逢田梨香子「『Aqours』は7周年も9人で変わらずに」や伊波杏樹と“シンクロ”お辞儀！降幡愛「今度は『Aqours』が『ラブライブ!サンシャイン!!』の物語を」などスピーチも【Day2レポ・後編】

　【前編（Aqours 6thツアー「SUNNY STAGE」開催！降幡愛を高槻かなこさり気なくフォローや小宮有紗“妹”全力応援でバックダンサーから黒子までこなす）から】

　アニメーションPV付きシングル発売の案内や、7周年プロジェクトとして8月11、13、14日に静岡・沼津でファンミーティングの開催などの告知を挟みつつ1人ずつのスピーチへ。

　小林からは『Aqours』が同所をセカンドホームと呼ぶほど親しみがある場所ということに触れつつ、「沼津がホームですけどホームが増えていくというのはみなさんがいるからこそだと思います。これからも『Aqours』は止まらずに駆け抜けて参りますのでついてきてください！」。

　鈴木は会場が外気の入る会場で白い息が出るほど寒いということで「みんな大丈夫？寒いわよね」と、場内のファンを気遣いつつ、「ドームに再び帰ってくることができたのは、10人目のみなさんが待っててくださっているからこそです。『Aqours』ファンミーティングもありますし、再び沼津のホームに帰れるということも嬉しいと思っています。ありがとうございました」。

　降幡は楽曲『コットンキャンディえいえいおー!』の生パフォーマンスができたことが嬉しかったことへ喜びなどを語りつつ、楽曲『君のこころは輝いてるかい?』を引き合いに「『♪今みらい変えてみたくなったよ！』というフレーズを聞いて、『ラブライブ!サンシャイン!!』が『Aqours』の物語を作ってきたけど、今度は『Aqours』が『ラブライブ!サンシャイン!!』の物語を作らなきゃと感じました」と、気持ちを語った。

　小宮は、以前のライブMCでの自身のコメントを引き合いに、「『Aqours』はまだまだ終わりたくないなとお話していたんですけど、こうしてステージに立って、たくさん観にきてくださるおかげで、ちゃんと続いているよと」と感慨深げに話すとともに、目を輝かせながら「いまから7周年で、超久しぶりのファンミーティングもあって、まだまだ勢い止まらず、もっともっと走り続けられたらなって。前回はしんみりしていたけど、もっともっとたくさん楽しいことするぞ！と思ったんです。ありがとうございました」。

　高槻は場内の気温の冷え込みに触れつつ、「心は温かいので全然寒くないです。ルビィちゃんが言ってくれたように、1つずつやりたかったことがかなっていて、風が赴くように、コツコツと幸せを感じています。また、みなさんの笑顔が見れたり、手をつなげたり、私達『Aqours』と会えるんじゃないかなと思います。みなさんと一緒に、『あんなことあったね』『マスクしてたね』と言えるように」。

　諏訪は「私はマジで寒いです」と身を震わせており、「これからまだまだ、ライブをしていきたいし、温かい時期にライブをしたい」と本音を漏らしつつ、新型コロナウイルス禍のため観客の声が出せないことに触れ「みなさんが声を出せるようになる時期まで、そのときまで『Aqours』は頑張ります」。

　逢田も「寒いよね、寒い中ありがとう」と、観客を気遣いつつ、「懐かしい楽曲を歌わせて頂いたと思います。でも、そのときと同じ曲でも、みんなからの見え方も違っていると思って。同じ曲でも切なくなったり、熱い曲でも泣きそうになったり、同じ曲でも時間が経つごとに成長していっているんだなと思いました。私達も2年半でいろいろあったり、心境の変化や変わっていったこともあるけど、でも変わらないこともあります。『Aqours』は7周年も9人で変わらずに。素敵な楽曲を届けていきたいと思います」。

　斉藤は、「6thライブで（『君のこころは輝いてるかい？』で）馬跳びを久しぶりにやったんですよ。やっぱ跳ぶのっていいね、めちゃめちゃ楽しい気分になります。みんなで声を出せない状況だけど、音楽を一緒に楽しんで、この9人でまた“故郷”に帰ってきたいと思います。いまから8月が楽しみです。みなさん楽しみにしていてください」とメッセージを寄せつつ、いきなりカメラ目線になり「油断してただろ！配信のみんなも見てるからな！」と視線を送るお茶目な姿も見せていた。

