Roselia「RADIO EXPO」でライブ＆トークにフル回転！
5人組ガールズバンド『Roselia』のボーカル担当で湊友希那役・相羽あいな、ギター担当で氷川紗夜役・工藤晴香、ベース担当の今井リサ役・中島由貴、ドラム担当の宇田川あこ役・櫻川めぐ、キーボード担当の白金燐子役・志崎樺音が11日、神奈川・パシフィコ横浜で開催された大型フェス『RADIO EXPO ～TBSラジオ万博2020～』2日目内のライブステージや『ブシロードpresents相羽あいなの大こ～かいRaDiO』（TBSラジオ、木曜・午後9時30分～）の公開収録に登場し、観客たちを楽しませた。
アニメ、ゲーム、コミック、声優によるリアルライブなどさまざまなメディアミックスを展開するガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!（バンドリ！）』。同プロジェクトでは、実際にアニメやゲームに出演しているキャストが、楽器を演奏してライブをしたりと、キャラクターとリアルライブがリンクしており、どのメディアでも、コンテンツの持つ雰囲気そのままに楽しめることが特徴だ。今回、ステージに登場した『Roselia（ロゼリア）』は、2017年から本格的な活動をスタートさせ、クールかつダークな世界観とライブとともに、ちょっと抜けた感じのするトーク回しがあったりとギャップでファンを魅了している。
まずは、午後0時15分に『Roselia』が登場。ステージでは、同バンドのキラーチューンな『BLACK SHOUT』や『FIRE BIRD』などの演奏で、観客たちは熱狂。MCでは、キャスト陣はキャラクターになりきり、相羽が「きょうは私たちに会いに来てくれてありがとう」とクールな感じでMCをしたり、なぜかTBSつながりということで『CDTV』の曲紹介のマネごとをキャラクターのまましたりと楽しませる一幕もあった。
続けては、ライブ終演約15分後の午後1時。ライブ衣装のまま相羽がパーソナリティーを務める『ブシロードpresents相羽あいなの大こ～かいRaDiO』の収録を『Roselia』で開催。こちらはキャスト自身の性格を前に押し出し、“TBSラジオさん私達をもっと使ってください！”と題して、キャストたちが同局のほかの番組にもゲストでお声がかかるようにと、自分のアピールポイントをお題に即して1人ずつ披露していくコーナーへ。
まずは、工藤がトップバッター。実はTBSラジオのヘビーリスナーという工藤は「TBSラジオは10年以上聴いています！」と筋金が入っているといい、そこで赤江珠緒がパーソナリティーを務める番組『たまむすび』のこれまでの神回をプレゼンするよう指令が下る。工藤は映画評論家・町山智浩のトークが好きで『たまむすび』の前に2009年から12年にかけて放送されていた番組『小島慶子 キラ☆キラ』を聴きだし、いまに至ることを手短に説明しつつ、番組の魅力へ、「赤江さんのポンコツっぷり」「可愛らしい天然」として赤江の失敗エピソードを次々繰り出し、パーソナリティー同士のやりとりも魅力と付け加え「毎日聴いていて、ものすごくありきたりというかめちゃめちゃ当たり前で、私の中ではあたりまえの番組になってしまって。特別に思える番組だなと思っています」と、熱弁。
続く中島はゲームに対して情熱を燃やしているらしく、ゲーム『龍が如く 維新！』を遊んでいる感想を熱っぽく語る。相羽はといえば趣味の競馬で今月23日出走のG1レースとなるフェブラリーステークスの予想を、『Roselia』メンバーを巻き込んで実演してもらいながら説明。櫻川は出身地の茨城をPRする番組を編成してもらうために、これまで封印していた茨城弁をふんだんに使った温かい感じのコメントをとうとうと語り続ける姿があった。
そのなかで、辛いものが好きという志崎は、激辛お菓子を燐子のクールな感じのキャラクターで食レポすることとなり、「思わずか声がうわずってしまうくらいの、日本で食べて日本のお菓子の中で一番辛いかもしれません。お耳が熱くなってきました」と、さらりとレポート。そこで同じお菓子を相羽が食して友希那としてコメントをすることに挑戦……しようとしたがあまりに辛かったのか、お菓子を口にした瞬間にキャラが崩れ「待って！なにこれ！？あー衝撃！衝撃！！」と、目を見開きメンバーたちも「一口食べただけで瞳孔が開いてる……」と相羽の顔色を心配そうに伺ったが、相羽は「無理無理無理無理！」と、その場でジタバタと“暴れて”しまうほどの辛さに身悶える一幕を見せ笑いを誘っていた。