桜井玲香 今秋上映予定の「シノノメ色の週末」で映画初主演へ!「みんなで一緒に作品を作れたことが不安より、楽しい記憶」で共演に岡崎紗絵、三戸なつめ

桜井玲香 今秋上映予定の「シノノメ色の週末」で映画初主演へ!「みんなで一緒に作品を作れたことが不安より、楽しい記憶」で共演に岡崎紗絵、三戸なつめ1

 女優・桜井玲香(27)が今秋上映予定の映画『シノノメ色の週末』(監督・脚本:穐山茉由/配給:イオンエンターテイメント)で映画初主演を果たすことが19日、発表となった。

 桜井といえば、2012年にアイドルグループ『乃木坂46』一期生としてデビューし、グループ初代キャプテンを務めたことでも知られており、2019年9月に卒業した。卒業後は女優として活動、数々の舞台に出演していることでも知られる。

 作品は、母校である篠の目女子高校の取り壊しが決まり、数年ぶりに集まったシノノメ女子元放送クラブに所属していた3人の女性を描いたもので、大人になりきれない20代女子たちの、等身大の物語を紡ぐ。

 桜井が演じる大月美玲という女性は、高校時代は読モをしていてイケてるグループの中にいた。今は、モデル事務所に所属しているが、仕事は順調とはいえない。性格的に媚びるのが苦手で、黙っていれば可愛いとよく言われるというキャラクターとなる。

 ほか共演者に、高校時代には放送クラブの部長を務め真面目だったが大学時代からはアカ抜け現在は大手広告代理店の子会社で働く「まりりん」こと一ノ宮まり役に岡崎紗絵。写真家を目指していたが挫折し、実家暮らしで教育関連のお堅い事務職をしている廃虚オタクの「アンディ」こと安東雅美役を三戸なつめ。まりりんの仕事仲間で美玲がオーディションを受けたこともある広告代理店のプランナー・上川龍之介役に工藤阿須加。篠の目女子高校最後の学生・杉野あすか役を中井友望、パタンナー・酒井役を山田キヌヲが演じることとなる。

 桜井は今回の起用に、「撮影期間は短くも、とても濃い時間でした。映画初主演、ということでどうなることかと不安もありましたが、やはり周りの方々にたくさん支えて頂き、みんなで一緒に作品を作れたことが不安より、楽しい記憶となりました」と、心情を。

 さらに、「岡崎紗絵ちゃん、三戸なつめちゃんのお2人がとても素敵な方々でずっと笑っていた気がします。映像にもその様子が表れていて、観てくださった方にも伝わるんじゃないかと思います」と、2人に引き出された表情もあるようで、「クラブのメンバーで夜中にスタンバイして東雲を見に行くシーンがあったのですが、とっても力強い光景で感動した事を今も鮮明に覚えています」と、感動の光景もあったという。

 そして、「この映画を観終えた時、フッと肩の力が抜けて楽になった・・・。みなさんにとってそんな作品になれば嬉しいです」と、メッセージを寄せている。

 なお、メガホンは、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』で知られ、本作で長編商業映画初作品となる穐山茉由監督が執る。穐山監督は2019年には、現役プロデューサーが選ぶ将来性のある新人監督に贈られる新藤兼人賞にもノミネートされ注目を集めた新鋭監督としても知られており、監督の持つ会社員と映画監督というダブルワークの経験をもとに、社会で働く女性たちの心理を、独自の目線でオリジナル脚本で描いている。

 映画『シノノメ色の週末』は今秋上映予定!

 ■岡崎紗絵コメント
 女子高生時代に戻ったかのような気持ちで、とても楽しく撮影していました。
 桜井玲香さん、三戸なつめさんとは、すぐに仲良くなれて、お二人ともとてもお話ししやすく、終始和やかな雰囲気の現場でした。
 過去の関係性から大人になった今の関係へ。
 変わったところもあれば、変わらずにいるところもあって、三者三様のキャラクターでみんな違うけれど、放送クラブでの繋がりが強くあったからこそ大人になっても一緒に関係を続けられるのだと思います。
 大人になった三人の関係性の変化は見どころです!
 学生時代に心を巻き戻して青春に浸って観て頂ければと思います。

 ■三戸なつめコメント
 私は、カメラが好きでオタク気質な「アンディ」こと安東雅美を演じさせて頂きました。
アンディは常にワクワクすることを考えている子で、演じていてすごく楽しかったです!
3 人での撮影期間はとても居心地が良くて、本当に学生に戻ったような懐かしい気持ちでした。
 見どころは3人が誰もいない学校で好き放題するところ(笑)
 いけないことしている時ってなんであんなにニヤニヤしちゃうんだろうってくらいみんな楽しそうなので表情にも注目して見てほしいなと思います!

 ■穐山茉由監督コメント
 私自身女子校出身なのですが、平和で力が抜けていて、世間知らずな女子校の独特な雰囲気を今になって愛しく思うことがあります。世間でイメージされがちな女同士のドロドロした戦いからはちょっと距離を置いて、大人になって漠然とした悩みの中にいる元放送クラブ3人の空気感を大切に描きました。主演の桜井さんの持つ真っ直ぐさと器用でいて不器用な人間らしさが、美玲というキャラクターに命を吹き込んでくれました。観てくれた方へ彼女たちの魅力が届きますように。

 ※記事内画像は(C) 2021「シノノメ色の週末」製作委員会

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