岩本照 Snow Man「モエカレ」感想に感激【8人コメ有】

割ると分かっていてもビックリしたという岩本

　アイドルグループ『Snow Man』の深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が23日、東京・丸の内ピカデリーで開催されたメンバーでリーダーの岩本照主演映画『モエカレはオレンジ色』（監督：村上正典／配給：松竹）大ヒット御礼舞台あいさつへ向けサプライズのメッセージ動画を贈った。

　本作は少女マンガ誌『デザート』（講談社）にて2016年から漫画家・玉島ノン氏が連載し、現在11巻まで刊行されている同名作で通称“モエカレ”ともいわれている作品。ぼっちのJK・佐々木萌衣（生見愛瑠）が好きになったのは、超シャイで真面目な消防士・蛯原恭介（岩本）。彼との出会いをきっかけに、どんどん前向きになっていく萌衣。蛯原もそんな萌衣に徐々に心を開いていくが、不器用な2人の恋はなかなか進まない……。そんな中、恋のライバルが現れ――。なお、『Snow Man』は本作主題歌『オレンジkiss』を担当している。

　イベントでは事前に映画公式SNSへ寄せられた“モエキュンベストシーン”をランキング形式で発表。この終盤、『Snow Man』メンバー1人1人からのメッセージが約8分ほどにわたって上映されていくこととなった。

　トップバッターとなった佐久間は画面の下からぴょこんと飛び出してくると、「照！イエ～イ！」と、ニコニコ。「いやー、照、こちらはサプライズになっております。『モエカレはオレンジ色』公開おめでとうございます！公開されてから期間も経って、すごいいろんなところで聞くので、今これを観ている、会場・ライブビューイングで観ているみなさんもありがとうございます。うちの岩本照が主演ですので、本当にありがたいです。村上監督もいらっしゃいますよね。撮影中とか大変だったと思いますけど、うちの岩本照がお世話になりました。ありがとうございます。本当にありがとうございました。そして照、俺はすごい嬉しいよ！照の主演の映画をみんなで観れて感動したし、泣けるシーンもいっぱいあって、照っぽさみたいな不思議な空気感を作るのがうまかったし、そういうのもいっぱい出てたし、照のいいところいっぱい出てた！いっぱい話したいけど！もう時間ない！バイバイ！（笑）」。

　2番手のラウールは黒の衣装で登場。「『モエカレはオレンジ色』公開おめでとー！観させてもらって、胸キュン要素だけじゃなくて、命のことを考えさせられる感動する要素がいっぱい詰まっていて、すごく楽しい映画を観られました。本当に良かったです。ファンのみなさんも楽しんで観られると思うので、一緒に盛り上げていきましょう！」。

　3番手は渡辺。「『モエカレはオレンジ色』公開おめでとうございます！僕も拝見させて頂きました。照がとても消防士が似合っていて、男らしくてとても格好良かったなと思いました。そして『Snow Man』は、この映画で主題歌をやらせて頂けるということで、照が『オレンジkiss』という楽曲を連れてきてくれたことも感謝しています。ただ、映画を観ていて1つ気になったところがあるんです。エンディングで消防士のトレーニングを何度かしているシーンがあったんですけど、ずっと同じ箇所を鍛えるものだったんです……ずっと三頭筋の筋トレしかやってなくて、三頭筋しか鍛えてないのかなって。ほかの筋トレしている姿も観たかったです。これダメ出しじゃないですからね、決して（苦笑）。僕はそういう細かいところまで観ていますよと。みなさんもそういった細かいところまで観て頂ければと思っています。では、みなさん楽しんでくださーい！」

　4番手は阿部。「『モエカレはオレンジ色』公開おめでとうございます！照の座長ぶりがすごかったのも伝わってきましたし、キャストさん、そしてスタッフのみなさん、全員が一丸となって作り上げた作品だったなということが伝わったすごい作品でした。そんな作品に主題歌を歌うことでかかわれたことも本当に光栄です。本当に公開おめでとうございます！」。

　5番手の向井になると画面上には誰もいない状態が映し出される。不意に、カメラのレンズの超至近距離で向井が登場し、「どうも！『Snow Man』のみんなの万能調味料こと、塩麹よりも向井康二です」と、おなじみのあいさつ。続けて、「『モエカレはオレンジ色』公開おめでとうございます！うちのリーダー・岩本照さんがお世話になっております。映画をメンバー全員で観ましたが、私事ではありますが、向井康二の演技に涙を流しました。人の悲しい過去を見るというのは1番、胸がグッと来るところでした。岩本さんがこの素敵な作品に出会えたことは、メンバー一同嬉しいことではありますし、岩本さんどうでしたか？撮影中は。ご迷惑はおかけしていませんか？」と、尋ねるようなジェスチャーの後に「ああ良かったです。しっかりしているようで、かまってちゃんな部分もありますからね。公開まだ続くと思いますので、みなさんよろしくお願いします。じゃあ、次のメンバーにバトンタッチしたいと思います。以上向井康でした」。

