草なぎ剛「伊集院光とらじおと」生出演!主演映画「ミッドナイトスワン」トランスジェンダー・凪沙の所作は「歌舞伎の女形」な裏話や「訴えかける感情があると思う」とアピール

草なぎ剛「伊集院光とらじおと」生出演!主演映画「ミッドナイトスワン」トランスジェンダー・凪沙の所作は「歌舞伎の女形」な裏話や「訴えかける感情があると思う」とアピール2

 『新しい地図』で俳優・草なぎ剛(46)が16日、生放送のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ、午前8時30分~)のゲストコーナーに出演。今月25日に公開を控える主演作『ミッドナイトスワン』(監督:内田英治/配給:キノフィルムズ)のことをはじめ、プライベートなどさまざまなことを語った。

 『ミッドナイトスワン』は、草なぎ演じる新宿の街で生きるトランスジェンダーの凪沙(なぎさ)と、親から愛を注がれることなくネグレクトされ生きてきた中学2年生の少女・一果(いちか)の間に芽生える“切なくも美しい現代の愛の形”を描く“疑似母子”のオリジナルラブストーリー作品となっている。

 ゲストコーナー冒頭から、本作を観て心を揺さぶられたというパーソナリティーの伊集院光が「すごすぎて超おもしろかった!」と、興奮気味に草なぎに伝えたが、当の草なぎは窓の外を見ていたのか「庭がすごいですね。昔(TBSで)ラジオをやっていて、なんの番組かな忘れちゃったけど、建物の部品が変わらなくて」と、マイペースに話すご愛嬌なやりとりから。

 新型コロナウイルスの影響による自粛期間に何をしていたのかへは、草なぎは以前からたびたび話している愛犬のフレンチブルドック・クルミちゃんが3匹の赤ちゃんを出産した話題を。「人生で1番頑張りました。(出産から)3日間寝なかったので」「10日くらいは眠れなくて。40分おきにミルクあげないといけないという感じで、しばらくしたらあとはクルミちゃんがやってくれると思ってたんです(苦笑)。コロナじゃなかったら、3匹育てられなかったと思って」と苦労したという草なぎだが、実はそのようになると事前に周囲から説明されていたそうなのだが、「あんまり説明聞いてなかったみたいで、『剛くん、それ説明してましたよ』と言われて」と、苦笑い。

 続けて、伊集院が『SMAP』時代と『新しい地図』となってからの活動の違いについて問うと、「環境がまったく違くなったので、SNSの発信が大きいですね」という草なぎ。では、本日も生放送に出演するためSNSを更新しているのかというと「SNSでツイートバンバンしようと思ったら、携帯忘れちゃって(苦笑)。きょう朝起きたらテンションバリバリ高い私を投稿しようと思ったら忘れちゃって」と、ちょっと抜けた一面も生披露。

 そのSNSと自身については、「いろんな層の方が応援してくれているというか。リアルタイムにつながっている感じがするんです。昔は写真を撮って、しばらくしたら掲載とかだったんですけど、撮ったら自分で載せたりするので、情報が流れていく。すごくスピーディーになりましたね」と、実感を語った。

 そして『ミッドナイトスワン』の本格的な話題へ。草なぎは「台本を読んだときに、この役は難しいなと思って。でも、読み終わったときに涙があふれて感動していたんです。この台本の持つエネルギーが素晴らしいなと思って。読んだときはプレッシャーで、できるのか?とか観客のみなさんに伝わるか不安だったんです。それで、一旦伏せて寝ようと。次の日起きたときに、寝たせいもあってかプレッシャーよりか、この役を演じたい……演じたい!という気持ちが高まってきて、作品のエネルギーみたいなものに突き動かされて、演じきれたというか」と、オファーから気持ちが固まっていくまでの心情を説明。

 決定してから実際に演技するまでに、「監督がどんどん資料を送ってくれたり、トランスジェンダーの方とミーティングさせてもらう機会とかがありまして、自然な形で役作りできまして。あまり考えてもできる役じゃないなとちょっと直感的に思ったのですが、みなさんが乗せてくれて。できたんですよね(笑)」とも。

 伊集院は、本作での凪沙の所作が「行き届いてるよね。歩き方とか、腰の曲げ方とか」というと、その部分の役作りへ、「You Tubeが好きで歌舞伎の女形を観てたりとか、そういうのはあるのかなって。衣装さんやメイクさんが作ってくれると自然となれたり」という草なぎ。そこで伊集院が「ちょっと天才なんでしょ?」と振ると、草なぎとしては「みなさんに褒めていただいているのですが、でも、僕としては何も考えていないというか……『いろいろ研究したんでしょ?』と言われるんですけど、ちょっと布団の中でYou Tubeを観ていただけで」と、あっさりといった感じで返していた。

 ちなみに、ボールを拾うという所作の部分を細かく話すこともあり、「あえて女性っぽくしすぎてやりすぎちゃうと、こういうのってクサくなるんじゃないかなと思って。だから、本当に何もしないのがいいなと思って。それに、失敗したら舞台じゃないから、もう1回できるじゃないですか。でも、監督も何も言わないので、ふわーって感じでどんどん進んでいくんですよ」とも語っていた。

 そんなトークが盛り上がった本作だが、伊集院は「俺が保証する!観に行った方がいい!俺は胸を張ってこの映画は面白いと」「出てくる人が多いわけじゃないですけど、それぞれに心の見せどころがあって、人間って大変だなと思いました。みんな大変だよ。俺も大変だよ。でも捨てたものじゃないって」と、たたえ、草なぎも「嬉しい!伊集院さんの太鼓判ですね」と、声を弾ませる。

 草なぎも「R指定がついてないので、家族で観に行ってほしいなって。僕も凪沙も目茶苦茶大変ですけど、みんないろいろなものを抱えていて、生きていかなきゃいけないという、訴えかける感情があると思うので、年齢問わず観て頂ければ引っかかるものはあると思いますね」と、語っていた。

 なお、この放送の模様はradikoのタイムフリーにて1週間限定で楽しめる。

 ■STORY
 故郷を離れ、新宿のニューハーフショークラブのステージに立ち、ひたむきに生きるトランスジェンダー凪沙。
 ある日、養育費を目当てに、育児放棄にあっていた少女・一果を預かることに。
 常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。
 理解しあえるはずもない2人が出会った時、かつてなかった感情が芽生え始める。

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