　伊波は1度その場で回って360度見回してから「とにかく一旦寒いと思います」と、観客に腕を振るようキャスト陣も巻き込んだレスポンスのやりとりをしてから、「ナゴヤドームからツアーをつないできて、完走することができたのは、会場に来てくださったみなさんの愛が『Aqours』をつなげてくれました」と、厚い御礼を。

　ここからさらに、伊波は、降幡が歌唱し小宮もパフォーマンスで加わった『コットンキャンディえいえいおー!』が羨ましかったようで「私もしたかったよ！“えいえいおー！”言いたかったよ！今度あれ9人で出ない？」と言い出すと、キャスト陣もうなずいていたが小宮だけは「ダイヤの役割が……」と、1人“抵抗”することも。

　ちなみに、理由は後日明かされるかもしれないが、逢田は同楽曲のパフォーマンスで大号泣していたことも暴露されることに。そして伊波が自身のスピーチの最後に「伊波杏樹でした」と、深々とお辞儀をすることになったが、なぜか逢田も一緒にシンクロして深々とお辞儀する姿が。これをキャスト陣が「あったまった！」とツッコむ声を寄せていたが、逢田は「うちの伊波杏樹をよろしくおねがいします」と、しれっと話して切り抜け、その後、バラード楽曲『涙×』（なみだじゃない）、『WONDERFUL STORIES』を披露して本編を終えた。

　アンコールではライブTシャツに着替えて楽曲『not ALONE not HITORI』をパフォーマンスし、伊波から「ここで『Aqours』からみなさんにお知らせがございます！」と切り出すと、本ツアーの追加公演『ラブライブ！サンシャイン!!Aqours 6th LoveLive! ～KU-RU-KU-RU Rock ‘n’ Roll TOUR～＜WINDY STAGE＞』が6月25、26日の両日に『浦の星交響楽団』とともに、東京ドームで開催することをアナウンス。テーマソング『なんどだって約束！』が4月13日に発売されることや、オーケストラ生演奏楽曲リクエスト投票の展開、4月30日からは1stから5thまでのナンバリングライブの劇場上映の決定など次々に発表。

　これを受けて伊波は、「2度目の東京ドーム決まりました！」と話すとともに、「これだけにとどまりません！キービジュアルも完成しています」とお披露目して盛り上がっていた。

　（詳報記事：Aqoursが6月25、26日に東京ドーム公演開催発表！キービジュアルもお披露目でキャスト陣から「尊い！」「いつまでも見ていたい！」）

　ラストは、楽曲『SUKI for you, DREAM for you!』を場内にキャスト陣が散らばってパフォーマンスしつつ、伊波から「『Aqours』、必ず格好いい姿を見せます！期待ばかりして待っていてください！東京ドームでお会いしましょう！」と、次につなげるあいさつとともにステージを終えた。

　なお、本公演はアーカイブ配信も行われており、Day.1は5日午後11時から11日午後11時59分、Day.2は6日午後10時から12日午後11時59分までとなっている。

　■セットリスト
　M1：KU-RU-KU-RU Cruller!／Aqours
　M2：太陽を追いかけろ！／Aqours
　M3：君のこころは輝いてるかい？／Aqours
　M4：DREAMY COLOR／Aqours
　M5：待ってて愛のうた／松浦果南、黒澤ダイヤ、小原鞠莉
　M6：少女以上の恋がしたい／高海千歌、桜内梨子、渡辺曜
　M7：コットンキャンディえいえいおー!／黒澤ルビィ
　M8：あこがれランララン／国木田花丸
　M9：タテホコツバサ／津島善子
　M10：もっとね！／松浦果南
　M11：Shiny Racers／小原鞠莉
　M12：Aqours Pirates Desire／Aqours
　M13：Daydream Warrior／Aqours
　M14：スリリング・ワンウェイ／Aqours
　M15：HAPPY PARTY TRAIN／Aqours
　M16：届かない星だとしても／Aqours
　M17：青空Jumping Heart／Aqours
　M18：Wake up, Challenger!!／Aqours
　M19：Aqours☆HEROES／Aqours
　M20：涙×／Aqours
　M21：WONDERFUL STORIES／Aqours