高城れに 涙浮かべる観客に「泣きそうになった」!ももクロ初朗読劇挑戦で小田和正の「たしかなこと」歌唱なども【「表」レポ】

高城れに 涙浮かべる観客に「泣きそうになった」!ももクロ初朗読劇挑戦で小田和正の「たしかなこと」歌唱なども【「表」レポ】1

 “ももクロ”こと『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにが4日、神奈川・横浜アリーナで)『ニッポン放送 ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z!2021「表」』を開催した。

 ラジオ番組『ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo』(ニッポン放送)の番組イベント。前日3日には“裏”が開催され大盛りあがりとなった。

 2日目となる表公演のテーマは、“家族”。1日目の裏公演同様に、垣花正アナウンサーのナレーションからスタート。「ももクロとモノノフもある意味“家族”ではないか。さぁ!始めよう!満開の桜の木の下で、ももクロ家族の、新しい宴を!」という言葉をきっかけに、ステージが開幕した。

 記念すべき1曲目は『笑一笑 ~シャオイーシャオ!~』。メンバーカラーのスーツに身を包んで登場したももクロに向けて、モノノフたちは歓声を送れない分、サイリウムを4色に染めて会場を彩る。この日身に着けた衣装であるスーツは、昨年11月に行われた視聴者参加型配信ライブ『PLAY!』で身に着けていたもの。2曲目『ゴリラパンチ』では、4人が会場に設置された花道を歩き、ファンに直接笑顔を届けに向かった。

 MCタイムでは、久しぶりにファンの顔を見られた喜びを語った4人。感激で涙を浮かべるリスナー、ファンもいたそうで、それを見た高城も「泣きそうになった」としみじみ。恒例の自己紹介では、観客が声を出せない分、手拍子などを使ってファンと盛り上がろうと、百田が新たな提案し意欲的な姿を見せた。

 その盛り上がりを残したまま、3曲目『PLAY!』、4曲目『The Diamond Four』を歌い上げ、再びMCコーナーへ。昨日の裏公演、そして表公演をここまで見続けてきた垣花アナウンサーは「声が出せなくても、(ファンとの)掛け合いがピッタリ!」と称賛を送る。さらに、このイベントのタイトルに「うそつきバレンタイン」とあるように、ももクロに「ウソのような本当の話」を聞くと、玉井は「きょう、あーりん(佐々木彩夏)と同じ香水をつけている」「冬は週2~3回は鍋」など、ファン必聴のエピソードが!

 その“鍋”というワードにちなみ、ここからは「お父さん鍋」のコーナーに。ステージ上に登場した鍋の中に、お父さんにまつわるトークテーマが書かれた「エピソードの具材」が入っており、そのテーマに沿った“お父さんエピソード”を展開していくことになった。

 そんな中、この日のゲストのお笑いコンビ『中川家』が登場。ももクロとは初共演となる『中川家』。ももクロの印象などを明かしつつ、中川家を交えてお父さんのおもしろ話を聞いていくことに。『中川家』が次々に披露する父親にまつわる仰天エピソードがあまりにも面白く、ももクロメンバーは驚きつつも「お父さんに会いたくなりました」と笑いをこらえきれない様子だった。

 『中川家』と別れを告げ、再びライブパートへ。ソロ曲を披露するコーナーへと移っていく。昨日は百田と高城が披露したので、今日は玉井と佐々木の出番。

 まず玉井がステージに登場すると、会場は即座に黄色のサイリウムで染まった。『涙目のアリス』の切ない歌詞をしっとりと、しかし、力強く歌い上げた。佐々木は『ハッピー♡スイート♡バースデー!』を披露。パレードを象徴するようなこの楽曲を、佐々木らしいキュートな振り付けと歌声で熱唱し、ファンを魅了した。

 ここからは、ももクロが初めてとなる朗読劇に挑戦。タイトルは『つけない嘘』。一人暮らしの娘のもとに、父親からの荷物が届く。その数日後、母親の親友と名乗る人物が娘のもとにやって来るのだが、それによって両親の隠しごとが次々と明らかとなる、といったストーリーが展開。家族の大切さを感じられる、胸に響く物語を繋げるように、小田和正の『たしかなこと』をカバー。しっとりとした歌声で会場を包み込んだ。

 イベントは再びライブパートへ。疾走感溢れるロックサウンド『stay gold』を熱唱したかと思えば、そのクールな雰囲気は一変。『ももクロの令和ニッポン万歳!』では楽しい掛け合いを見せつけ、歌詞に“♪みんなの笑顔 会いに行こう”とあるように会場中を回ってモノノフたちの笑顔に会いに行った。

 ラストスパートとして、ももクロの代表曲『行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-』、転調が特徴のももクロ10周年記念ベストアルバムに収録された楽曲『クローバーとダイヤモンド』を披露。そしてアンコール曲『オレンジノート』で締めたメンバーたち。

 最後に、1年2か月ぶりの『バレイベ』の感想を語り、改めてこの2日間を振り返った。久しぶりの有観客ライブに「ライブが帰ってきた!って感じ」と喜びを明かし、「家に帰るまでが『バレイベ』ですよ!」と会場に集まったファンに呼びかけ、4人はステージを後にした。

 また、10周年となる来年のバレイべは2022年2月12、13日の2日間、さいたまスーパーアリーナで開催されることもアナウンスされた。

 ■セットリスト
 M1:笑一笑~シャオイーシャオ!~
 M2:ゴリラパンチ
 M3:PLAY!
 M4:The Diamond Four
 M5:涙目のアリス / 玉井詩織
 M6:ハッピー♡スイート♡バースデー! / 佐々木彩夏
 M7:たしかなこと(小田和正カバー)
 M8:stay gold
 M9:ももクロの令和ニッポン万歳!
 M10:行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-
 M11:クローバーとダイヤモンド
 <ENCORE>
 M12:オレンジノート

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