☆新感線の舞台ができたと思っています」と、手応えがあったよう。

 本作で4度目の劇団☆新感線舞台への出演で準劇団員といわれるほどの生田だが、これまでの公演と違って、「いのうえ歌舞伎でしか見られないスペクタクルになっているんです。階段と斜めの舞台!われわれはつねに斜めの状態なんです。それをヒーヒー言いながら演じていて」と、舞台装置も見どころの1つのよう。さらには、早乙女が「劇団☆新感線史上で1番、殺陣が多いと聞いていましたけど、19年の公演で7キロくらい落ちて」と、殺陣のすさまじさも伺わせた。

 一方、中山は国衡の弟である奥華次郎泰衡(おうがのじろうやすひら)役で出演。初の劇団☆新感線の舞台だったが、「昨年の公演がとても楽しくて、終わってしまうのが寂しくて。もっと演じていたいと思っていたので、今回60公演以上ありますので楽しみです」と、笑み。ちなみにけいこ場では、「ビビっていたんですけど、けいこ場に入るといのうえさん筆頭にゲラゲラ笑いながら作っていて、面白いことを作り出す現場というので毎回けいこに行くのが楽しいですね」と、受け入れてもらえたと胸をなでおろしていた。

 この日は全員おそろいのシャツを着ていたが、実はこれ生田が考案したものなのだとか。「チームワークをあげる意味もありまして、こういうシャツを作りました。Tシャツと違ってかつらをつけたままでも支度できるので」と、考え抜かれてのものであることもアピール。すると、中山は「さっき会見前に(生田が)服にコロコロをかけてくれたので、シワもありません(笑)」と、気遣いを受けたとも。

 話が生田の座長ぶりのことへ。りょうは、「素晴らしい座長で全体を見ていらして、『りょうさん、ここはこうやったらもっと面白いんじゃないか』とかもっとよくしようと伝えてくれますし、本当に頼りになります。とてもチャーミングなので、そのチャーみたいなところが、斗真くんの魅力だと思っております」というと、藤原も「殺陣とかもあるのに、私のアクションに居残りで付き合ってくださったりとかしました」と、リードしてくれたそうだ。

 中山も、「いい兄貴で、いい座長で、いい先輩です」と、全幅の信頼を寄せると、生田は「頼りになる後輩だと思います。舞台が好きという気持ちが伝わってきますね」と、目を細める。

 それだけ仲が深まったこともあり、中山が「19年の公演のときも夜にご飯をおごってもらったこともありました」と話したり、「ほとんど完璧でちょっとムカつくぐらいなんです(笑)。99点なんです。あとの1点は舞台用のお化粧がヘタなことですね。公演中も毎日多少顔が違っているんです」と、憎まれ口を叩けば、生田は中山がおにぎりを持参し「手先器用だし、料理も好きみたいなんですけど、男子更衣室に行ったら壁に向かって食べてるのを目撃して(笑)」と、ジェスチャー付きでやり返すなど、気の置けない仲になったようだった。

 そして生田から「長い公演になっております。健康第一で後まで乗り切りたいと思いますのでよろしくお願いします」と、メッセージを寄せていた。

 劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』は東京公演は2月15日から3月24日までTBS赤坂ACTシアターにて、福岡公演は4月4日~28日まで博多座にて上演!

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まるで兄弟のような姿も