　6番手は目黒。「『モエカレはオレンジ色』公開おめでとうございます！目黒蓮です。公開してからちょっと時間が経っていると思いますが、僕たちも観させて頂いてキュンキュンしましたし、命の大切さを感じられる、とても素敵な映画だなと思います。それと岩本くんのおかげで、主題歌という形で携わらせて頂いたことすごく嬉しく思っています。そしてキャストのみなさん、スタッフのみなさん、お世話になっております。僕たち自身も多くの方に作品を観て頂けるようにと思っています」というと手を組んで祈るようなポーズをとるとともに、「以上です。ありがとうございました」。

　7番手は宮舘。「『モエカレはオレンジ色』公開おめでとうございます！みなさんいかがお過ごしでしょうか、宮舘です。いかがでしょうか。公開して結構時間が経つと思いますが、たくさんの方々に観てもらえる環境があるということは僕も嬉しいです。映画を作るにあたって消防士ということで、大変だったと思います。そのなかで、僕らの活動もあるなかでの撮影だったので、本当におつかれさまです。これを機に、『モエカレはオレンジ色』の輪を広げていってほしいなと思います。それと会場にいる監督、いつも岩本がお世話になっております。そして会場のみなさんもキュンキュンしたと思います。そのキュンキュンした気持ちを、家に持って帰って、たくさんの人にハッピーな、感情をお届け頂ければと思います。それでは最後まで楽しんでください！バイバイ！」。

　そしてラストバッターとなったのは深澤。「『モエカレはオレンジ色』公開おめでとうございます。どうも、『Snow Man』の深澤辰哉です！公開してから時間が経ちましたが、おめでとうございます。岩本さんがいつも楽しそうに『モエカレはオレンジ色』の話を、これこれこうだったんだよとしてくれていたので、照はこの映画を大事に一生懸命撮ったんだなと伝わってきました。僕も試写を観せて頂きましたが時間があれば、映画館にお邪魔して、みなさんの反応とともに何かちょっと映画を観たいなと思って。普通に泣いたので、映画ではなかなかないんですけど……。久しぶりに泣いたので、いい作品だと思っていますので、より多くの人たちに観てもらえると嬉しいなと思います」と、真面目にコメントしていたがそこから「そしてここで問題です。このシーンはどこでしょう？」と、謎の動きをしだし、それをやりきると、清々しい笑顔で「バイバ～イ！」と手を振っていた。

　8人のメッセージを受けて、岩本の第一声は「えっ、最後の人って誰ですか？」と思わずツッコミ。そんな岩本だがメッセージには感激していたようで、「ちょっと一瞬危なかったですけど、ビックリしました。めちゃめちゃ嬉しかったです。初っ端佐久間というのが来ました。（涙が）目元まで来ちゃいました。1番最後の方はサーって感じでしたけど（笑）。でも、嬉しいですね、サプライズでメンバーからこうやってメッセージを貰える機会もないので」と、感想を。

　ここで司会が「最後の深澤さんのジェスチャーでの再現はなんだったんでしょうね？」と振ると、岩本は「あれ、違う映画の話してるんじゃないですかね（笑）」というと村上監督もすかさず「あれはトップガンですね」と、息ぴったりに話し、岩本は楽しそうに「監督も言ってるんだから、トップガンですよ」と、ぶった切っていた。

　さらに、村上監督はこのサプライズ動画を観て「きょう、ますます好きになりました。泣いたと言ってたメンバーの方がいましたね」というと、岩本は「そうなんですよ。みんな泣いてくれたと言っていたんです。映画を観てくれて、そのときにみんなから、抱かれたり、おでこをぽんぽんされたりして、それくらい、みんなが感極まってくれたという感じで。みんなで作り上げたという愛が伝わってくれたのが嬉しくて」と、大きな反応だったようで、岩本はここでもう1度「嬉しかったなぁ」と、つぶやいて笑顔を浮かべた。

　※イベント別記事
　・岩本照「モエカレ」生演技で羞恥に耐えつつ「恥ずかしかった」
　・岩本照深澤辰哉へ「誰？」！Snow Man「モエカレ」動画