Snow Man国立新美術館で実写映画初イベント開催で雪紋入り紋付き袴姿で和気あいあいトーク!「滝沢歌舞伎」マナー映像の存在明かし向井康二「自分は悪役を演じている」【ロングレポ】

Snow Man国立新美術館で実写映画初イベント開催で雪紋入り紋付き袴姿で和気あいあいトーク!「滝沢歌舞伎」マナー映像の存在明かし向井康二「自分は悪役を演じている」【ロングレポ】1

 アイドルグループ『Snow Man』の岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が24日、東京・国立新美術館で『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』(監督:滝沢秀明/配給:松竹)完成記念イベントを開催した。

 ジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を務め、2006年より多くのファンに愛され続けてきた舞台『滝沢歌舞伎』。昨年は『滝沢歌舞伎ZERO』として、新たなステップを登っているが、劇場作品化されたものとなる。日本の芸術文化の育成と芸術発信拠点となる同所でのイベント開催は、実写映画のイベント初となる。

 『Snow Man』のメンバーは本作の世界観を表す最高の「和」のエンターテインメントに相応しい和装として雪の紋が入った紋付き袴で登場。まずはそれぞれのあいさつからイベントが始まった。

 今年のコロナ禍の影響により当初の舞台公演から一転、映画としての製作が決まったことに対して岩本は「純粋に映画になるんだと嬉しかったです。舞台を楽しみに待ってくれているファンに悲しい思いをさせるだけでは終わらせない。映画ではどう届けられるんだろうとワクワクしました」と、コメント。深澤は「舞台が中止になったのは悲しかったです。でも、映画になることにより多くの人に見ていただける。この映画はたくさんの人に笑顔や勇気を与えられる作品になっています」と、想いを語った。

 そして、本作で初めてメガホンを取った滝沢監督についてラウールは「舞台では演出をやっていらっしゃって、今回は監督で。周りのスタッフさんと連携を取っていました」と、撮影時の様子を答えると、向井は「監督は自由に伸び伸びとやらせてくれましたね。ちゃんとコミュニケーションも取れていて、初めての監督にしてはちゃんとできていましたね!(笑)」と、冗談交じりに評価をコメント。これに、メンバーから「どこ目線だ!」との声が飛び、会場は和気あいあいとした雰囲気になった。

 また、印象に残っているシーンを聞かれた阿部は「日光江戸村でロケをした“鼠小僧”のシーンです。舞台上で演じるのではなくて、ロケで撮影をしたのでより物語に入り込める面白さがありました。笑いどころもたくさんあるのでリラックスして観てほしいです」と、肩の力を抜いて見られるシーンなのだとか。目黒は「たくさんやった殺陣のシーンです。殺陣の撮影中にカメラマンさんが僕たちの間に入って撮影をしているので臨場感がありました。普段では見ることのできない『滝沢歌舞伎』の臨場感に注目してほしいです」と、スタッフも入り混じっての裏話を披露した。そして、宮舘は「歌いながら踊った“組曲”ですね。雨に打たれながら撮影をしていて、舞台では見ることのできないような、映画ならではのシーンになっているので注目してほしいです」と、熱弁を振るった。

 そして、完成した本作を新橋演舞場で鑑賞したという『Snow Man』メンバー。その中でも渡辺は「映画の良さがしっかり出ていて、観た後にすごい満足感がありました。生ものの舞台では客席からの視界に限界があって、映画ではそれをしっかり超えています。これまで舞台を見てきた人にとって『この角度から見たい!』という気持ちがあったと思うので、今回の映画ではその期待に応えられるし、みんなに優しい作品になっていますね」と、さらなるポイントを。続いて佐久間は「舞台でやっていた生の熱量が伝わるか分からなかったけど、映像をチェックして『凄いな!』って。映画の枠組みを超えている作品だなって思いました。本当に見なきゃ損です!」と、猛アピール。

