菅田琳寧 ダンカンからたけし軍団での修行呼びかけられ「考えさせて頂きます」!?阿達慶とは「構築し合いながら頑張りました」【会見ロング・後編】

菅田琳寧 ダンカンからたけし軍団での修行呼びかけられ「考えさせて頂きます」!?阿達慶とは「構築し合いながら頑張りました」1

 【前編(菅田琳寧 初主演舞台は「アクロバットとか筋肉を使う動きを封印」!10年黒髪&ピアスを開けずにキープしていたワケとは?)より】

 ――早乙女友貴さんへお伺いします、初共演の菅田琳寧さんの印象はいかがですか?
 早乙女:ものすごい、真面目な方だと思います。
 ダンカン:(小声で)真面目だわ。
 早乙女:たぶん、みんなそう思っていると思います。本当に熱心で、けいこが終わった後も演出家の方へ分からないところを「教えてください」と、素直に言って、ずっと台本にメモしているので、ほぼほぼ台本じゃなくなっている感じがしています。メモ書きで埋まっているような。それくらい真面目な方です。

 ――菅田さんが演じる役は正反対のちゃらんぽらんな性格ですが全然違うんですね?
 菅田:そうですね(苦笑)。いろいろ難しいんです。ちゃらんぽらんとか女好きって、どう表現したらそう見えるんだろうと思って。そこは、たくさん聞きに行きましたね。けいこが終わって短くて30分、長くて1時間くらい演出家の方を帰らせなくて、「話を聞いてください」という日々でした。

 ――ダンカンさから役作りのアドバイスは?
 ダンカン:いや、俺は、アドバイスできるような立場じゃありませんから。ちなみに、僕も三味線を弾かせて頂きますけど、あらかじめ言っておきますけど、僕のはエア三味線です。それだけは分かってください。琳寧くんはみんなが口をそろえて言っているように本当に真面目です。真面目、忍耐強い、そして決して諦めない。なんか近くで見ていると、台湾の福原愛ちゃんの家庭生活を見ているようです。本当に一生懸命なんです。演出の樫田さんと、けいこ中に「ここどうするんですか?」と、2人でずーっと突き詰めちゃって。演出の方もそれだけ嬉しいんでしょうね。俺その間パチンコ行っちゃいましたもん。そのくらいすごいんです。なんでそんな真面目なの?
 菅田:いやー、それはそれは尊敬する『KAT-TUN』の上田(竜也)くんがそういう方なので……。
 ダンカン:あまり真面目すぎるのも良くないですよ。芸能界で長くやっていくなかには、ふざけるというわけではないですけど、ちょっとラフなところもあったほうがいいので、今後のことも考えて、たけし軍団で修行ですね。
 菅田:(笑)
 ダンカン:バンジージャンプから始めますね。
 菅田:わかりました。考えさせて頂きます。
 記者:その受け答えがもう真面目ですよね(笑)
 一同:(笑)

 ――日比美思さんは2人の男性から恋焦がれられる役ですが、役柄としては菅田さんの演じている手塚良庵と早乙女さんの演じている伊武谷万二郎、役柄としてはどっちを選びたいとかはありますか?
 日比:えー!?魅力的なお2人に思って頂けるのは嬉しくて恐縮です。原作の2キャラクターが本当に魅力的で、それをお(菅田と早乙女の)2人が演じることで、魅力的なことによってすごいことになっています。舞台をぜひ、お2人の魅力を踏まえながら楽しんで頂きたいです

 ――で、どちらにされますか?
 日比:えっと、1週間待ってもらっていいですか……。
 ダンカン:絶対、早乙女くんの方がいいって!真面目すぎてしまうから。ラフな感じだけど、男が惚れるような感じで、めちゃくちゃ格好いいんだよ。そこだけ、CG使っているんじゃないかというくらいの殺陣やってますから。

 ――日比さんにとって念願の時代劇なんですよね。
 日比:時代劇にずっと出演したいと思っていて、小さい頃はお母さんと一緒に『水戸黄門』を観て過ごしていたので、時代劇に出ることがずっと夢で。ピアスも開けずに、いつか、いつかって思っていたものが、念願かなってやっと!という気持ちです。
 ――そこは菅田さんと一緒ですね。
 日比:そうですね。私もお着物を着て、母に写真を送りました。

 ――阿達慶さんは、初演技・初舞台ということで、いま見ているだけでも緊張が伝わってきていますが、少し落ち着かれましたか?
 阿達:最初に比べたら緊張が和らいだ感じがする……と、思うんです……思います。でも、まだ緊張している部分はあります。

 ――これまでのけいこの手応えはいかがですか?
 阿達:太田役を演じる人が阿達慶で良かったなって思ってもらえるように頑張ります。
 ――役はお医者さんの役ですよね。
 阿達:お医者さんの中でも、上に先生がいて、良庵さんがいて、僕がいるという見習いの下っ端の役です。(ジャニーズ)事務所の方でも、割と最近入ったので、そこと通じる部分も結構あって……あります!
 ――菅田さんに相談したりとかはありますか?
 菅田・阿達:(お互いうなずく)
 菅田:2人のシーンが出てくるのですが、そこは構築し合いながら頑張りました。

 ――阿達さんも初めて日舞をされるんですか?
 阿達:少しやります。
 ――大変なところはありますか?
 阿達:(阿達自身)声があまり出なかったので、声を出すところと、セリフを言っていないときでも観られているので、セリフを言っていないときの演技が、すごい難しいです。
 ――頑張ってくださいね。
 阿達:はい、頑張ります!!

 ――太田将熙さんは兄弟子役ですよね。
 太田:はい、そのとおりです。いま、慶ちゃん(阿達)が言っていたように、はじめは本当に声が出ていなくて、演出の樫田さんから、けいこ初日とかにも、「返事でも、もっと大きく」と言われていたのを見たので、毎日、けいこ前に滑舌の練習とか、発声の練習をしていて、気づいたら、まったく問題ないくらい声が出るようになっていて、兄弟子としては、単純に感動していましたね。その台本に滑舌の表がくっついていて、めちゃくちゃ可愛いんですよ(笑)。本当にけなげで。琳寧もそうだという話が出ていましたけど、慶ちゃんもすごい真面目だなと思ったし、毎日、この座組で樫田さんの演出を受けて。ときには、つらいダメ出しもあったと思うんですけど、そこにも負けないように毎日、戦っていましたね。

 ――お客さんに観てほしいところはありますか?
 菅田:いまこの時期と重なる部分というのがあるんです。この作品を観て、ちょっと重いかもしれませんが、命の大切さとかをあらためて考えて頂けたら、僕たちは幸いでございます。

 ――事務所の先輩に相談したりとかはしましたか?
 菅田:きのう(『KinKi Kids』の)堂本光一くんと、上田竜也くんに、明日初日を迎えますというご連絡をして、2人から「頑張れ!」とメッセージを頂きました。

 ――具体的に何かありましたか?
 菅田:光一くんからは「おめでとう!頑張れ!」と頂きました。上田くんは本当は初日に観に来てくださる予定だったんですけど、ちょっとスケジュールが合わなくて来れないんです。でも、「ステージに立って、スポットライトが当たって、お客さんが入れば、お前がスターだから堂々とやれ」と言われたので、その言葉を信じて、きょうは堂々とやっていきたいと思います。

 舞台『陽だまりの樹』東京公演は5日から14日まで東京・ヒューリックホール東京にて、大阪公演は27、28日に大阪・梅田芸術劇場 シアタードラマシティにて上演予定!

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