Aqours 6thツアー「SUNNY STAGE」開催！降幡愛を高槻かなこさり気なくフォローや小宮有紗“妹”全力応援でバックダンサーから黒子までこなす【Day2レポ・前編】

　スクールアイドルグループ『Aqours』の高海千歌役の伊波杏樹、桜内梨子役の逢田梨香子、松浦果南役の諏訪ななか、黒澤ダイヤ役の小宮有紗、渡辺曜役の斉藤朱夏、津島善子役の小林愛香、国木田花丸役の高槻かなこ、小原鞠莉役の鈴木愛奈、黒澤ルビィ役の降幡愛が6日、埼玉・ベルーナドームで『ラブライブ！サンシャイン!!Aqours 6th LoveLive! ～KU-RU-KU-RU Rock ‘n’ Roll TOUR～＜SUNNY STAGE＞』Day2公演を開催し、ファンと一緒に全23曲で盛り上がった。

　『Aqours（アクア）』とは、大人気となったスクールアイドルプロジェクト『ラブライブ！』の新シリーズとして2015年2月に『電撃G’sマガジン』誌上でプロジェクトが発表。静岡・沼津市の海辺の町・内浦を舞台としたオールメディアプロジェクト『ラブライブ！サンシャイン!!』としてスタートした。以降、アニメーションPV付シングル、各種ユニットシングルの発売、16年7月からのTVアニメ第1期の放送、17年10月からはTVアニメ第2期の放送、19年1月の劇場作品など、その都度話題に。18年年末には紅白歌合戦への出場も果たしている。今回、ナンバリングライブとしては2019年6月に開催された『ラブライブ！サンシャイン!! Aqours 5th LoveLive! ～Next SPARKLING!!～』以来で、今年2月12、13日には愛知・バンテリンドームナゴヤの＜OCEAN STAGE＞にてツアーを幕開けした。

　開演時間となるとシングル『KU-RU-KU-RU Cruller!』PVを再現するように、会場のセットが光り輝くと、ジャケットと同じ衣装でキャスト陣が登場。少し切なめなミドルテンポの同楽曲が、夕暮れ時という時間にマッチしたパフォーマンスからはじめた。

　曲終わりで、伊波から「埼玉のみんな行くよー！」と声をあげると、楽曲『太陽を追いかけろ！』へ。歌詞にあるマーチにかけるように、キャスト陣が一列になってステージの端から端まで歩いて会場をめぐったり、曲中にはメンバーの決めポーズが入ったりと、楽しげな様子を見せる。

　2曲終わったところで、MCへ。同所は5thライブ以来の来場で、前日5日で1000日ぶりに訪れ、本日は1001日にあたるそうで降幡が「0から1だね」と声を弾ませ、場を盛り上げたり、2Daysとも晴れたということで、SUNNYと公演名に入っているからなのかとの声があがったが、「でも、サンシャインとついているし……」との冷静なツッコミも挙がっていた。

　そのままおなじみの自己紹介へ。高槻は花丸の定番のあいさつとなる両腕で大きく丸を作ってから、ふと隣にいてあいさつを終えた降幡を見ると、「ルビィちゃんお名前言ってないんじゃ？」と、降幡をさりげなくフォローする一幕が。その後も諏訪があいさつ中に隣の小宮に抱きついて、小宮が「きゃっ」と声をあげ、その小宮は、シングル『KU-RU-KU-RU Cruller!』のPVにも登場したドラゴンで、公募により名前が決まった“くるるん”がこの日は飛んでいないことへ、強風のためにそうなったと説明もしていた。（後に11曲目『Shiny Racers』と12曲目の『Aqours Pirates Desire』の間のコーナーに飛翔していた）

　7曲目から11曲目まではソロパフォーマンスコーナーに。最初に登場したのはファンシーな衣装に身を包んだ降幡。楽曲『コットンキャンディえいえいおー! 』の歌唱となったが、そのバックダンサーには制服衣装の小宮がつく。降幡が歌唱するなか、小宮はダンサーだけではなく黒子的なポジションもこなし、シマウマと一緒に移動したり、ラジカセの小道具を降幡に手渡したり、シンバルを鳴らしたり、仮面をかぶって再登場したり、ハッピを着てサイリウムを持って踊ったりと、“妹”を息ピッタリに全力で盛り上げる姿を見せた。

　8曲目は高槻による楽曲『あこがれランララン』。黒の三角帽、黒のワンピースに背中は黄色のリボンに箒にまたがって登場する“魔女っ子”スタイルで目を引くことに。9曲目は小林が白のフリフリの衣装と“堕天使”とは真逆のコンセプト、小さなハートステッキを手にトロッコで会場をめぐる。

　麦わら帽子に白のセットアップの諏訪による10曲目『もっとね！』。会場中央の通路の間に立てられたステージでの鈴木による楽曲『Shiny Racers』でコーナーを締めくくった。

　転換中の『君のこころは輝いてるかい？』、『恋になりたいAQUARIUM』、『HAPPY PARTY TRAIN』のインストゥルメンタルを挟んでは本ツアーで着用しているモードな新衣装で全員が登場。“カッコイイ楽曲”ゾーンとして斉藤がセンターで巨大フラグを降るのが見どころの『Aqours Pirates Desire』、ダンサブルなナンバー『Daydream Warrior』、アップテンポでキャスト陣の全力疾走も見られる『スリリング・ワンウェイ』をパフォーマンスした。

　楽曲『届かない星だとしても』ではキャスト同士の関係性を窺わせるような、楽しげな連発をしたりするなか、17曲目はファンに“青ジャン”の愛称でも親しまれる『青空Jumping　Heart』を、“新青ジャン”衣装で披露すると『Wake up, Challenger!!』、『Aqours☆HEROES』のアップテンポの2曲を披露した。

　【後編（逢田梨香子「『Aqours』は7周年も9人で変わらずに」や伊波杏樹と“シンクロ”お辞儀！降幡愛「今度は『Aqours』が『ラブライブ!サンシャイン!!』の物語を」などスピーチも）へ】

　■セットリスト
　M1：KU-RU-KU-RU Cruller!／Aqours
　M2：太陽を追いかけろ！／Aqours
　M3：君のこころは輝いてるかい？／Aqours
　M4：DREAMY COLOR／Aqours
　M5：待ってて愛のうた／松浦果南、黒澤ダイヤ、小原鞠莉
　M6：少女以上の恋がしたい／高海千歌、桜内梨子、渡辺曜
　M7：コットンキャンディえいえいおー!／黒澤ルビィ
　M8：あこがれランララン／国木田花丸
　M9：タテホコツバサ／津島善子
　M10：もっとね！／松浦果南
　M11：Shiny Racers／小原鞠莉
　M12：Aqours Pirates Desire／Aqours
　M13：Daydream Warrior／Aqours
　M14：スリリング・ワンウェイ／Aqours
　M15：HAPPY PARTY TRAIN／Aqours
　M16：届かない星だとしても／Aqours
　M17：青空Jumping Heart／Aqours
　M18：Wake up, Challenger!!／Aqours
　M19：Aqours☆HEROES／Aqours
　M20：涙×／Aqours
　M21：WONDERFUL STORIES／Aqours