“イコラブ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『＝LOVE』の大谷映美里（22）、大場花菜（20）、音嶋莉沙（22）、齋藤樹愛羅（16）、齊藤なぎさ（17）、佐々木舞香（20）、佐竹のん乃（22）、髙松瞳（19）、瀧脇笙古（19）、野口衣織（20）、諸橋沙夏（24）、山本杏奈（22）、お笑いタレント・永野（46）が1日、都内で8thシングル『青春“サブリミナル”』新曲発表会を開催した。
先月25日に『青春“サブリミナル”』をリリースし本日発表の『オリコン週間シングルランキング』とビルボード発表の『週間シングル・セールス・チャート“Billboard JAPAN Top Singles Sales”』で1位を獲得する反響を得ている本CD。プロデューサーを務めている指原莉乃が作詞を担当していることや、休養から復帰した髙松が3作ぶりにセンターを担当することもファンを楽しませている。
イベントでは、メンバーが登場して自己紹介した直後に、永野が登場し、いきなりテンション高く『ラッセン』ネタを披露。開始3分でカオスな雰囲気となったが、メンバーたちは爆笑しながら楽しむ姿が。さらには、『ラッセン』ネタの振りをレクチャーされ全員で『ラッセン』ネタを披露し、大盛りあがり！ちなみに、なぜ永野がゲストとなったのかは、『青春“サブリミナル”』に青という文字が入っており、永野の衣装が青だったということでゲストとなったことも明かされた。
その後も、たびたび永野が『ラッセン』ネタをぶっこんだが、イコラブメンバーたちもノリノリで乗っかり、「ラッセンが好き～！」と全員で息を合わせて絶叫したりと、どんどんクオリティーがあがっていく姿を見せていた。
楽曲名にもある「青春」にちなんだメンバーの青春時代の思い出をトーク。音嶋へ振られた際には、「私あまり友達もいなくて」と、下を向きかけていたが、佐々木が、「実は10代のころは青春を感じたことないんです。でも、今感じていて、メンバーたちと一緒にジャンプして、写真撮ったりして、それで泣きそうになって」と、いまメンバーといることが青春としみじみ。佐竹は、「私はすごい青春してました。中学2年生のときに憧れていた先輩から第2ボタンをもらいました」と、憧れがかなったといえば、齋藤樹愛羅は「中学のときに、友達と教室の中で鬼ごっこしました」と、目をキラキラしながら話したりと、メンバーそれぞれといった様子だった。
イベント中盤には、「学校の帰り道、別れ際に一言」と青春シチュエーションに合わせた胸キュン一言をメンバーたちが言い、永野を誰が1番キュンとさせられるか“選手権”も開催。1回目は佐々木、大谷、髙松が言うこととなり、「永野くんおはよう偶然だね。永野くんに会いたくて、いつもと違う道で来たんだ。一緒に行こう」（髙松）、大谷「あー、寝癖ついてるよー。永野くんたら、私がいないと、なーんもできなんだから」（大谷）、佐々木「あー長くのそんな速度で歩いてたら遅刻するよー！はしれー！」（佐々木）と声を可愛くして告白。結果は髙松が勝利し、再び同じセリフを言うことも。
コーナーは続き、永野から「放課後教室で、居残りして課題をやっている惨めな永野くんを見てひとこと」とリクエストがあり、齊藤、野口、諸橋がセリフを考えて挑戦。「あっ、永野くん2人っきりになっちゃったね。それ、宿題なんだ。私頭いいから一緒にやってあげようかな。私に大好きって言ってくれたら、一緒に宿題やってもいいよ」（齊藤）、「次の問題解けたら私の秘密1つ教えてあげる」（野口）、「（先生役という設定で）あっ永野くん『ラッセン』の絵を描いているの？上手だね。でも、次はピカソを描いてもらっていいですか」（諸橋）とそれぞれ話す。これに、小悪魔だったうえ宿題を手伝うことが青春っぽいということで齊藤が勝利することとなったが、永野は諸橋のセリフにご立腹で「もう退場してもらっていいですか！あまりにも軽いネタのイジり！ブレイクしたときに、出席したパーティーの社長さんとかからされたイジりですよ」と、トラウマに触れてしまったようで、諸橋もひたすら苦笑いだった。
イベント終盤には、気を取り直して来年1月に日本武道館公演を開催できることPRが。髙松が「ずっと夢だった、イコラブの日本武道館に立つことができます。みなさんにとっても、私たちにとっても最高最強の思い出になるようにしたいと思います」と、メッセージを寄せる。そんななか、前日30日に誕生日を迎えたキャプテンの山本へメンバーたちがサプライズバースデーを敢行。会場にはバースデーソングが流れケーキが運ばれてきて山本は「本当に驚いているのですが、幸せです。武道館は永野さんの『ラッセン』ネタよりも汗をかけるように頑張ります！1年間頑張っていきたいと思います」と、抱負を。そのまま終了の感動的な流れ……かと思いきや、永野が本家のラッセンネタを披露し最後の最後まで大爆笑となっていた。
終了後には、記者との質疑応答が行われ、流行語大賞が同日発表ということで、グループ内での流行語について質問が飛ぶと、野口は本シングルのカップリングに『しゅきぴ』という楽曲があり、これは佐々木が「使いやすいです」と、メンバー間でも使っているのだとか。
さらに、本シングルから復帰した髙松へいまの心境を問うと、「正直1年お休みをしていて心配でしたけど、イコラブのメンバーも1年前と同じように接してくれたし、私も1年前と同じブランクを感じさせないように努力していたので、いつものイコラブに戻ってこれたなと思っています」といい、プロデューサーの指原からは、「復帰が決まったきっかけが指原さんとの連絡だったんです。連絡を頂いたときに、もしよかったら復帰させてくださいとお話したら、『瞳の入っている体で曲作り始めるね』と言ってくれて。最後のひと押しを指原さんにして頂きました」と、感慨深げ。
ほかにも、年末一緒に過ごしたいメンバーはとの問いかけに、大谷が諸橋を指名。大喜びする諸橋を尻目に大谷は「年も近くて、結構2人でご飯に行くことがあるのですが、（諸橋が）泣きながら話しているんです。年末年始ということで、しっぽり行きたいなと思って。思い出を語ろうかなって」と、思い浮かべることもあった。
