（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
声優・大塚明夫、アイドルグループ『嵐』相葉雅紀が11月16日に東京・TOHOシネマズ日比谷で映画『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』（監督：まんきゅう／配給：東宝映像事業部）完成披露試写会にまんきゅう監督とともに登場した。
モルモットが車になった“モルカー”たちがいる世界で、癒しあり、友情あり、冒険あり、ハチャメチャアクションありで人気を博したストップモーションアニメ『PUI PUI モルカー』。2021年にTV放送され、大きな話題となり2022年に新シリーズも公開されている。本作はCGアニメーションでの完全新作となっている。
大塚が演じるのはニンジン農園「わいるどはぁ～と農園」の農場主役。ドジな性格で行方不明となってしまったモルカー・ドッジを探すドライバーという役どころにもなっている。作品からのオファーが来たときに、モルカーを自分がやるのかと思ったそうで、そのときに感じた声をこの場で表現するよう無茶振りがされ、ダンディな感じの声で「PUI PUI」と発して笑いを誘うことに。
また、相葉は劇中では野菜を食べずに24時間働くAI（あい）モルカーが現れ、ドライバーたちが次々と最新鋭のAIモルカーに乗り換えていくという出来事が起こる。相葉はこのAIモルカーを開発したベンチャー企業・メニメニアイズカンパニーのCEO役を演じた。そんな相葉について、共演前の印象へは「一流のオーラを身にまとっていて、こういう歩き方をしていて」と、オラついたような歩き方をして、相葉はそんな歩き方をしないと言いつつも、同じ歩き方を披露して観客を爆笑させる。そんなやりとりも見せつつ、大塚は「皮膚感覚としていい人だなっていうような感じがしました」と評していた。
ちなみに、そんな相葉と本作で初共演になったそうだが、その後、仲良くなり、相葉は「昨日も一緒にご飯食べてました」と、距離も近くなったのだとか。そんな相葉からすると大塚は「この映画のときは、かけあいとかはできなかったんですけど、とりあえず飛び込んでいけば、その世界に引っ張ってくれる安心感。それと、声だけじゃないところが声だけで背景が見えちゃうんです。そのお芝居を一緒に居て勉強させてもらっています」と、師のようにあおいでいるよう。
さらに大塚が自身のことを「大人になりきれてないところがあって、ふざけたくなったり、そういうのはどうしても抜けなくて」と話していると相葉は「大塚さんの風貌でチャーミングなことするから余計だと思ってびっくりするみたい。最初びっくりしました」と、分析を披露しつつ、相葉自身はそのギャップに「慣れました」と、笑っていた。
その後クイズコーナーも開催され、声を聴き分ける問題では、大塚がその前の問題の音声から分析して正解を引き当てる職人技を見せるなど、ステージを盛り上げていた。
映画『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』は11月29日より全国公開！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
