當真あみが意気込み（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・當真あみ、原菜乃華、齋藤潤、藤原大祐、山時聡真、大西利空、嵐莉菜、坂元愛登、高村佳偉人、上白石萌音が6月13日に都内スタジオでドラマ『ちはやふる－めぐり－』（日本テレビ系）制作発表会見を開催した。
シリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画の『ちはやふる』。2016年、2018年に映画化された『ちはやふる－上の句・下の句・結び－』では、瑞沢高校に入学した主人公の綾瀬千早（広瀬すず）が、仲間と共に競技かるた部をゼロから作り、全国大会優勝を目指し、成長していく物語が描かれ、シリーズ累計興収45億円を突破する大ヒットシリーズとなった。本作はその映画版の10年後の世界を描いており、大きな挫折により、青春を諦めてしまった藍沢めぐる（當真）が、顧問として梅園高校に赴任してきた大江奏（上白石）と出会い、競技かるた部に入部し、新たな仲間と共に成長し、全国大会出場を目指して、高校最強の瑞沢高校に挑んでいく物語となっている。
キャスト陣は全員キービジュアルの袴の和装姿で登場。1人1人あいさつしていくなか、たびたび笑顔があふれる和やかなものに。
當真は、「見る側だった自分がこの作品に参加するという形で携わることが、ファンの方がたくさんいる作品で不安もあり、でも、憧れや眩しいなと感じた気持ちを今度は自分が演じる側として届けられたらと思いました」と、意気込む。
実際に『ちはやふる』の世界に入ってみて、「やってみると見えていた景色が憧れから現実に変わりました。かるたのシーンなどは、（映画版の）萌音さんが演じられていた姿がすごく美しく見えたんですけど、自分がやってみると難しくて。努力を積み重ねてのものだったんだと気づきました」と、見るのと演じるのは大違いだったと振り返っていた。
競技かるたの練習は昨年9月からそれぞれ高校キャスト合同で行ったそうで、當真は「月1で集まって練習するのと、かるたと畳のセットをそれぞれ渡されて練習していました」と準備していたという。自身が演じるめぐるは「かるたに全く興味のない効率重視の女の子で部活などの青春はしていない、それに、かるたをやったことがないという初心者のところから成長していく役で、すごく難しさを感じるわけではなかったんですけど青春に置いていかれるというわけではないですが、いろんな感慨をめぐらせて、自分で考えるところは考えていました」と、役のことを考えていたとも話していた。
そして注目ポイントとして、當真から「居場所のなさを感じている高校生たちの物語であって、生きづらさを感じていて、彼らが生きる道を探して、青春にたどり着いて、かるたに出会って大江先生に出会うことを描いています。それぞれが置かれている立場だったり、物語の主人公というよりそうではないキャラクターたちが多くて、自分たちの力で手繰り寄せようとしている姿がみんなのお芝居を見てジーンとくるものがありました。高校生、時間の有限さを感じて頂けたらと思います」と、メッセージを寄せていた。
ドラマ『ちはやふる－めぐり－』は7月9日午後10時より、毎週水曜日の同時刻に放送！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