 そんななか、岩本は「気がづいたらサーっと涙が出てきていました。映画だからといって構えずラフに観てほしい。完成した映像を観て本当に嬉しかったです」と、心震えるものがあったそうだ。深澤は「前半は見入っちゃうシーンがたくさんあって、後半は笑えるシーンが多くあるので、スクリーンに笑い声があふれます!公開されたら渋谷に観に行きます!(笑)」と、後半の展開も話していた。

 ラウールも「映画として芝居をしたのが初めてで、主演も初めてだったので、凄い貴重な経験をさせてもらえたなって感動しました」と感謝し、向井は「以下同文です(笑)。見どころが盛りだくさんです!いろんな映画のジャンルを見ている感じなので、どのシーンがオススメか選べないです!全部オススメです!」と、熱を込めると、目黒は「映画に出るのが初めてでした。自分が大きいスクリーンに出ているのが不思議でした。映像も綺麗で臨場感が凄くて、舞台を観ているような迫力もあって凄く楽しめました!」。阿部は「見どころ盛りだくさんなんですけど、舞台と違うのは滝沢監督から『ここはカメラ目線をしてOKだよ』って言われて、大画面でぼくらのカメラ目線が見れるというところには注目してほしいです!」と、ピンポイントでの見どころを語った。

 宮舘は「今回は凄くたくさんいろんなことを考えて撮影に挑みました。自分たちの成長を映像として見せていけるのかと思いながら完成した映像を観させていただきました」と、振り返った。

 さらに、本作では演出・滝沢監督、出演『Snow Man』による「滝沢歌舞伎オリジナル 映画鑑賞マナー映像」が制作されイベント会場で初披露されました!制作された経緯を松竹の新垣プロデューサーは「本作は10月から特別上映が始まって、いよいよ12月4日に全国公開を迎えます。映画館に来てくださる方をメンバーそれぞれの個性が出ている楽しい特別映像で迎えたいです」と特別映像に込めた想いを語り、今回披露された映像以外にも「“手洗い・消毒”など今の時代ならではのマナー映像となっているので楽しみにしてください!」と、ほかにも用意していることを明かす深澤。

 マナー映像ではメンバー全員が「鼠小僧」の衣装であることに対して向井は「僕のアイデアです!(笑) 嘘です。滝沢監督のアイデアです。自分は悪役を演じているので、特別映像で笑顔を見せることができて楽しかったです」とさらりと予告すると、「ここでしか悪役の笑顔は見れないですよ」と、深澤が向井をアピールしていた。

 今回披露されたマナー映像は映画館用の特別映像となっており、本作の上映前に数種類のマナー映像が週替わりで上映されることが予定。そのことについて阿部は「本編の前に見ることができて、数パターンあるので週替わりでぜひコンプリートしていただきたです!」と、話していた。

 最後にラウールは「『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』という作品を多くの方に知ってほしいです!よろしくお願い致します!」と、あいさつし、岩本は「本当にたくさんの方に笑顔を届けられる作品だと思います。僕たちのエネルギーが形を変えて多くの人に届いてほしい。マナーを守ってぜひ、劇場にお越しください」と、力強くあいさつしイベントは幕を閉じた。

 イベント後の囲み取材で【今年の漢字】を聞かれた岩本は「今年はいろいろなことを感じることが多くて、初めて感じることもたくさんあって、多くの人に感謝する年でもありました。そして僕たちのパフォーマンスを体感してほしいということで『感』です」と3つの『感』が詰まった年だったそうだ。

 最後に『Snow Man』メンバーからファンに向けて「究極の和のエンターテインメントになっているので、今まで舞台を観てくださっていた方も凄いと思ってくださるような作品になっています。ぜひ劇場でよろしくお願い致します」と、締めくくっていた。

 『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』は12月4日上映予定!

 ■『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』概要
 Eternal producer:ジャニー喜多川
 監督:滝沢秀明
 振付:五関晃一(A.B.C-Z)
 出演:Snow Man (映画単独初主演)、岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介
 佐藤新、影山拓也、鈴木大河、基俊介、椿泰我、横原悠毅、松井奏、小田将聖/ジャニーズJr.

 ※記事内画像は(c)2020「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」製作委員会

 ※初稿にて誤表記がございました。お詫びして訂正致します。

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