【平昌五輪】カーリング 女子予選ラウンド「日本vs.スウェーデン」日本逆転で5勝目!藤沢選手「正直負けたと思った」

【平昌五輪】カーリング 女子予選ラウンド「日本vs.スウェーデン」日本逆転で5勝目!藤沢選手「正直負けたと思った」1

 平昌オリンピックは19日、カーリング 女子予選ラウンド「日本vs.スウェーデン」を行った。日本女子代表の「ロコ・ソラーレ(Loco Solare)北見」は、一進一退の攻防が続き、ピリピリとした重苦しい雰囲気の中、第9エンドで2点を奪って4-4の同点に。第10エンドで1点スティールして日本が逆転で勝利。5勝1敗とした。

 リード:吉田夕梨花(24= LS北見)、2nd:鈴木夕湖(26= LS北見)、3rd:吉田知那美(26= LS北見)、スキップ:藤沢五月(26= LS北見)、サブ:本橋麻里(31=LS北見)のメンバー。

 ここまで5勝1敗と調子がいいスウェーデン。日本の後攻で第1エンド。ブランク・エンドとすると、第2、第3エンドをお互い1点ずつ取り合い1-1。第4エンドをスティールされてしまうが、第5、第6エンドを1点ずつ取り合い、第7エンドをブランク・エンドとし、第8エンドに1点スティールされて2-4。日本2点ビハインド。

 最小失点の奪い合いながら、この日の日本はショット成功率もおもわしくなく、2ドスティールを許すなど流れはスウェーデン。ところが、第9エンド後攻の日本が2点取って4-4の同点に。

 しかし、それでもまだ第10エンドは日本が先攻となるため、スウェーデン有利は変わらない状況だった。ところが、スキップ藤沢選手の1投目は、スウェーデンのナンバー1を少しだけ押してナンバー3にすることに成功。(時計の針)10時から11時に日本のストーンが2個ある。これをスウェーデンのスキップは2つ同時に弾きに行くが、出たのは1つだけ。

 藤沢選手の“ラス投”は、日本のナンバー2に当て、スウェーデンのストーンを弾き出すショット。これが決まり、ナンバー1とナンバー2を作ることに成功。スウェーデンの最終投は、日本のナンバー2に当て、中央にロールさせてナンバー1を狙うショット。ところが、このロールが長すぎた!

 藤沢選手の懸命なスイープもあり、停止した位置はナンバー2に。日本が1点をスティールし逆転勝利!

 【カーリング女子順位表】4位までが予選突破
 1 韓国 6試合 5勝 1敗
 2 日本 7試合5勝2敗
 2 スウェーデン 7試合5勝2敗
 4 イギリス 7試合4勝3敗
 4 アメリカ 7試合4勝3敗
 6 カナダ 6試合3勝3敗
 7 中国 7試合3勝4敗
 8 OAR(個人資格ロシア) 7試合2勝5敗
 8 スイス 7試合2 勝5敗
 10 デンマーク 7試合1勝6 敗

 藤沢選手は、「(最後の最後までヒリヒリしました)こっちもドキドキしました。でも最後までいいゲームが出きて、どちらが勝ってもおかしくないような中で、勝てたことが本当にうれしいです。
 (勝てた理由ってどんなところですか?)正直負けたと思ったので、最後の最後にやっぱりアイスの変化に気づけたほうが勝ったと思うので、ほんとうに僅差だったと思います。
 (最後のスウェーデンのショットを待っている時間というのはどんな気持だったんですか?)やるべきことはすべてやったので、これで相手(のショット)が決まればしょうがないなという気持だったので、やりきったという感じです」

 吉田(知)選手は、「(とんな気持で待っていたんですか?)さっちゃんと同じでやることやったので、相手がナイスショットだったらもう、仕方ないなという想い出待ってました。
 (決まった瞬間いい笑顔でしたね)本当は人の失敗で喜んじゃいけないんですけど、諦めなくてよかったなぁと思い、これがカーリングだなというふうに思いました。
 (今日は要所要所で日本コールも起こっていたんですけど、聞こえてました?)聞こえてますし、日本の方からたくさんのメッセージを受け取って、初戦、負けた後に何に励まされたかというと、私自身よりも皆さんのほうが、どういうふうにプレイしたら勝てるかということをいいパフォーマンスができるかということがわかっているみたいで、みなさんの声に励まされて、自分のパフォーマンスを取り戻したなぁと思ってます。
 (これで、日本代表としては初めてオリンピックで5章目ということで、新たな歴史を作りましたけど)私たちは勝ちとか負けとかそこではなくて、この舞台で最高のパフォーマンスを更新することに集中すること。そしたら、もっと記録以上のものが残せるんじゃないかと思ってます」

 藤沢選手は、「(初めてのオリンピックの舞台楽しめてます?)今日、朝の試合負けて、会場に入ってくるときに勝敗のボードがあるんですけど、見なきゃいけない状況なので、勝敗を気にしてしまう時があったので、これがオリンピックなんだなと感じる部分もあったんですけど、氷の上に上がってしまえば、やること同じなので、相手がいいショット決めようとミスしようと、自分たちのアイスリーディングだったり、コミュニケーションに集中することが、やっぱり勝敗よりいいことなんだなと気づけた試合でもありました。
 (とはいえ、決勝トーナメントに向けては、次のイギリス戦が大一番になると思います。イギリス戦に向けて)何が一番大事な試合かっていうのは、全く関係なくて、いまの試合も大事でしたし、全ての試合が自分たちらしい試合ができれば、結果はついてくると思うので、勝ち負けよりも自分たちが氷の上で楽しめるように、みんなで戦いたいと思います」

 吉田(知)選手は、「(吉田さんは?)私もさっちゃんと同じで、勝ちとか負けとか考えて勝てるものでもないですし、何を考えたら最高のパフォーマンスが待っているかというところで考えれば、チームみんなで戦うこと。オリンピックという場所を楽しむこと。その気持ちの余裕が最高のパフォーマンスと私たちの成長につながってくると思うので、明日ももう一段階成長できるように頑張りたいと思います。」


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