南沙良主演の映画「この子は邪悪」ティザービジュアル解禁で不穏さと危うさを醸し出し細かいギミック多数な仕上がり!特報も不穏シーン多数に

南沙良主演の映画「この子は邪悪」ティザービジュアル解禁で不穏さと危うさを醸し出し細かいギミック多数な仕上がり!特報も不穏シーン多数に2

 俳優・南沙良主演で9月1日より全国公開予定の映画『この子は邪悪』(監督・脚本:片岡翔/配給:ハピネットファントム・スタジオ)のティザービジュアルが16日、解禁となった。

 本作は映画『嘘を愛する女』、『哀愁しんでれら』『先生、私の隣に座っていただけませんか?』などを輩出したオリジナル作品の企画コンテスト『TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017』の準グランプリ作品を映像化。心理療法室を営む窪司朗の娘である花が主人公。かつて一家で交通事故に遭い、司朗は脚に障害が残り、母は植物状態に、妹は顔に火傷を負った。その事故で心に傷を負った花のもとに、自身の母の心神喪失の原因を探る少年・四井純が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は「この人、お母さんじゃない――」と違和感を覚える……。

 南は主人公・窪花役を。花と心を通わせる少年・四井純(よつい じゅん)役を、単独では初の映画出演となるアイドルグループ『なにわ男子』大西流星。植物状態から目を覚ました花の母・窪繭子(くぼ まゆこ)役を桜井ユキ、脚に障害を負った花の父・窪司朗(くぼ しろう)役を玉木宏が演じる。

 公開されたティザービジュアルでは、花を真ん中に、少年・純、母・繭子、父・司朗と共に、顔に火傷を負った花の妹・窪月(くぼ るな)が左右に並んでいるもの。一見、幸せそうに見える家族写真は何故か切り刻まれており、“世にも奇妙な家族の話”というキャッチコピーが、その不穏さと危うさを醸し出す仕上がり。

 また、大胆に切断された写真をよく見ると、無表情の花、笑顔の純と足元のウサギ、対照的な表情が組み合わされた繭子と司朗、マスクの月と手元のぬいぐるみなど、“みんなおかしい”というキャッチコピー通り、作品への想像力を掻き立てる細かいギミックが多数盛り込まれているのも特徴だ。

 さらに、特報も公開。メリーゴーランドに乗る幸せそうな4人の家族が不慮の事故に遭うシーンから始まる。花は心に傷を負ったまま、5年の歳月が流れるが、そんなある日、司朗が植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。「お母さんだよ、目を覚ましたんだ」と嬉しそうに言う父と、母と抱き合う妹を見て、違和感を覚える花。それ以来、父も妹も母もみんなおかしいと感じていた花は、「あの人はお母さんじゃなかった」と純に助けを求め、純も優しい眼差しで「大丈夫だよ、僕がそばにいるから」と花に寄り添うのだが……というティザービジュアル同様、不穏なシーンが盛りだくさんな特報となった。

 また、映画公開に先駆け、7月8日に小説版が徳間文庫より発売する事も決定。映画とは一味違った物語を公開の前に楽しむことができる。

 映画『この子は邪悪』は9月1日より新宿バルト9ほかにて全国ロードショー予定!

 ※記事内画像は(c)2022「この子は邪悪」製作委員会