伊藤万理華2度目の展覧会は「今の自分を出し切った」!タイトル「HOMESICK」に込めた思いは乃木坂46卒業後の引きこもりから「外に抜け出すため」

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『伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”』へ向け思いを語った

 元『乃木坂46』の伊藤万理華(23)が23日、東京・渋谷のPARCO内ギャラリーXで展覧会『伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”』へ向け意気込みを語った。

 2017年に開催され3万人以上を動員した展覧会『伊藤万理華の脳内博覧会』。同展覧会では独自の視点を持つ伊藤が興味を持つファッション、アート、カルチャーなどが紹介され渋谷・福岡・京都の全国3箇所で開催された。今回の展覧会では、クリエイター4人と3ブランドを起用しコラボレーション作品を製作、展示することとなる。

 30人ほどの報道陣が詰めかけ、伊藤は目を丸くしながら、「こんなにたくさんの方が来てくださると思っていなかったので緊張しています」と、ビックリといた様子。

 前回を振り返り、「自分自身から、自分から企画書を書いたのは初めてだし、どうしたら人に伝わるんだろうと考えました。そうすることで、言わないと伝わらないなということを学びました」という伊藤。今回の個展をやろうという気持ちになったのは「(漫画家の椎名)うみさんに出会ったからなんです」という。

 その椎名氏とのコラボしてマンガも制作。「自分自身のパーソナルな部分と合わせてオリジナル漫画を作ってもらったんですけど、漫画家さんも自分も初めてで、お互い初めてのことをやってみて。うみさんが私の思っていることを飲み込んでうみさん自身の世界に落とし込むということが印象的でした」と、興味を持って臨めたそう。

 タイトルの『HOMESICK(ホームシック)』は「グループから抜けて2年経ち、何を思い何を伝えたいかを考えたときにこのホームシックという言葉が浮かびました」という伊藤。さらに、込めた思いとしては「『乃木坂46』を卒業してからの2年間の間に、1番自分が印象に残っていることが自分がずっとうちに引きこもっていて、外に出る期間が少なくて。その状況から外に抜け出すためというか。うちに引きこもっているときをホームシックというか。ホームシック=寂しいということだと思っているんですけど。それをポジティブにとらえてです」と、自分が外に出るきっかけという気持ちを込めてとのこと。

 テーマとしては、「軸は家・家族をテーマに掲げているんです」という伊藤。さらに、「メインビジュアルで着ているドレスは母と制作したものなんですけど、ドレスを制作する前は母とあまり対話ができていなくて、どうしたら親とコミュニケーションをとれるんだろうなと思っていたんです。それが私にとっては、ものを作るというかドレスを作るならコミュニケーションが生まれると思って。それが1番の軸なのかなって思います」と、母親との対話が生まれたのだそうだ。

 次回の開催はあるのかへ「あまり考えてないんです。前回も完全燃焼したからこれ以降は個展とかアートなこととか、かかわらないと思っていやっていたんです。今回も今の自分を出し切った感じです。だから、またいつかやるんですかと言われたらやるかわからないし、すぐではないし定期的にやるとも言えません」とのことだった。

 『乃木坂46』のメンバーたちも今回同期だった人やOGも来場すると伊藤が話していた展覧会『伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”』は24日から2月11日まで同所にて開催!入場料は500円となっている。

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